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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2022年06月20日

芝生の除草剤

昨日の続きみたいですけど
全然別の話です
今日の現場のお隣のご主人が
「芝生の除草剤って何がいいの?」 って聞きます
「私はあまり詳しくないです。」 としか言えません
ってか全く知りません
笑っちゃうかもしれませんが
私は芝生があまり好きではありません

私の植木屋人生で
先日紫陽花と薔薇は植えた事がないと書きました
芝生は はりますが
お客様に芝生を勧めた事は一度もありません
はらないようには勧めます
東京での修行時代はたくさんはりましたが
独立してから 芝生をはりたいと言われた時には
管理が大変な事を説明して
それでも植えたいと言う方にだけはってます

中には狭い庭を2m2くらいの大きさにいくつかに分けて
それぞれ芝生をはる
間を10cm位空けて そこに防草シートをはって砂利を敷く
なんてプランをもってきて
「いくらかかるか見積もって下さい。」
なんてのがありました

知らないって凄いですね
芝刈り、草引きだけでも大変なのに
砂利なんか敷いたら芝刈り機の刃はボロボロ
刃物は痛むし もう大変

それは止した方がいいですよと話しましたが
納得してもらえません
私は見積もりをお断りしました
別の業者にお願いしたのか その後はわかりません

狭い庭に3tの石を置き
松、梅、台杉、もみじ等を植える図面を自分で描いて
「見積もって下さい。」
というお客様もいました
道路から車庫があってその奥に庭を造ります
面積20m2くらいで
3tの石を入れるのに20tクレーンが必要な場所に据えるようなプランです
「3tの石ってどのくらいの大きさかわかりますか?」
って私は尋ねました
居間の目の前にその石は据えたいそうで
こんなところに3tの石は邪魔ですよ
植木は1本くらいですよって私は言いました
お客様は怒ってました
他に何業者かに見積もってもらったそうで
どの業者もその図面で見積もってきたそうです
私みたいな失礼な業者はいなかったそうです
もちろん 見積もりを辞退しました


私のような業者は少ないと思います
お客様が芝と言えば芝をはり
今流行の木を植えたいと言えば植える
それが一番楽です
  


Posted by ひがし at 22:34Comments(0)ひとりごと

2022年06月19日

日曜日の仕事

現場が忙しいと 日曜日も忙しい・・・
まずは 畑の除草剤散布
完全に日曜日の私の仕事・・・
先週、やりたかったけど 雨で出来なかったので今日
この時期の草の成長はどうしようもなく速い



除草剤は嫌われ者だけど
四反歩の除草は除草剤以外の方法は思いつかない

今日は暑かったので
昼過ぎは請求書を届けたり 集金に行ったり

その後 家の坪庭の水琴窟が少し臭いので掃除
水は風水の基本
水はとってもいいけど それは綺麗にしておかないと逆に最悪になってしまう
落ち葉が溜まると腐ってしまい臭くなる

掃除すると気持ちいい
水琴窟の音もなんか爽やかに透き通った音に聴こえる



昨日のブラタモリで京都の貴船が少し取り上げられた
地名は(きぶね) 神社は(きふねじんじゃ)水は濁らせないそうだ
ところが川は(きぶねがわ)
川になって濁ちゃった
水は汚すなら貯めない方がいい


3時過ぎからまた除草剤散布
しかし一反歩残ってしまった
また 来週の日曜日も除草剤散布か・・・・
  


Posted by ひがし at 22:48Comments(0)ひとりごと

2022年06月05日

紫陽花

自宅の庭の片隅にこの時期目立つ花がある
紫陽花
女房が母に昔贈った鉢植えが根を張り かなり大きくなってきた
品種改良がすすんで昔の紫陽花とは随分変わった花が咲いている
花だけ見るととってもいい花だ



修業時代 東京の庭で見た額紫陽花・・・
これを初めて見た時は感激した
茨城には無かった・・・(はずはないけど)
後で知ったけど額紫陽花が紫陽花の母種だって

ただ 私の造る庭には植える気は無い
植木屋人生46年
これと薔薇は未だに一度も植えた事は無い
花の時期よりも花の咲いていない時の姿の方が庭では大切だと思う
これから先も植える事は無い

京都大原三千院には3度行った事がある
最後に行ったのは7,8年前だと思うけど
紫陽花の庭が作られていた
なんで????? って思った
流行を追うなよ・・・・ って腹が立った

私の考えの方が時代遅れなんだと思う
ただ 自分は自分
自分のスタイルを変える気は無い
  


Posted by ひがし at 22:12Comments(0)ひとりごと

2022年02月14日

五月の古木

超久々の更新になります
直前の投稿が去年・・・・ 12月30日・・・ 超びっくり

そして今日の投稿が先日ネタ 先月29日の話 (笑)

それはさておき
その日の現場の庭はもうかなり古い庭です
昔の庭って五月が多いんですよね
五月って日本庭園の定番ってくらいに多いです

しかし最近人気はありません
私も最近はあまり植えません

ここのお宅の五月は古くて懐の枯れ枝を触っただけでボロボロ折れるくらいです
いいですね
とってもいい
やっぱ定番て
定番になるにはそれだけの理由があるんですね
五月を見直しました




  


Posted by ひがし at 22:23Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2021年12月31日

年の終わりに思う事

昨日で仕事納め
昨日の午前中は3年振りに剪定依頼を受けた赤松
3年空くと凄い事になってます
懐枝は全て枯れて 枯れ枝と赤葉ばかりです





松は比較的寒さに強い木ですが
この時期にこの木を普通に剪定すると
かなりスカスカになってしまい
木は弱ります
最悪枯れてしまいます
春の方がいいですよと依頼を受けた時に言ったのですが
ご主人は出来れば年内にして欲しいと言います

わけしには切るのを極力我慢しろ 我慢しろとしつこく言います





かなり我慢をしました
樹皮をむく事もしません
本来2人手間かかる木ですが
2人で午前中で終わりました
いいのか? 悪いのか半分で終わりました


午後からは自宅のかどにある赤松
これが今年はだいぶ弱っています
古葉が全て赤くなり 殆ど枯れ木状態
赤葉を全てとるだけの作業です
それだけで何とか見られるようにはなりましたが酷い状態です



去年の暮れに撮った写真がありました



全然違いますね
なぜ?????? です

なぜだと思います
これは前にも経験しました
ここは西日を長い時間、強く浴びる場所で
実は以前もこんな風に弱ってしまいました

去年は根の周りを掘ってネニサンソ等を埋め保水性と排水性を向上させ
幹巻きを新しくして
夕方日が陰ってから幹と葉に水をかけて
熱を冷ましました
そのかいあって
樹勢は回復しました
それに油断してしまい
今年は水かけをさぼってしまいました
それの結果だと思われます


午前中の松の剪定を抑えたのは
以前 何年も剪定していなかった松を普通にせんていして弱らせてしまった
そんな経験を何度かしてしまいました
午後の松もそうですが
失敗をいい方向に替えなくてはいけません

経験値とは失敗した数でR
(東造園 迷言集より)

年の終わりに思う話ではなかったですね
年末の出来事でした(笑)(失礼しました)

来年もよろしくお願いします。
  


Posted by ひがし at 17:09Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2021年12月27日

青天を衝け

大河ドラマが昨夜終わった
おもしろかった!!!
渋沢栄一氏の生き方が素晴らしい


今回一番書きたいのが
ドラマでは敵役的に描かれた
三菱の創業者 岩崎弥太郎氏
私は氏の残した業績・・・・
ってか
庭・・・
東京の大名庭園を買って
荒れた庭を整備した
これって
私的には最高の業績で
氏がいなかったら
東京の大名庭園は残らなかったと思う
金の力に物を言わせて買いあさった・・・・
訳じゃない!!!!
庭が好きだったのが一番だと思うけど
文化を守った!!!
決して大袈裟な話ではないと思う

京都に對龍山荘という明治時代の名園がある
これをニトリが買ったそうだ
ニトリ素晴らしい
ニトリが大好きになった
日本庭園(建物も含めて)の文化を守ってくれた

先日のブログでも少し書いたけど
日本庭園は造るのも管理するにもとにかくお金がかかる
だから敬遠されるのかもしれないけど・・・・
ニトリがどんな風に使っているかはわからないけど
迎賓館であり
福利厚生施設であり
なおかつ
一般公開してくれれば最高なんだけどな
いずれにしろ
官が守ってくれればいいけど それも限りがある
岩崎弥太郎氏やニトリのような庭を愛する企業に守ってもらうしか方法はない

私が10年以上かけて造らせてもらった庭がある
個人で持つには限界がある
それをいかに子孫が守るか 守れるか
それを守らせるのは酷だとご主人は言う
今、この庭を残す方法を模索中
私も管理を簡単に出来る方法を模索している

なにしろ昭和の大名人 故飯田十基氏の庭が残っていないという
等々力渓谷に残っている庭を観たけど
出来た当時と 石組みはそのままでも
植栽は全然違っていると思う
管理が一番大切で一番難しいかもしれない・・・
そこに掛けたお金は見えない・・・

下の写真はその等々力渓谷に残る庭です






  


2021年12月17日

木漏れ日

今日は雨で休み
朝ドラをリアルタイムで見た
そしたら
昨日、私は ”こもれび” を ”木洩れ日” と書いた
今日の朝ドラの字幕では ”木漏れ日” と書いていた
意味の違いがあるのかわからないけど
人それぞれ微妙なニュアンスの違いを感じると思う

私はブログのタイトルをひらがなの ”こもれび” とした
特別意味があるわけではなく
ただ なんとなく ひらがなが良かっただけ
それがニュアンスの違いなんだろうか (笑)
表現のセンスでもあると思う


日本語ってなんて素敵な繊細な言葉なんだろう
その表現の豊かさ

それって日本人の感性にも繋がっているんだと思う
言葉と感性って繋がっていると思う
それが庭にも繋がっていると思う
日本の庭、日本庭園だけど
例えば石の向き、高さ、傾き・・・
チョット変えただけで 雰囲気も変わる
木もそう
向きや傾きを変えると 雰囲気が変わる
それの全てのトータルで表現する
なんて大胆で繊細な世界だと思う


それと庭木の剪定
剪定の方法もそう
その場所に合った剪定
植木の剪定と庭木の剪定は違うと思う
植木の剪定とは その植木だけを美しく
庭木の剪定とは その庭に合う剪定 庭全体を見据えての剪定

植木の剪定の技術って日本独特で
世界に誇るべき技術
それが今 とても疎かにされている


庭は作庭はもちろん
その後の管理や剪定
その全てが揃って庭だと思う

今、そんな日本庭園はガーデニングに完全に押されている
ガーデニングを否定するつもりもないし
日本庭園を造れとも言わない
ただ日本各地に素晴らしい日本庭園はある
それをもっと観て欲しいし
楽しんで欲しい
世界に誇る日本の文化だと思う


  


Posted by ひがし at 12:30Comments(0)ひとりごと

2021年12月16日

木洩れ日

超久々の更新になってしまいました

木洩れ日・・・
私のブログのタイトルですが
今日の朝ドラ ”カムカムエブリバディ” (録画して見てます) で
木洩れ日の話題が出て
これって英語に訳す言葉がないそうです
日本語にしかない言葉だそうです

なんだかとっても嬉しくて 嬉しくて
久々に更新しました

別に身体が不調とかじゃありません
いたって元気ですが
暮れは忙しくて更新が間に合いません
少し余裕が出来たらまた更新します






  


Posted by ひがし at 23:01Comments(0)ひとりごと

2021年09月16日

そのまま行けばよい

今月1日からあるお寺の剪定に来ています
特に今年は雨が多くてやっと昨日で境内の剪定は終わりました
まだお墓にある木の剪定や伐採があるのですが・・・

ここのお寺はお参りに来る人がとても多いです
住職が色々な場でお寺にお参りに来る意味とか作法とか話してくれます
それが檀家さんによく伝わっています
とてもいい関係だと思います

私達にも声をかけてくれる人がとても多いです
その中の一人の方が私に言いました
「モミジの剪定ってこんな風にするんですか?」って
そのモミジの写真がこれです



その人の言ってる意味が私にはよくわかります
「これでいいんですか?」って意味です
このツンツン跳ねているのを切らなくていいんですかって意味です

私はこうしますって少し話しましたが
私はそうゆうのを説明するのはとても苦手です
ってか これじゃダメだろうって思ってる人に説明するのはとても面倒です
理解してもらえなくてもいいです

植木屋のジレンマって言うか
私のジレンマですが
このモミジの剪定を見て
これでいいんですかって思う人の方が圧倒的に多いと思います
100%近いと思います

このツンツン跳ねたのを切り懐を抜けばモミジはとっても綺麗に見えます
常に私は書いていますが
私の目指す剪定は徒長枝の出ない剪定です
その時だけ綺麗に見える剪定を私は考えていません

仮にこのモミジを綺麗に剪定したとします
するとすぐに徒長枝が出ます
もっと涼しくなってからしても
翌年には徒長枝が出ます
その徒長枝を切ると切った所が太くなり
また徒長枝が出やすくなります
そうなると簡単には直りません

このジレンマは今でも辛い時があります
人にどう見られるか???
自分の仕事を評価してくれるのはお客様です

若い時にはそのジレンマに耐えられずに
綺麗に剪定した事もあります
自分の道を貫くか、流されるか???

長渕だっけか???
振り返らずに そのまま行けばよい
風に吹かれても 雨に打たれても~~~~
  


Posted by ひがし at 23:34Comments(0)ひとりごと剪定

2021年07月22日

植木屋のジレンマ

昨日の話の続きみたいな話ですが・・・
昨日の松は本堂の左側にあり
右側には松、モミジ、シャラノキが植わっています
松はやはり軽めにしか切りません
そうならモミジとシャラノキも軽めの剪定にしてバランスを取りたいです

モミジはご主人が適当に切ってます
モミジは切らない方がいいですよと言っても
いつも少し伸びたら切られてしまいます
なので
すぐに徒長枝が伸びてしまい
それをまた切る
最悪のスパイラル
その酷い状態をどうすればいいのか????
少しでもその姿を直すには私が切り直すしか方法がありません
とりあえず少しでも見られる姿にするしかない
私の一番嫌いなモミジの剪定ですが
しょうがありません



シャラノキは芯が止められ
下枝は全て切られてしまい
最悪の姿です
胴吹きと徒長枝が出放題・・・・

いっそ松も透かすかと思う・・・・
けど・・・
濃い松と透かされたモミジと傘みたいな姿のシャラノキ・・・・
ジレンマと言うよりお手上げ・・・です


  


Posted by ひがし at 23:02Comments(0)ひとりごと剪定

2021年07月20日

石庭、石、石組み

足りなかった苔が土曜日に届いて
日曜日に苔を貼り
少し大きい坪庭完成しました



既存のもみじを2本をそのまま残し
ナツハゼと赤花アセビを植えましたが
ほぼ石庭のつもりです
灯篭も余計だったかもしれませんが・・・(笑)

私の自論ですが
日本庭園で一番大切なのは石だと思っています
木は無くても石が無くては日本庭園は成り立たない

それの究極の姿が竜安寺だと思っています
石庭は技術よりセンス
センスが全てだと思っています
竜安寺の石庭で石を一つ一つ見ると
なんでこの石なのかなって思う石があります
それが一つになると見事に調和がとれて
まさしく庭の最高芸術だと思います
石だけだと何も誤魔化す事が出来ません
作者の根本的がセンスが問われると思います

私はセンスがどの程度のものなのか????
それは私が判断する事ではないし
自分の目で見ると
どうしてもひいき目になってします
しかしこの石組は
今現在の私の全てです
全力投球した姿です
大袈裟な話ですが
私の実力がどの程度のものなのか問われている気がします

私はインスピレーションだけで石を組みます
ユニックを据え付けた場所のそばにあった石を7石全てと
どうしても足りなかった1石をユニックを移動して吊ってきました
意識するのはバランスだけです
2時間くらいで大体据え終わりました
くどくど考えるよりパット感じたものの方が面白ものが出来ると思います

石は現場にあった鳥海石
鳥海石って余り使った事がありませんでしたが
面白い石だと思います
石庭に向いているかなって思いました

少し細かく撮った写真をアップしてみます





私は上の写真の
琴柱灯篭に切られた形になってしまった石
なんでかこの石が一番好きです
この石が一番、手のかかっていない石で
ここに下して埋めた訳でもなく
動かしもせず
尚且つ 琴柱灯篭に真ん中を切られている
本当に石って面白いなって思わせる石です
  


Posted by ひがし at 23:11Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年07月14日

坪庭完成

苔の不足分はまだですが
砂利を敷いて
とりあえず坪庭完成しました



ここのお宅のお住まいは屋根がとても大きく軒下が広いです
なので
植木や苔を手前に植えられません
単一の粒の砂利を敷くと
少し間が抜けてしまいます
砂利の粒の大きさを3種類使い変化をつけてみました


余談ですが
先日 どこかの若い植木屋さんが来て
この程度の庭誰でも作れるだろうって言ったそうです
全く その通りです
特別難しい事をしている訳ではありません
土留めして
竹垣(プラ垣)作って
石を適当に並べて
木を植えて苔を貼って
砂利を敷く
それだけの事です
誰にでも出来ます

ただ誰でも出来るだろうって言い放って行った若い植木屋さんには作れないでしょう (笑)
人が造った物は欠点が良く見えます
何とでも言えます
竜安寺の石庭でさえもああだ、こうだって言うのは簡単で
言いたい事を言えます
私も時々竜安寺の庭について書いていますが
私は竜安寺の庭を庭の最高峰だと思っています
庭の最高の芸術と思っています
私のレベルでは絶対に造れないレベルの庭です
  


Posted by ひがし at 23:13Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年07月12日

防草シート

雨天続きで苔屋さんが苔を切れなかったのですが
やっと切れたようで今日届きました
現場に行ってから苔が届いたよって家内から連絡があり
先日の続きの御影石の階段を作っていたのですが
急遽予定を変更して
午後から苔貼り

ここから本題・・・・(笑)

苔貼り後に砂利を敷きますが
その下地に防草シートを貼ります
この防草シートの値段がピンキリです
ホームセンターでもかなり値段が違います
うちではホームセンターでは売っていない物を使っています
これはいい物を使わないと後で困ります
案外長持ちしません
砂利を敷いた後では入れ替えるのが大変になってしまいます


  


Posted by ひがし at 23:28Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年07月06日

雨、雨、雨・・・・

今日やっと現場へ行けました・・・
7月になってからずっと雨
土曜日に少し止んでる時間があったのでちょっと仕入れに行ったけど
もう、さすがに限界
おかしな話だけど
仕事してた方が 楽 (笑)

中庭は盛り土がぬかるんで入る事さへ出来ないので
今日は階段に集中



単調だけど
中庭に合わせて
さび御影で作ってます

玄関までは基本的に歩き易さを第一に考えています
スロープは作らなかったので車いすでは無理だけど
誰でも歩けるよう心掛けています

玄関前にある小さい石
前に庭を作った造園屋さんの据えた石に
タイル屋さんが綺麗に切って合わせてあります
色々悩みましたが
そのまま使います
  


Posted by ひがし at 23:25Comments(0)ひとりごと

2021年06月29日

灯篭

先日から造園工事に復帰しました
なんとも色々忙しくてなかなかアップ出来ませんでした

庭の添景物として灯篭って好きです
ただ震災後人気はないです
あれだけ倒れてしまってはしょうがないと思います

その当時は中国製の灯篭が安価で入ってきていたので
やたら大きい灯篭を建てたりして
はっきり言って悪趣味でした

逆にそんな大きい灯篭は無くなって
本来の姿に戻れた気がします

今の現場には琴柱灯篭を建ててみました
ご主人には大きい灯篭は建てるつもりはないと伝えただけで
どんな灯篭を建てるとも言わずに建てました
多分ご主人は小ぶりな織部灯篭のような物をイメージしていたのかもしれません
灯篭それぞれには適した大きさがあると思います
ここに建てた琴柱灯篭は写真位の大きさがベストと思います



地中に埋まっている高さ約30cmの台石が少し見えると思いますが
これが一番のポイントで
見せるのか?? 見せないのか??
またどのくらい見せるか???
灯篭専門の石屋さんが据えると台石をはっきり出します
そして少し大きく見せようとします
庭屋が据えると
一番はそこの場所に合う 大きさ 高さが大事だと思います
後の仕上げにも関係してきます
全ては仕上がった時のイメージです
そのイメージは石一つ据えただけでも変わります
面白いです

現場のお宅の玄関前の階段に使ってあった青石があります
予定ではその石を橋に見立てる予定でしたが
外した青石の形と大きさがイメージに合いません
それに伴う飛び石も変更します
行き当たりばったり感に思うかもしれませんが
私はそんな柔軟性が必要だと思っています
  


Posted by ひがし at 23:36Comments(0)造園工事日々の仕事ひとりごと

2021年06月12日

プラ竹垣

今日は施工中の庭の竹垣の話を少し
ここの竹垣はプラスチック(塩ビ)の竹垣、略してプラ垣です
プラ垣を否定する人もたくさんいます

私は否定しません
ケースバイケースですが
賛成派です

ただカタログにあるようなアルミの支柱が嫌いです
最近は殆ど使っていません
大抵防腐剤注入の丸太を使っています

石で支柱に出来たらいいなとかねてから思っていました
今日の現場で初めて石の支柱にしました
石柱の長さが2mしかないので
50cm埋めると高さ1.5mの竹垣しか出来ません
現場の条件が合わないとなかなか出来ませんが
今回はどんぴしゃり合致しました
まだ完成していませんが いい感じです

ちなみに施工している竹垣は
大津垣とゆう垣根があるのですが
それは竹を縦に使います
その竹を横に使う 私のオリジナルです
(オリジナルとゆう程の物ではないとは思いますが)
今回は少し軽めにしてありますが
これに押縁竹を当てて棕櫚縄で結ぶと和風感が強くなります
それは後でも出来るので仕上がり具合を見てからでもいいかと思います





奇遇ですがこの横大津垣を始めて作ったのが約10年前
そこのお宅から5月に連絡を頂き前回施工しなかった裏庭の部分に約10mの追加の依頼がありました
なんとも不思議な事ってあるもんですね  


Posted by ひがし at 23:31Comments(0)造園工事ひとりごとプラ垣

2021年06月11日

現場のブログが少し空いてしまいました
インスタグラムでアップしていたので更新しているような気になってました

御影石の土留めまでしかアップしていませんでしたが
そこに竹垣を作り
今日は石工事です
その石の話です

今、施工している場所は
元々鳥海石で土留めしてあり
槇の木とか色々植えてあり
家の前をスッキリさせたいとゆうのが始まりでした


その土留めの石を外しておいたのですが
また何個か石をそこへ戻します

外した石は二か所に分けて置いてあります
一か所はユニックを据え付けた所から吊ることが出来ます
そこに六個あり
別に戻す予定の石を置いた訳ではありませんが
不思議ですね
その六個の石がぴったり合います
一個足りなくて
ユニックを据え直して積んでくるのですが
その一個を選ぶのが結構難しい・・・・

龍安寺の石の解釈とか勝手に
前にも何度か書きましたが
それが私流
石は数少ない方が簡単
そして
位置も向きも
殆ど気にしません
大体イメージするのは大きさだけ
穴を掘って高さの調整も殆どしません
七個据えましたが穴を掘って据えたのは一個だけ
据わりが良ければそれでいいです
石の勢いや流れは少し気にしますが
少しです
殆ど石なりに置いただけ
これが最後にどうなるのか????
そこが腕の見せ所 (笑)
それが私流
石なり・・・ 木なり・・・ (笑)
意味不明なり・・・です (笑)




  


Posted by ひがし at 22:49Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年06月06日

情報

先日のブログでネット情報に触れてみた
今日は雨で休みなので
前から書きたかった情報について書いてみたいと思います

人の言う話なんてどこまで本当なのか??
その情報は間違っていないのか??
初めてそんな事を思ったのが中学生の時
数学の先生が富士山は12合目まであるって言った
えっ????  本当????
普通頂上が10合目だと思うのだけど
最近ネットで調べてみたら
確かに頂上が10合目でない山もあるそうだ

本の情報だって全てが正しいのか???
そんな事は絶対にない
お客様で「本にはこう書いてあります。」っていう人がいた
じゃ本に書いてある通りに自分でやればって事です
私に依頼する必要なんてないでしょう
私の方が本より正しいとは言わない
ただ
本の方が私より正しいとも思わない
現場を知らない人が書いた本の方が私より上だとは思わない
ネットに限らず本の中にも間違いはたくさんある
私達は本なんて読んでないと思っているのかもね(笑)
親方、先輩方の情報、同業者からの情報、本からの情報、ネットの情報
そして自分自身の経験
そんな経験と情報を自分の中でかみ砕いて自分のものにしている
それが何冊かの本やネットの情報に負けるわけはない
一番侮辱的な話だ


「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。」 って言葉がある
私はこの言葉が大嫌い!!!
人はものを尋ねられて正しい事を言うのか???
本当に知っているのか???

私の職人としての信念
「口は嘘をつくけど 技術は嘘をつかない。」
昔から言う通り
仕事は盗め・・・ です

以前、ある植物園の園長さんの話を聴いたことがある
とても話は上手だし説得力はある
しかしはなはだ疑問な話も多い
私はその話に反論するつもりはない
その人の考えだし
勿論参考になる事も沢山ある
またそんな時に質問するのが好きな人がいると
そんな人はえてして人の話を聴いていない
自分の質問や話すことばかりを考えている
また そんな質問に対して 知りもしないような事を平気で答える
あほくさくて反論する気にもならないような事を平気で言う
所が他の人がへ~~~~~ って感心したように聞いていると
それが本当の話のようになってしまう
集団心理なのだろうか????

私は人にものを尋ねない
疑問があれば自分で調べる
ただ人にものを尋ねられればきちんと答える
わけし達に教える事は大好き (笑)
ただ 知らない事は知らないと言う

わけし達には人の話は半分しか信じるな!!!
私の話も半分しか信じるな
って言ってる (笑)



記事と写真は全く関係ありません
雨の自宅のアプローチを撮ったものです  


Posted by ひがし at 14:37Comments(0)ひとりごと

2021年05月30日

ヤブカラシ

松の緑摘みの現場がいくつかあり
造園現場を1週間程休みました
緑摘みの写真は全て撮り忘れ (笑)

今日は明日から復帰する造園現場の準備と植木畑の除草剤散布
ヤブカラシ等の蔓性の植物は手強い
もうだいぶ前に
ネットの情報でヤブカラシは蔓をくるくると丸めておけば枯れると書いてあった

実際の所枯れるのだろうか ????
私も何年もそれを試している
数が数だけに枯れたのもあるかもしれないが
1本も枯れたのを見たことがない

そのネット情報は読んだ人もいると思います
実際に枯れたかお聞きしたいです
ただ枯れもしないのを枯れるとも言わないと思う

実際に枯れない
私のやり方が悪いのかもしれないが
そんな難しいやり方をするのかとも思えない

モスグラフィティって壁に苔を生やす方法なんてのがあって
その通りやってみたが
全く苔は生えなかった

ネットに限らず
情報なんてそんなものだと思う
全てが正しいわけではない
いいと思えば試してみればいいし
その情報を見極めるのは自分だということだ

ただ人を誹謗中傷する書き込み
それはゼロにしたいと思う

そんな情報はなくなる事はない
増える一方だと思う
それが正しいのか確認する方法も無い

話を戻すが
うちでは蔓が切れないように地面に下して除草剤をかけている
それでも完全には枯れない
この情報だって除草剤を嫌いな人にとっては最悪な方法だろうし
誰にも彼にもお勧めはしない
もう何年もその方法で駆除しているが
減ってはいるが
未だに無くなってはいない


  


Posted by ひがし at 22:51Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2021年05月04日

廃業

皆さんはグーグルマップって知ってますよね
とても便利な地図で結構役にたってます

先日、そのグーグルマップを見ていると
私の自宅は事業所も一緒なので造園業と表示されています
今まで気付かなかったのですが
うちの営業時間が書いてあります
9:00~17:00
私は全く書いた覚えがない
グーグルで勝手にうちの営業時間を決めているのか????

あと口コミ2件と書いてある
うちに口コミが書かれている
全く知らなかった
1件は★5つだったけど
もう1件は★1つの書き込み
私の事が全て否定されている・・・
わざわざ捨てアカウントを作ってまで書き込んでいる
誰が書いたかはっきりわかる
去年トラブルがあった人だ
勿論反論はしたけど
はっきり言って悔しい
匿名の投稿ってこんなに人にダメージを与えるのか
誹謗中傷の投稿で自殺した人がいた
こんな事で自殺しなくてもいいだろうと思っていた
しかし
いざ自分が書かれるとたった1件でもこんなに悔しい
それがかなりの数になればかなり追い込まれると思う

私も今 廃業しようと思っている
今すぐにスパッと廃業とはいかない
お客様に迷惑をかけてしまうので
数年かけて廃業しようと思う
こんな1件の書き込みでそこまで思うのかって皆さんは思うと思う
私の責任だし
私だけが責められるんだったらまだしも
私の自宅に書かれているわけで
私の後をせがれが引き継いでもそれは残る
孫が後を継いでもその書き込みは残る
私の落ち度をずっとうちは引きずる事になる
グーグルに廃業するからうちの造園業とゆうのを消してくれってメールしたけど
返事は無い
もちろん消されてもいない

しかし
この口コミって書いている人は何の責任も無く書いている
今まで口コミなんて読む事は殆どなかった
勿論書き込むなんて事は無かった
他の事業所等の書き込みをみてみたら
入ったことも無い所の前の道を通っただけで★1つってある
見た目の感じが悪いって理由(はぁ???)
会社名の入ったトラックが無理な右折をしたのを見たから★1つ(はぁ???)
酷い 酷いとしか言いようがない
そんな★1つが珍しくない
これって暴力だと思う
お金を出していい評価を書いてもらうなんて事もあるそうだ
こんなのもう無くそうよ
意味は無いと思う
  


Posted by ひがし at 17:43Comments(0)ひとりごとお知らせ