2022年12月31日
年の終わりに思う事
今年もあとわずか
何とも慌ただしく今年も終わろうとしている
こんなに仕事をした12月は久しぶり
忙しいのはありがたい事だけど
12月中にやらなくてはならない仕事がまだまだ残っている
年金を頂く歳になった男には厳しい暮でした
恥ずかしい話だけど
忙しいを理由にもっこくを刈り込んでしまった
初めてだ
もっこくは私にとって拘りのある木で
修業時代 会社からの帰り道目黒区自由が丘の高級住宅地の街の中を
自転車であっちの道こっちの道を走り他の植木屋さんの仕事を見ながら帰っていた
そんな中に物凄く綺麗なもっこくがあった
暫くその家の前を帰り道に選んだ
会社の先輩達の剪定と全然違うもっこく
そのもっこくの姿を頭の中に描きながら剪定してみた
それに近い剪定が出来るようになった頃
私の植木屋としての自信もついた
こんな事を言うと笑われてしまうけど
その後私よりもっこくの剪定の上手い人を見たことが無い
それが私の誇りでもあった
それを刈り込んでしまった
大袈裟な話と思うだろうけど
私は私の植木屋としての誇りを捨てたとまで思った
数年前にも超忙しい暮に絶対に使わないと決めていたバリカンを
使ってしまった・・・・
あの時も誇りを捨てたと思った
今ではバリカン無しの世界は考えらない
その頃から植木屋の老化は始まったのだろうか・・・
でもそれはいい方に考えよう
変なこだわりを捨てて熟成した・・・
自宅の庭を数年前から造っている
今年は全く作業出来なかった・・・
気力が無くなる前に完成させたい・・・

何とも慌ただしく今年も終わろうとしている
こんなに仕事をした12月は久しぶり
忙しいのはありがたい事だけど
12月中にやらなくてはならない仕事がまだまだ残っている
年金を頂く歳になった男には厳しい暮でした
恥ずかしい話だけど
忙しいを理由にもっこくを刈り込んでしまった
初めてだ
もっこくは私にとって拘りのある木で
修業時代 会社からの帰り道目黒区自由が丘の高級住宅地の街の中を
自転車であっちの道こっちの道を走り他の植木屋さんの仕事を見ながら帰っていた
そんな中に物凄く綺麗なもっこくがあった
暫くその家の前を帰り道に選んだ
会社の先輩達の剪定と全然違うもっこく
そのもっこくの姿を頭の中に描きながら剪定してみた
それに近い剪定が出来るようになった頃
私の植木屋としての自信もついた
こんな事を言うと笑われてしまうけど
その後私よりもっこくの剪定の上手い人を見たことが無い
それが私の誇りでもあった
それを刈り込んでしまった
大袈裟な話と思うだろうけど
私は私の植木屋としての誇りを捨てたとまで思った
数年前にも超忙しい暮に絶対に使わないと決めていたバリカンを
使ってしまった・・・・
あの時も誇りを捨てたと思った
今ではバリカン無しの世界は考えらない
その頃から植木屋の老化は始まったのだろうか・・・
でもそれはいい方に考えよう
変なこだわりを捨てて熟成した・・・
自宅の庭を数年前から造っている
今年は全く作業出来なかった・・・
気力が無くなる前に完成させたい・・・

2022年12月01日
植木屋の手が変わる
京都のフェイスブック友達の植木屋さんが
今日 ある有名庭園の管理について酷いってフェイスブックにアップした
アップした写真を見ただけで
えっ!! って思えるほどの酷い管理
剪定と言うより伐採に近いような超思い切った剪定
ある事情で植木屋が変わったそうだ
どんな事情かはわからない
しかし あれでは酷すぎる
施主から強剪定の指示があったのか?
いやいや仮にあったとしても
それは止めた方がいいって言うべきだと思う
一言でいえば
余りにもレベルの低い植木屋に依頼してしまった
手が変わると庭も変わる(東造園迷言集より)
今の現場で今日は五月の刈込をしたけど
その刈込だけでも手が変わると全然別の庭になってしまう
もみじなんかもその典型だろう
全く違う庭になってしまうだろう
ここの庭のモミジは全て実生
それも殆ど剪定していない

京都の話に限らず
施主がどう思っているのか
植木屋はどこに依頼しても同じと思っている人が多い
京都のその庭園の施主もそうじゃないのかな
と 私は思う
植木屋のレベルってピンキリで物凄い差がある
私の仕事とシルバー事業の仕事を同じと思ってる人さへいる
シルバーより値段が高いっていう人さへいる
冗談じゃねえよ
じゃシルバーにやってもらえって話です
ただ何もわからない人には同じに見える
そうゆう人を相手にしていても時間の無駄です
今剪定作業に行っている現場
そこのご主人が言ってくれる言葉がありがたい
「東郷さん、無理するなよ。身体を大事にしろよ。」
「東郷さんの造った庭だ、好きなように管理してくれ。」
「東郷さんがいなくなったら この庭は終わっちゃよ。」って
私もこんな大きな庭を造らせてもらって
管理も好きなように任せられてもらって
ありがたいです
庭ってそうゆう物だと思う
造ってからもずっと管理する
造園と管理は一体です
ただもう一ヶ月近く作業しているけど
全て任されているが
全て丁寧な仕事をしている訳ではない
抜くところは手を抜いてる
ってか急所だけしか押えていない
大きい庭ってそれでいいと思う
そうしないととんでもない手間賃がかかってしまう
京都の名園となれば歴史が違いますから
造った人と管理する人は当然違う
ただそれでも庭の心を知って管理が出来る
それが出来てはじめて庭師と言えると思う
私は自分を庭師なんてとても言えないし
そう言えるレベルにもなっていない
しかし いつか庭師と言えるレベルになりたと思う
今日 ある有名庭園の管理について酷いってフェイスブックにアップした
アップした写真を見ただけで
えっ!! って思えるほどの酷い管理
剪定と言うより伐採に近いような超思い切った剪定
ある事情で植木屋が変わったそうだ
どんな事情かはわからない
しかし あれでは酷すぎる
施主から強剪定の指示があったのか?
いやいや仮にあったとしても
それは止めた方がいいって言うべきだと思う
一言でいえば
余りにもレベルの低い植木屋に依頼してしまった
手が変わると庭も変わる(東造園迷言集より)
今の現場で今日は五月の刈込をしたけど
その刈込だけでも手が変わると全然別の庭になってしまう
もみじなんかもその典型だろう
全く違う庭になってしまうだろう
ここの庭のモミジは全て実生
それも殆ど剪定していない

京都の話に限らず
施主がどう思っているのか
植木屋はどこに依頼しても同じと思っている人が多い
京都のその庭園の施主もそうじゃないのかな
と 私は思う
植木屋のレベルってピンキリで物凄い差がある
私の仕事とシルバー事業の仕事を同じと思ってる人さへいる
シルバーより値段が高いっていう人さへいる
冗談じゃねえよ
じゃシルバーにやってもらえって話です
ただ何もわからない人には同じに見える
そうゆう人を相手にしていても時間の無駄です
今剪定作業に行っている現場
そこのご主人が言ってくれる言葉がありがたい
「東郷さん、無理するなよ。身体を大事にしろよ。」
「東郷さんの造った庭だ、好きなように管理してくれ。」
「東郷さんがいなくなったら この庭は終わっちゃよ。」って
私もこんな大きな庭を造らせてもらって
管理も好きなように任せられてもらって
ありがたいです
庭ってそうゆう物だと思う
造ってからもずっと管理する
造園と管理は一体です
ただもう一ヶ月近く作業しているけど
全て任されているが
全て丁寧な仕事をしている訳ではない
抜くところは手を抜いてる
ってか急所だけしか押えていない
大きい庭ってそれでいいと思う
そうしないととんでもない手間賃がかかってしまう
京都の名園となれば歴史が違いますから
造った人と管理する人は当然違う
ただそれでも庭の心を知って管理が出来る
それが出来てはじめて庭師と言えると思う
私は自分を庭師なんてとても言えないし
そう言えるレベルにもなっていない
しかし いつか庭師と言えるレベルになりたと思う