2012年12月08日
施主と設計士と職人と
先々月から始まった生け垣と木戸の工事
途切れ途切れになってしまいましたが
今日終わりました


今回も色々な経験と勉強をさせて頂きました
木戸の制作にあたって
最初に言われたのが
「西部劇に出てくるような木戸」
とゆう注文から始まりました
私の解釈では簡単な木戸でいいという事だとばかり思っていました
しかしご主人の依頼は番線で留めるような西部劇にあるような木戸だったんです
番線で留めるって事が重要だったんだと思います
私は植木屋感覚で木戸を作りました
自分なりには何の問題もありませんでした
しかしご主人にはこれでは強風で飛んでしまって大変な事になるとの判断で
建築会社に相談して風圧計算をして風速60mに耐える物を作りたいとの話になりました
はっきりいって 私は頭にきまいた
風速60m・・・ 北条の竜巻の風じゃねえかよ~~~~
それに耐える木戸・・・・ そんなの絶対無理だよ~~~~
鉄筋コンクリートと鉄骨の扉を作るしか方法はないじゃん・・・・て感じです
私の手からは離れたと思いました
精一杯の譲歩をして
建築会社の設計した通りに作りますというのが限界でした
結局建築会社からもはっきりした返事はなかったのかと思います
ご主人が設計したのを作る事になりました
その設計で一番の問題点は厚さ1mmのステンレス板の加工です
板金屋に外注しましょうかと言うと
それだったら自分で作りますとご主人が言った時には唖然としました
出来るんだったら最初から自分で作れよ~~~~ です
しかし翌朝電話があり
「やはり 東郷さん作って下さい・・・」
作り始めてから言えよ
作る前からギブかよ~~~~
木戸が重いって話も
自分の手で持ち上げてもみないで
私のブログにアップした写真でユニックで吊っているのを見ての話です
冗談じゃないよ~~~~~ って話です
しかし怒っていても前には進みません
今日気付きました
全く逆です
いい経験をさせてもらったんです
板金の勉強をさせてもらったんです・・・・
そんなのは序の口で
本当に私が学んだ事は他にあります
うちの番頭はうちに来る前には超有名な造園家の所に行ってました
そこの親方は全く作業をしないそうです
座ってタバコを吸いながらああしろこうしろってかなり無茶な要求をするそうです
そうなんですその造園家は自分で造る事は出来ないんです
笑っちゃうような話ですが
私が言いたいのはここからです
出来ないからいいんです
出来るとここまでなら出来るって線を引いちゃうんです
無茶な要求をするのは出来ないからなんです
それを職人が 無茶言うなよ・・・・って言いながらもなんとかこなしてしまうんです
想像を超えた物を作ってしまうんです
その造園家の師匠も超有名な今は亡きスーパー造園家です
その方も同じだったと想像します
私は職人です
今から10年以上前にこんな経験をしました
私にとっては桁違いの大きな仕事でしたが
普段でもやってる石や木は問題ありませんが
昔の土間を作れ
六角形の家の基礎を石で積め・・・・
その当時の自分にとっては無茶苦茶な要求です
しかし
全てが素晴らしい経験であり
今の自分にとっても本当の精神的な基礎を作ってくれたのはそのご主人だと思います
最近ガーデンデザイナーさんの設計した仕事をする事が何回かありました
その人も実際に施工する事は出来ません
私に筑波山の山の中のように石を並べて下さい・・・・
なんて注文をします (笑)
どんなんだよ~~~~~
見本見せてくれよ~~~~って
と思いながらも自分はそれをリアルな姿にしなくてはなりません・・・・
職人の想像を超えた物
私のレベルを超えた物を要求するんです・・・
結局は自分の仕事の幅を広げてもらっています
ありがたい事です
施主と設計士に育てられているんだとつくづく思う現場でした
今思いついたのですが
わかりやすい例を一つ
バレーボールの話ですが
だいぶ前に下館中が日本一になりました
その時の監督は実際にバレーボールを本格的にはやった事の無い人です
学校の授業でやったくらいです
素人だから出来るって事があるんです
その監督はテレビで見る全日本の試合レベルでやってる攻撃を選手に要求するんだそうです
練習量も凄かったみたいですが
身体能力の優れた選手がそれを器用にこなしたしまうそうなんです
私は昔庭つくり隊って素人が集まって庭を造ろうってやっていたんですが
素人の発想って時にはプロを越えるんですよね
壁がないんですよね
また一つ可能性の壁を壊せたかもしれません・・・・
無茶振りは無限の可能性を秘めている
無理とは言ってはいけない
チャレンジそれは前進・・・・ってか (笑)
途切れ途切れになってしまいましたが
今日終わりました


今回も色々な経験と勉強をさせて頂きました
木戸の制作にあたって
最初に言われたのが
「西部劇に出てくるような木戸」
とゆう注文から始まりました
私の解釈では簡単な木戸でいいという事だとばかり思っていました
しかしご主人の依頼は番線で留めるような西部劇にあるような木戸だったんです
番線で留めるって事が重要だったんだと思います
私は植木屋感覚で木戸を作りました
自分なりには何の問題もありませんでした
しかしご主人にはこれでは強風で飛んでしまって大変な事になるとの判断で
建築会社に相談して風圧計算をして風速60mに耐える物を作りたいとの話になりました
はっきりいって 私は頭にきまいた
風速60m・・・ 北条の竜巻の風じゃねえかよ~~~~
それに耐える木戸・・・・ そんなの絶対無理だよ~~~~
鉄筋コンクリートと鉄骨の扉を作るしか方法はないじゃん・・・・て感じです
私の手からは離れたと思いました
精一杯の譲歩をして
建築会社の設計した通りに作りますというのが限界でした
結局建築会社からもはっきりした返事はなかったのかと思います
ご主人が設計したのを作る事になりました
その設計で一番の問題点は厚さ1mmのステンレス板の加工です
板金屋に外注しましょうかと言うと
それだったら自分で作りますとご主人が言った時には唖然としました
出来るんだったら最初から自分で作れよ~~~~ です
しかし翌朝電話があり
「やはり 東郷さん作って下さい・・・」
作り始めてから言えよ
作る前からギブかよ~~~~
木戸が重いって話も
自分の手で持ち上げてもみないで
私のブログにアップした写真でユニックで吊っているのを見ての話です
冗談じゃないよ~~~~~ って話です
しかし怒っていても前には進みません
今日気付きました
全く逆です
いい経験をさせてもらったんです
板金の勉強をさせてもらったんです・・・・
そんなのは序の口で
本当に私が学んだ事は他にあります
うちの番頭はうちに来る前には超有名な造園家の所に行ってました
そこの親方は全く作業をしないそうです
座ってタバコを吸いながらああしろこうしろってかなり無茶な要求をするそうです
そうなんですその造園家は自分で造る事は出来ないんです
笑っちゃうような話ですが
私が言いたいのはここからです
出来ないからいいんです
出来るとここまでなら出来るって線を引いちゃうんです
無茶な要求をするのは出来ないからなんです
それを職人が 無茶言うなよ・・・・って言いながらもなんとかこなしてしまうんです
想像を超えた物を作ってしまうんです
その造園家の師匠も超有名な今は亡きスーパー造園家です
その方も同じだったと想像します
私は職人です
今から10年以上前にこんな経験をしました
私にとっては桁違いの大きな仕事でしたが
普段でもやってる石や木は問題ありませんが
昔の土間を作れ
六角形の家の基礎を石で積め・・・・
その当時の自分にとっては無茶苦茶な要求です
しかし
全てが素晴らしい経験であり
今の自分にとっても本当の精神的な基礎を作ってくれたのはそのご主人だと思います
最近ガーデンデザイナーさんの設計した仕事をする事が何回かありました
その人も実際に施工する事は出来ません
私に筑波山の山の中のように石を並べて下さい・・・・
なんて注文をします (笑)
どんなんだよ~~~~~
見本見せてくれよ~~~~って
と思いながらも自分はそれをリアルな姿にしなくてはなりません・・・・
職人の想像を超えた物
私のレベルを超えた物を要求するんです・・・
結局は自分の仕事の幅を広げてもらっています
ありがたい事です
施主と設計士に育てられているんだとつくづく思う現場でした
今思いついたのですが
わかりやすい例を一つ
バレーボールの話ですが
だいぶ前に下館中が日本一になりました
その時の監督は実際にバレーボールを本格的にはやった事の無い人です
学校の授業でやったくらいです
素人だから出来るって事があるんです
その監督はテレビで見る全日本の試合レベルでやってる攻撃を選手に要求するんだそうです
練習量も凄かったみたいですが
身体能力の優れた選手がそれを器用にこなしたしまうそうなんです
私は昔庭つくり隊って素人が集まって庭を造ろうってやっていたんですが
素人の発想って時にはプロを越えるんですよね
壁がないんですよね
また一つ可能性の壁を壊せたかもしれません・・・・
無茶振りは無限の可能性を秘めている
無理とは言ってはいけない
チャレンジそれは前進・・・・ってか (笑)
2012年12月03日
厚さ1mmのステンレス板
設計の変更があり
もうだいぶ前から止まっていた扉工事
時間を見つけては時々やっていたんですけど
やっと今日あと一息までになりました

変更前はねじ込みの坪で扉を支える設計でしたが
それではそこから腐って
大変危険ではないかとご主人からのご指摘があり
ご主人に設計して頂き
厚さ1mmのステンレスの板で扉を取り付ける事になりました
1mmのステンレス板を切ったり曲げたりするのは私共には無理なので
外注しましょうかと相談したのですが
そこまでする必要はないと事でしたので
私共で加工する事になりました
厚さ1mmのステンレスの板って凄いですよ
厚さ2.5mmの鉄板に40カ所穴を空けるのはドリルビット1本で出来たのに
ステンレスの板に16カ所の穴を空けるのにステンレス用のドリルビット5本使ってしまいました
ホームセンターにあった8.5mmのビット全て買ってしまいました
とうとう最後には9mmを買う事になってしまいました


ドリルビットを3回も買いに行くとは思いませんでした
10時のお茶もお昼も3時のお茶も飲む時間すらありませんでした
真っ暗になってしまいましたが
なんとか取り付けまでは終わりました

あとはステンレスの針金で支えを留めるのと
沓石とコンクリート工事とキャスターの下のコンクリートを少し削るだけです・・・・
(まだ結構あるか・・・・・・ (笑))
こんな風にクレーンで吊ってる写真を見ると
かなり重い扉だと思うかもしれませんが
3人で扉を取り付けるのにクレーンを使わなければ
2人は扉を持ってなくてはなりません
こうしておくと3人で作業する事が出来ます
それだけの為です
閂を単管パイプで作りましたが
これもご主人の設計です
単管パイプより扉の方が軽いです
もうだいぶ前から止まっていた扉工事
時間を見つけては時々やっていたんですけど
やっと今日あと一息までになりました

変更前はねじ込みの坪で扉を支える設計でしたが
それではそこから腐って
大変危険ではないかとご主人からのご指摘があり
ご主人に設計して頂き
厚さ1mmのステンレスの板で扉を取り付ける事になりました
1mmのステンレス板を切ったり曲げたりするのは私共には無理なので
外注しましょうかと相談したのですが
そこまでする必要はないと事でしたので
私共で加工する事になりました
厚さ1mmのステンレスの板って凄いですよ
厚さ2.5mmの鉄板に40カ所穴を空けるのはドリルビット1本で出来たのに
ステンレスの板に16カ所の穴を空けるのにステンレス用のドリルビット5本使ってしまいました
ホームセンターにあった8.5mmのビット全て買ってしまいました
とうとう最後には9mmを買う事になってしまいました


ドリルビットを3回も買いに行くとは思いませんでした
10時のお茶もお昼も3時のお茶も飲む時間すらありませんでした
真っ暗になってしまいましたが
なんとか取り付けまでは終わりました

あとはステンレスの針金で支えを留めるのと
沓石とコンクリート工事とキャスターの下のコンクリートを少し削るだけです・・・・
(まだ結構あるか・・・・・・ (笑))
こんな風にクレーンで吊ってる写真を見ると
かなり重い扉だと思うかもしれませんが
3人で扉を取り付けるのにクレーンを使わなければ
2人は扉を持ってなくてはなりません
こうしておくと3人で作業する事が出来ます
それだけの為です
閂を単管パイプで作りましたが
これもご主人の設計です
単管パイプより扉の方が軽いです