2023年11月26日
卓越した技能者茨城県知事表彰
11月24日に茨城県庁で
卓越した技能者茨城県知事表彰を頂きました
それも知事から直接頂きました
私にはとても無縁なもので
技能士会の会長からご連絡を頂いた時には
えっ それってなんですか? って感じで全く知りませんでした
過去に受賞した人の名前を聞くと
とても有名な方々ばかりで
大きな会社の社長さんばかりです
私のような個人経営の小さな植木屋が頂けるようなものではありません
とても光栄な事であり
今までお世話になった方々
支えてくれた家族ににただただ感謝です
ありがとうございました



卓越した技能者茨城県知事表彰を頂きました
それも知事から直接頂きました
私にはとても無縁なもので
技能士会の会長からご連絡を頂いた時には
えっ それってなんですか? って感じで全く知りませんでした
過去に受賞した人の名前を聞くと
とても有名な方々ばかりで
大きな会社の社長さんばかりです
私のような個人経営の小さな植木屋が頂けるようなものではありません
とても光栄な事であり
今までお世話になった方々
支えてくれた家族ににただただ感謝です
ありがとうございました



2023年11月23日
筑波山ゲートパーク
筑波山地域ジオパークの中核となる拠点施設で 旧筑波東中学校を先日見てきた
1階の展示スペース つくばジオミュージアム
ここの什器が塗版築で作られている
実は塗版築でなく本物の版築で作る計画だった
それの制作を私に依頼があったのは一昨年
私が参加してNPOのメンバーの大学院生からその什器の話があった
ここの施設の制作を請け負う会社の担当と大学院生は同じ大学の卒業生でゼミも同じだったそうだ
その担当は版築をよく知らなかったが
大学院生が版築に興味があって私を担当に紹介してくれた
イメージは大地が隆起して地層模様の什器が出来たって感じ
そこに引き出しを作ったりしなくてはならなくて
かなり難易度の高い版築だ
ちょうどその頃にブラタモリで筑波を取り上げて
筑波の地層の話があった
筑波山からの岩盤の上に海からの層が堆積して筑波は出来ているそうだ
そのイメージで私の頭の中では出来上がった
面白いのが出来そうだ
かなり難しいけど面白味の方が上回る
引き出しとかも付けなくてはならないので施工方法を色々検討していた
その後請け負った会社のメンバーや市役所の担当や大学生と集まって
現地を見たり私の造った版築を見たりして
版築を色々話し合った
その後重量の問題が出てきて厚く造れない
一度は塗版築って案も出てきた
私には塗版築は出来ないので
私には無理ですと一度はお断りした
しかし 担当から
私は東郷さんと仕事をしたいんですと言われた
そう言われては私も わかりましたやりましょうとしか言えない
薄いのはかなり難しいので種土を変える事にした
担当とメールで話あいながら私の中では完成した
その後担当から連絡がなくなった
設計に手間取っているのかと思っていたら
なんと なんと 転勤・・・・・
え~~~~~
担当は他の人になる・・・
なぜ?
新しい担当は塗版築にするつもり
以前の担当から現場で指導して頂けませんかと話があった
でも現在の担当からの依頼ではないし
余計な口出しをするのは失礼な話で
お断りしました
先日そのゲートパークが完成して一般公開しはじめた
どんなのが出来たか見てきた
いい感じに仕上がっていた
だけどこの不快感はなんだろう・・・・・
別にアイデアを盗まれたわけではないけど・・・・
不愉快・・・・


大きい会社って何を考えているのか
どんな事情があるのか私にはわからない
担当だって悔しいと思う
版築を提案した大学院生だって悔しいと思う
かなり難しい工事だったので
色々考えた それだけはプラスになったか
1階の展示スペース つくばジオミュージアム
ここの什器が塗版築で作られている
実は塗版築でなく本物の版築で作る計画だった
それの制作を私に依頼があったのは一昨年
私が参加してNPOのメンバーの大学院生からその什器の話があった
ここの施設の制作を請け負う会社の担当と大学院生は同じ大学の卒業生でゼミも同じだったそうだ
その担当は版築をよく知らなかったが
大学院生が版築に興味があって私を担当に紹介してくれた
イメージは大地が隆起して地層模様の什器が出来たって感じ
そこに引き出しを作ったりしなくてはならなくて
かなり難易度の高い版築だ
ちょうどその頃にブラタモリで筑波を取り上げて
筑波の地層の話があった
筑波山からの岩盤の上に海からの層が堆積して筑波は出来ているそうだ
そのイメージで私の頭の中では出来上がった
面白いのが出来そうだ
かなり難しいけど面白味の方が上回る
引き出しとかも付けなくてはならないので施工方法を色々検討していた
その後請け負った会社のメンバーや市役所の担当や大学生と集まって
現地を見たり私の造った版築を見たりして
版築を色々話し合った
その後重量の問題が出てきて厚く造れない
一度は塗版築って案も出てきた
私には塗版築は出来ないので
私には無理ですと一度はお断りした
しかし 担当から
私は東郷さんと仕事をしたいんですと言われた
そう言われては私も わかりましたやりましょうとしか言えない
薄いのはかなり難しいので種土を変える事にした
担当とメールで話あいながら私の中では完成した
その後担当から連絡がなくなった
設計に手間取っているのかと思っていたら
なんと なんと 転勤・・・・・
え~~~~~
担当は他の人になる・・・
なぜ?
新しい担当は塗版築にするつもり
以前の担当から現場で指導して頂けませんかと話があった
でも現在の担当からの依頼ではないし
余計な口出しをするのは失礼な話で
お断りしました
先日そのゲートパークが完成して一般公開しはじめた
どんなのが出来たか見てきた
いい感じに仕上がっていた
だけどこの不快感はなんだろう・・・・・
別にアイデアを盗まれたわけではないけど・・・・
不愉快・・・・


大きい会社って何を考えているのか
どんな事情があるのか私にはわからない
担当だって悔しいと思う
版築を提案した大学院生だって悔しいと思う
かなり難しい工事だったので
色々考えた それだけはプラスになったか
2023年04月08日
北山台杉
4年前から造っている庭
そこの植栽はモミジと北山台杉
その北山台杉を一昨日植えた
もっと早く植えたかったけど
ちょうどいいのが見つからない
今、人気があまりないようで少ない
予定よりは小ぶりになったけど
これを育てる事にした


杉を植えるにあたり
ご家族の心配は杉花粉
当然の事です
でも
安心して下さい はいてますから・・・
じゃなくて
安心して下さい 花は咲きません
北山杉は挿し木で育てるので
花が咲かないのです
この北山台杉は三重県産
これは悲しいかな園芸品種
本来の北山台杉は
杉丸太を切ってそこから芽吹いて育った丸太を垂木に使う
その材料をとる為が元来の目的
それを誰かが庭に植えた物
この台杉は
細いうちに切るので本来の目的とは全く違う
だから台になる腰が低い
もっと腰が高い方がいいけど
この細さだと低くしないとかっこう悪い
太くなった時の事は考えていない
なんとか腰を高くしたい・・・・
それの練習用に自宅にも3本植えてみた


答えが出るのに何年かかるのか
無理とは思うけど
楽しんでみよう
そこの植栽はモミジと北山台杉
その北山台杉を一昨日植えた
もっと早く植えたかったけど
ちょうどいいのが見つからない
今、人気があまりないようで少ない
予定よりは小ぶりになったけど
これを育てる事にした


杉を植えるにあたり
ご家族の心配は杉花粉
当然の事です
でも
安心して下さい はいてますから・・・
じゃなくて
安心して下さい 花は咲きません
北山杉は挿し木で育てるので
花が咲かないのです
この北山台杉は三重県産
これは悲しいかな園芸品種
本来の北山台杉は
杉丸太を切ってそこから芽吹いて育った丸太を垂木に使う
その材料をとる為が元来の目的
それを誰かが庭に植えた物
この台杉は
細いうちに切るので本来の目的とは全く違う
だから台になる腰が低い
もっと腰が高い方がいいけど
この細さだと低くしないとかっこう悪い
太くなった時の事は考えていない
なんとか腰を高くしたい・・・・
それの練習用に自宅にも3本植えてみた


答えが出るのに何年かかるのか
無理とは思うけど
楽しんでみよう
2023年03月10日
苔の勉強会
今日は午後からつくば市小田の古民家『華の幹』で苔の勉強会
先日 庭を造りたいとゆう話を頂き
そのメールを頂いた日には
私の頭の中では隅々までイメージが出来上がりました
それが苔の庭
そのイメージを話すと
シェフが苔の凄い名人と友達ですとの事
シェフは話が早い
その時に連絡して
今日の話がまとまりました
数々のTVに出演しているのでご存じの方もいるかと思います
『苔のおじさん』 こと山縣健志さんが華の幹に来る
私は午前中は仕事でしたが
急いで終わらせて向かいます
まずはシェフ特製のお昼を頂きました
A5ランクの常陸牛

スープ

デザート

最高 超美味しい
華の幹カフェ
まだ開店準備中ですが
苔の庭を眺めながら
こんな絶品お昼を頂けたら最高です
で
それから山縣さんや華の幹のメンバーと庭へ出て
苔と庭の話
山縣健志さん 苔アート作家
難しい人だったらどうしよう なんて思っていたら
初めから気さくな方で
苔の知識はもちろん 話がとっても楽しい
ここに前から気になっていた面白い石があるのですが
その石の使い方の素晴らしいヒントも頂きました
苔の話に戻すと
なんと華の幹に珍しい苔を発見

シシゴケ
とても珍しい苔だそうです
そう言われれば見たこと無いかも
そのシシゴケがそっちこっちに自生している
それをさっとガラス瓶の中に入れて苔アート完成

庭のプランもかなり出来上がり
自分的には最初にイメージした庭を造れます
ワクワクが止まりません
先日 庭を造りたいとゆう話を頂き
そのメールを頂いた日には
私の頭の中では隅々までイメージが出来上がりました
それが苔の庭
そのイメージを話すと
シェフが苔の凄い名人と友達ですとの事
シェフは話が早い
その時に連絡して
今日の話がまとまりました
数々のTVに出演しているのでご存じの方もいるかと思います
『苔のおじさん』 こと山縣健志さんが華の幹に来る
私は午前中は仕事でしたが
急いで終わらせて向かいます
まずはシェフ特製のお昼を頂きました
A5ランクの常陸牛

スープ

デザート

最高 超美味しい
華の幹カフェ
まだ開店準備中ですが
苔の庭を眺めながら
こんな絶品お昼を頂けたら最高です
で
それから山縣さんや華の幹のメンバーと庭へ出て
苔と庭の話
山縣健志さん 苔アート作家
難しい人だったらどうしよう なんて思っていたら
初めから気さくな方で
苔の知識はもちろん 話がとっても楽しい
ここに前から気になっていた面白い石があるのですが
その石の使い方の素晴らしいヒントも頂きました
苔の話に戻すと
なんと華の幹に珍しい苔を発見

シシゴケ
とても珍しい苔だそうです
そう言われれば見たこと無いかも
そのシシゴケがそっちこっちに自生している
それをさっとガラス瓶の中に入れて苔アート完成

庭のプランもかなり出来上がり
自分的には最初にイメージした庭を造れます
ワクワクが止まりません
2023年03月09日
モミジの植栽
先日ネタですが
作庭4年目の庭
やっと植栽が始まりました
この日はモミジを4本植込み
ここのご主人もモミジが好きで
約20年前に畑に植えておいたモミジです
昨年、根回ししておいたのでまあまあ根の状態も良かったです

雪見灯篭に被さっているのは枝垂れモミジです
えって思うかもしれませんが
畑に植わっていた時に
周りを大きいモミジに囲まれて細くなり枝垂れられませんでした
後ろの2本は今でも結構大きいですがもっと大きくしたいです
庭を造る時はなるべく大きくなった木を植えたいです
出来れば苗木は植えない方がいいです
植え過ぎてしまいその後、密植になってしまいます
苗木でかなり隙間を空けたつもりでもまず狭いです
この状態の時に植木や植物好きなおばあちゃんが帰ってきました
「わざと斜めに植えたの??」って聞きます
この写真で見るよりかなりに斜めに植わっています
大抵の人はそう思うと思います
自然界においては真っすぐな木より
曲がった木の方が多いです
特にモミジは曲がった木が多いです
ここの庭では特に真ん中のモミジを大きくしたいので
両脇のモミジは当然曲がってきます
その状態を先取りしてます
5年、10年後を見すえた植栽です
作庭4年目の庭
やっと植栽が始まりました
この日はモミジを4本植込み
ここのご主人もモミジが好きで
約20年前に畑に植えておいたモミジです
昨年、根回ししておいたのでまあまあ根の状態も良かったです

雪見灯篭に被さっているのは枝垂れモミジです
えって思うかもしれませんが
畑に植わっていた時に
周りを大きいモミジに囲まれて細くなり枝垂れられませんでした
後ろの2本は今でも結構大きいですがもっと大きくしたいです
庭を造る時はなるべく大きくなった木を植えたいです
出来れば苗木は植えない方がいいです
植え過ぎてしまいその後、密植になってしまいます
苗木でかなり隙間を空けたつもりでもまず狭いです
この状態の時に植木や植物好きなおばあちゃんが帰ってきました
「わざと斜めに植えたの??」って聞きます
この写真で見るよりかなりに斜めに植わっています
大抵の人はそう思うと思います
自然界においては真っすぐな木より
曲がった木の方が多いです
特にモミジは曲がった木が多いです
ここの庭では特に真ん中のモミジを大きくしたいので
両脇のモミジは当然曲がってきます
その状態を先取りしてます
5年、10年後を見すえた植栽です
2023年02月17日
42年
先日からお伺いしている現場
独立した翌年からお世話になっている
42年・・・
42年前をいまだに良く覚えている
かなり大きい現場だったし
やりがいはあった
下見の段階で
殆どの木が刈り込み
周りを高い樫の生垣で囲まれ
その樫塀も分厚い
大木が多いので昼間でも薄暗い
木の下は笹で一面覆われていた
その為に
表側は緑がぎっしり隙間なし
裏側は殆ど枯れている
幹もかなり痛んでいた
裏側の樹皮はかなり剥けて 芯材がむき出し
特に高野槇とカヤが痛んでいた
全ての木を一旦透かして
光と風を通し
笹は全て刈り取った
樫塀は少しずつ薄く
それをずっと繰り返しいた
最近は現状維持と透かしで広がった木を少し詰め加減で剪定している
弱っていた高野槇とカヤは深い剪定を控えて
墨汁と日本酒で芯を守り
軽めの剪定で緑を多く残し
樹勢を回復させる方向で進めた
今日しみじみと見たら
樹皮がだいぶ復活してはいたがまだまだ
こうゆう育ちの遅い木は復活にも時間がかかる
でも上手く出来たものでこんな木は芯が堅い
芯が柔らかい木では樹皮が囲う前に芯が弱ってしまう



まだ当初から半分位が復活したのかな
完全に樹皮が覆うのにあと50年・・・かな
それだって私が引退して
次にこれらの木を剪定する人が
私と考え方が違ったら・・・
まっ そうならない事を願うばかり・・・
施主が代替わりしたら・・・
と 思う
独立した翌年からお世話になっている
42年・・・
42年前をいまだに良く覚えている
かなり大きい現場だったし
やりがいはあった
下見の段階で
殆どの木が刈り込み
周りを高い樫の生垣で囲まれ
その樫塀も分厚い
大木が多いので昼間でも薄暗い
木の下は笹で一面覆われていた
その為に
表側は緑がぎっしり隙間なし
裏側は殆ど枯れている
幹もかなり痛んでいた
裏側の樹皮はかなり剥けて 芯材がむき出し
特に高野槇とカヤが痛んでいた
全ての木を一旦透かして
光と風を通し
笹は全て刈り取った
樫塀は少しずつ薄く
それをずっと繰り返しいた
最近は現状維持と透かしで広がった木を少し詰め加減で剪定している
弱っていた高野槇とカヤは深い剪定を控えて
墨汁と日本酒で芯を守り
軽めの剪定で緑を多く残し
樹勢を回復させる方向で進めた
今日しみじみと見たら
樹皮がだいぶ復活してはいたがまだまだ
こうゆう育ちの遅い木は復活にも時間がかかる
でも上手く出来たものでこんな木は芯が堅い
芯が柔らかい木では樹皮が囲う前に芯が弱ってしまう



まだ当初から半分位が復活したのかな
完全に樹皮が覆うのにあと50年・・・かな
それだって私が引退して
次にこれらの木を剪定する人が
私と考え方が違ったら・・・
まっ そうならない事を願うばかり・・・
施主が代替わりしたら・・・
と 思う
2023年02月02日
なぜ紫陽花が嫌いなのか
今日の現場は昨年からお世話になっている現場
紫陽花が好きなのか沢山植わっている
紫陽花って花が咲いている時はそれなりにいいとは思うが
後が悪い
花は落ちないで枯れてまでも付いている事がある
落葉時期も葉が黒くなって残っている時がある
奥さんかご主人がそんな紫陽花をぶつぶつに切っていた
去年 花の咲きが悪いと言うので
あまり切らない方がいいですよ とアドバイスしておいた
でも大きくなっちゃうと言われたが
我慢して下さいと伝えておいた
少し邪魔の所を切られはしたが
だいぶ我慢してくれた

変な所から切るとそこから下が枯れる事がある
そんな枯れ枝を元から切り
少し残っていた花柄や黒くなった葉を落とし
完全に直りはしないけど
だいぶ良くなってきた
紫陽花の咲く時期はテレビ等で取り上げられ
多くの人はその時期にしか気に留めない
冬の紫陽花は目に入らない
人間の目ってよく出来たもので
不思議なくらいに見えない
植木屋は冬の紫陽花もそれなりに見せなくてはならない
植木屋がきちんと手をかければなんとかなる
ただ勝手にぶつぶつに切られた紫陽花は直しようがない
紫陽花を植えたい人に少しアドバイスを
何本か植える時は思いっきり間を空けてください
こんなに空けていいのって位空けてください
それだって大きくなったらぎゅうぎゅう詰めになります
剪定はあまりしないで邪魔な所を切る程度
花柄を切るだけで十分です
ってか それ以上は切らない事です
紫陽花が好きなのか沢山植わっている
紫陽花って花が咲いている時はそれなりにいいとは思うが
後が悪い
花は落ちないで枯れてまでも付いている事がある
落葉時期も葉が黒くなって残っている時がある
奥さんかご主人がそんな紫陽花をぶつぶつに切っていた
去年 花の咲きが悪いと言うので
あまり切らない方がいいですよ とアドバイスしておいた
でも大きくなっちゃうと言われたが
我慢して下さいと伝えておいた
少し邪魔の所を切られはしたが
だいぶ我慢してくれた

変な所から切るとそこから下が枯れる事がある
そんな枯れ枝を元から切り
少し残っていた花柄や黒くなった葉を落とし
完全に直りはしないけど
だいぶ良くなってきた
紫陽花の咲く時期はテレビ等で取り上げられ
多くの人はその時期にしか気に留めない
冬の紫陽花は目に入らない
人間の目ってよく出来たもので
不思議なくらいに見えない
植木屋は冬の紫陽花もそれなりに見せなくてはならない
植木屋がきちんと手をかければなんとかなる
ただ勝手にぶつぶつに切られた紫陽花は直しようがない
紫陽花を植えたい人に少しアドバイスを
何本か植える時は思いっきり間を空けてください
こんなに空けていいのって位空けてください
それだって大きくなったらぎゅうぎゅう詰めになります
剪定はあまりしないで邪魔な所を切る程度
花柄を切るだけで十分です
ってか それ以上は切らない事です
2023年01月20日
時代がのる
時代がのる・・・・
変な日本語だと思う
私はよく使う言葉で
古いものや苔むした様子
長い年月がかかって貫禄が出てきたもの 等々
昨日ネタですが
昨年暮れから剪定にお伺いしていた現場の五葉松
苔むしてきて
時代がのってきたって感じです

この貫禄が出るのに100年以上はかかる
日本庭園にはこんな重厚な木がやはり似合う
落ち着いた日本庭園になるには時間がかかる
一時代必要だと思う
植木屋って変な職業で
新品の物でなく経年劣化した物を好み
新しく造った庭でさへも経年劣化したようにみせる工夫をする
しかしそれは見せかけで本物ではない
苔寺って誰でも知ってると思いますが
造られてからおよそ700年
現在の姿になるまでには色々な事があったと思うけど
700年の重みは簡単には造れない、700年かかるんです
その苔寺に私が時々言う嫌いな草花や薔薇や紫陽花等を植えるだろうか
余りにも安っぽくて重みもないし、時代も感じない
ガーデニングとかに使うなら何の問題もないと思うし
そんな庭にはよく似合うと思う
私には全く無縁な世界だし興味もないし絶対に作らない
旧古河庭園をご存じだろうか
洋館と薔薇園のイメージ
そんな写真が多いのでそんなイメージの人が多いかも知れないけど
そこに7代目植治の造ったとても大きくて素晴らしい日本庭園がある
あの棲み分けは見事だと思う
紫陽花寺の名で有名な鎌倉の明月院
紫陽花の時期にだけTV等でで放送されたりするので
紫陽花のイメージが強いけど
奥へ行くと見事な日本庭園がある
ここの棲み分けも見事だと思う
今ひとつ気になった紫陽花が咲いていない時期や落葉時期はどんなだろう
ふと見てみたくなった・・・
適材適所とゆう言葉があるけど
大事だと思う
変な日本語だと思う
私はよく使う言葉で
古いものや苔むした様子
長い年月がかかって貫禄が出てきたもの 等々
昨日ネタですが
昨年暮れから剪定にお伺いしていた現場の五葉松
苔むしてきて
時代がのってきたって感じです

この貫禄が出るのに100年以上はかかる
日本庭園にはこんな重厚な木がやはり似合う
落ち着いた日本庭園になるには時間がかかる
一時代必要だと思う
植木屋って変な職業で
新品の物でなく経年劣化した物を好み
新しく造った庭でさへも経年劣化したようにみせる工夫をする
しかしそれは見せかけで本物ではない
苔寺って誰でも知ってると思いますが
造られてからおよそ700年
現在の姿になるまでには色々な事があったと思うけど
700年の重みは簡単には造れない、700年かかるんです
その苔寺に私が時々言う嫌いな草花や薔薇や紫陽花等を植えるだろうか
余りにも安っぽくて重みもないし、時代も感じない
ガーデニングとかに使うなら何の問題もないと思うし
そんな庭にはよく似合うと思う
私には全く無縁な世界だし興味もないし絶対に作らない
旧古河庭園をご存じだろうか
洋館と薔薇園のイメージ
そんな写真が多いのでそんなイメージの人が多いかも知れないけど
そこに7代目植治の造ったとても大きくて素晴らしい日本庭園がある
あの棲み分けは見事だと思う
紫陽花寺の名で有名な鎌倉の明月院
紫陽花の時期にだけTV等でで放送されたりするので
紫陽花のイメージが強いけど
奥へ行くと見事な日本庭園がある
ここの棲み分けも見事だと思う
今ひとつ気になった紫陽花が咲いていない時期や落葉時期はどんなだろう
ふと見てみたくなった・・・
適材適所とゆう言葉があるけど
大事だと思う
2023年01月19日
プロの仕事??????
去年の暮れに終わらなかった大きい剪定の現場
今日 午前中で終わり
午後は3年前から造っている造園現場へ鉄板の引き上げへ
駐車場の土間コンを専門屋さんに打ってもらうのに
門から板石を敷いたので
ミキサー車が載っても大丈夫なように鉄板で補強していたもの
土間コンは特別何の注文もなく専門屋さんにお任せ
面積が広い為にとても私には出来ないので
庭の勾配を私が全て合うように板石で作っておいた
それに合わせて打ってもらえればそれだけでいいと思っていた
随分模様を作って工夫を凝らして打ってくれた
玄関までを洗い出しで打ってくれた・・・・
鉄板は私が敷いたまま
ああ~~~~~~~~~~~ 嫌な予感・・・・・
案の定 嫌な予感的中
鉄板を上げると
その下は
流したモルタルで板石は真っ白
それも厚い・・・・
道具も何も無いので持って行ったバールで少し叩いてみる
当然簡単に割れるわけもない
なぜこうなる事がわからないの??????????????
信じられない・・・・・・・・・・・
素人だってわかるレベルの話・・・・・・
誰が洗い出しを頼んだの
誰も頼んでいない
ただの自己アピール???????
へたくそって自己アピールだろう・・・・
補強の為に敷いた鉄板が逆効果????
いいや 違う
洗い出しのモルタル水はその時に流さなかったら流れない
板石の上をモルタル水を流しただけでもう取れなくなってしまう
そんな事も知らずに洗い出しなんてするな!!!!!!
それもその洗い出したセメント水は側溝へ流したのだろうか??????
それってまずいと思うんだけど・・・・・
このレベルの人に鉄板の補強をしないで任せたら
何の補強もせずにミキサー車を載せ
板石を割られたかもしれない
それを思えば良かった・・・・
と しよう 笑
てか するしかない
参った

そういえば だいぶ前だけど
犬走りをコンクリートで打つにあたり
筑波石の沓脱石を据えてくれとの依頼があり据え付けた
そして土建屋さんが生コンを打ったんだけど
沓脱石の上にコンクリートを大量にこぼして
それをまたご丁寧に拭き取ろうとしたのか
かなり広いコンクリート跡が残っていた
タイルじゃねえよ・・・・
拭いたって取れない・・・・
こんな事を平気でするんだよね・・・・
今日 午前中で終わり
午後は3年前から造っている造園現場へ鉄板の引き上げへ
駐車場の土間コンを専門屋さんに打ってもらうのに
門から板石を敷いたので
ミキサー車が載っても大丈夫なように鉄板で補強していたもの
土間コンは特別何の注文もなく専門屋さんにお任せ
面積が広い為にとても私には出来ないので
庭の勾配を私が全て合うように板石で作っておいた
それに合わせて打ってもらえればそれだけでいいと思っていた
随分模様を作って工夫を凝らして打ってくれた
玄関までを洗い出しで打ってくれた・・・・
鉄板は私が敷いたまま
ああ~~~~~~~~~~~ 嫌な予感・・・・・
案の定 嫌な予感的中
鉄板を上げると
その下は
流したモルタルで板石は真っ白
それも厚い・・・・
道具も何も無いので持って行ったバールで少し叩いてみる
当然簡単に割れるわけもない
なぜこうなる事がわからないの??????????????
信じられない・・・・・・・・・・・
素人だってわかるレベルの話・・・・・・
誰が洗い出しを頼んだの
誰も頼んでいない
ただの自己アピール???????
へたくそって自己アピールだろう・・・・
補強の為に敷いた鉄板が逆効果????
いいや 違う
洗い出しのモルタル水はその時に流さなかったら流れない
板石の上をモルタル水を流しただけでもう取れなくなってしまう
そんな事も知らずに洗い出しなんてするな!!!!!!
それもその洗い出したセメント水は側溝へ流したのだろうか??????
それってまずいと思うんだけど・・・・・
このレベルの人に鉄板の補強をしないで任せたら
何の補強もせずにミキサー車を載せ
板石を割られたかもしれない
それを思えば良かった・・・・
と しよう 笑
てか するしかない
参った

そういえば だいぶ前だけど
犬走りをコンクリートで打つにあたり
筑波石の沓脱石を据えてくれとの依頼があり据え付けた
そして土建屋さんが生コンを打ったんだけど
沓脱石の上にコンクリートを大量にこぼして
それをまたご丁寧に拭き取ろうとしたのか
かなり広いコンクリート跡が残っていた
タイルじゃねえよ・・・・
拭いたって取れない・・・・
こんな事を平気でするんだよね・・・・
2023年01月01日
年の初めに思う事
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
穏やかな年明けで
こんな穏やかな一年になってほしいと思います。
今年は4日から仕事を始める予定で
そんな早い仕事はじめは植木屋人生47年で初めて
気力・体力が衰えていくのが自分でもわかる
が
しなくてはならない現実
今、自分に何が求められているのか?
今の自分に何が出来るのか?
今の自分にしか出来ない事があるのではないか・・・・
あると思う・・・・
手を抜くと言う言葉がある
いい意味ではないと思う
が
決して悪い言葉ではないと思う
全てに力を入れて全力投球ではもたない
力を抜いていい所では抜くべきで
そこのメリハリが技術ではないだろうか
例えば石
私は石をきちんと据えようとは思わない
放り投げたような石組が理想だ
ただこれは一つ間違えればただのへたくそ!
なら一か所でいいからきちんとした石積みをする
剪定もそう
私はモミジや落葉樹を出来るだけ切りたくない
フェイスブックに日本庭園とゆう公開グループがある
そこで京都の紅葉の写真をアップした人に
ある人が聞いた
「京都のようなモミジの剪定を植木屋さんにお願いしているのですが、私の思う姿になりません。」て
聞かれた人がなんとかかんとか言っていたけど上手い答えが出ない
何回かそんなやりとりがあった
そこで私が
「何もしない事です。」って書いたら
話がそこで全て終わってしまった
空気を読まない私の発言が場を凍らせてしまった雰囲気
はっきり言ってこれを理解できる人がどのくらいいるのか
素人に理解しろって言っても無理な話
プロでも酷い剪定をしている人が多い
ってか殆ど
私の技術を後世に伝える・・・・
なんて言ったら
おこがましい話だけど
伝えてはおきたい
それをその人が実行しるかしないかは自由
ただ選択肢は増えると思う
それが世に認められるか認められないかは別
人がどう思うと関係ない
自分の道を生きる
たとえそれが逆風でも関係ない
まだまだ逆風に向かって進む
それが私の最後のモチベーション

逆風ならぬ逆光に立ち向かってみました(笑)
本年もよろしくお願いいたします。
穏やかな年明けで
こんな穏やかな一年になってほしいと思います。
今年は4日から仕事を始める予定で
そんな早い仕事はじめは植木屋人生47年で初めて
気力・体力が衰えていくのが自分でもわかる
が
しなくてはならない現実
今、自分に何が求められているのか?
今の自分に何が出来るのか?
今の自分にしか出来ない事があるのではないか・・・・
あると思う・・・・
手を抜くと言う言葉がある
いい意味ではないと思う
が
決して悪い言葉ではないと思う
全てに力を入れて全力投球ではもたない
力を抜いていい所では抜くべきで
そこのメリハリが技術ではないだろうか
例えば石
私は石をきちんと据えようとは思わない
放り投げたような石組が理想だ
ただこれは一つ間違えればただのへたくそ!
なら一か所でいいからきちんとした石積みをする
剪定もそう
私はモミジや落葉樹を出来るだけ切りたくない
フェイスブックに日本庭園とゆう公開グループがある
そこで京都の紅葉の写真をアップした人に
ある人が聞いた
「京都のようなモミジの剪定を植木屋さんにお願いしているのですが、私の思う姿になりません。」て
聞かれた人がなんとかかんとか言っていたけど上手い答えが出ない
何回かそんなやりとりがあった
そこで私が
「何もしない事です。」って書いたら
話がそこで全て終わってしまった
空気を読まない私の発言が場を凍らせてしまった雰囲気
はっきり言ってこれを理解できる人がどのくらいいるのか
素人に理解しろって言っても無理な話
プロでも酷い剪定をしている人が多い
ってか殆ど
私の技術を後世に伝える・・・・
なんて言ったら
おこがましい話だけど
伝えてはおきたい
それをその人が実行しるかしないかは自由
ただ選択肢は増えると思う
それが世に認められるか認められないかは別
人がどう思うと関係ない
自分の道を生きる
たとえそれが逆風でも関係ない
まだまだ逆風に向かって進む
それが私の最後のモチベーション

逆風ならぬ逆光に立ち向かってみました(笑)
2022年12月31日
年の終わりに思う事
今年もあとわずか
何とも慌ただしく今年も終わろうとしている
こんなに仕事をした12月は久しぶり
忙しいのはありがたい事だけど
12月中にやらなくてはならない仕事がまだまだ残っている
年金を頂く歳になった男には厳しい暮でした
恥ずかしい話だけど
忙しいを理由にもっこくを刈り込んでしまった
初めてだ
もっこくは私にとって拘りのある木で
修業時代 会社からの帰り道目黒区自由が丘の高級住宅地の街の中を
自転車であっちの道こっちの道を走り他の植木屋さんの仕事を見ながら帰っていた
そんな中に物凄く綺麗なもっこくがあった
暫くその家の前を帰り道に選んだ
会社の先輩達の剪定と全然違うもっこく
そのもっこくの姿を頭の中に描きながら剪定してみた
それに近い剪定が出来るようになった頃
私の植木屋としての自信もついた
こんな事を言うと笑われてしまうけど
その後私よりもっこくの剪定の上手い人を見たことが無い
それが私の誇りでもあった
それを刈り込んでしまった
大袈裟な話と思うだろうけど
私は私の植木屋としての誇りを捨てたとまで思った
数年前にも超忙しい暮に絶対に使わないと決めていたバリカンを
使ってしまった・・・・
あの時も誇りを捨てたと思った
今ではバリカン無しの世界は考えらない
その頃から植木屋の老化は始まったのだろうか・・・
でもそれはいい方に考えよう
変なこだわりを捨てて熟成した・・・
自宅の庭を数年前から造っている
今年は全く作業出来なかった・・・
気力が無くなる前に完成させたい・・・

何とも慌ただしく今年も終わろうとしている
こんなに仕事をした12月は久しぶり
忙しいのはありがたい事だけど
12月中にやらなくてはならない仕事がまだまだ残っている
年金を頂く歳になった男には厳しい暮でした
恥ずかしい話だけど
忙しいを理由にもっこくを刈り込んでしまった
初めてだ
もっこくは私にとって拘りのある木で
修業時代 会社からの帰り道目黒区自由が丘の高級住宅地の街の中を
自転車であっちの道こっちの道を走り他の植木屋さんの仕事を見ながら帰っていた
そんな中に物凄く綺麗なもっこくがあった
暫くその家の前を帰り道に選んだ
会社の先輩達の剪定と全然違うもっこく
そのもっこくの姿を頭の中に描きながら剪定してみた
それに近い剪定が出来るようになった頃
私の植木屋としての自信もついた
こんな事を言うと笑われてしまうけど
その後私よりもっこくの剪定の上手い人を見たことが無い
それが私の誇りでもあった
それを刈り込んでしまった
大袈裟な話と思うだろうけど
私は私の植木屋としての誇りを捨てたとまで思った
数年前にも超忙しい暮に絶対に使わないと決めていたバリカンを
使ってしまった・・・・
あの時も誇りを捨てたと思った
今ではバリカン無しの世界は考えらない
その頃から植木屋の老化は始まったのだろうか・・・
でもそれはいい方に考えよう
変なこだわりを捨てて熟成した・・・
自宅の庭を数年前から造っている
今年は全く作業出来なかった・・・
気力が無くなる前に完成させたい・・・

2022年12月01日
植木屋の手が変わる
京都のフェイスブック友達の植木屋さんが
今日 ある有名庭園の管理について酷いってフェイスブックにアップした
アップした写真を見ただけで
えっ!! って思えるほどの酷い管理
剪定と言うより伐採に近いような超思い切った剪定
ある事情で植木屋が変わったそうだ
どんな事情かはわからない
しかし あれでは酷すぎる
施主から強剪定の指示があったのか?
いやいや仮にあったとしても
それは止めた方がいいって言うべきだと思う
一言でいえば
余りにもレベルの低い植木屋に依頼してしまった
手が変わると庭も変わる(東造園迷言集より)
今の現場で今日は五月の刈込をしたけど
その刈込だけでも手が変わると全然別の庭になってしまう
もみじなんかもその典型だろう
全く違う庭になってしまうだろう
ここの庭のモミジは全て実生
それも殆ど剪定していない

京都の話に限らず
施主がどう思っているのか
植木屋はどこに依頼しても同じと思っている人が多い
京都のその庭園の施主もそうじゃないのかな
と 私は思う
植木屋のレベルってピンキリで物凄い差がある
私の仕事とシルバー事業の仕事を同じと思ってる人さへいる
シルバーより値段が高いっていう人さへいる
冗談じゃねえよ
じゃシルバーにやってもらえって話です
ただ何もわからない人には同じに見える
そうゆう人を相手にしていても時間の無駄です
今剪定作業に行っている現場
そこのご主人が言ってくれる言葉がありがたい
「東郷さん、無理するなよ。身体を大事にしろよ。」
「東郷さんの造った庭だ、好きなように管理してくれ。」
「東郷さんがいなくなったら この庭は終わっちゃよ。」って
私もこんな大きな庭を造らせてもらって
管理も好きなように任せられてもらって
ありがたいです
庭ってそうゆう物だと思う
造ってからもずっと管理する
造園と管理は一体です
ただもう一ヶ月近く作業しているけど
全て任されているが
全て丁寧な仕事をしている訳ではない
抜くところは手を抜いてる
ってか急所だけしか押えていない
大きい庭ってそれでいいと思う
そうしないととんでもない手間賃がかかってしまう
京都の名園となれば歴史が違いますから
造った人と管理する人は当然違う
ただそれでも庭の心を知って管理が出来る
それが出来てはじめて庭師と言えると思う
私は自分を庭師なんてとても言えないし
そう言えるレベルにもなっていない
しかし いつか庭師と言えるレベルになりたと思う
今日 ある有名庭園の管理について酷いってフェイスブックにアップした
アップした写真を見ただけで
えっ!! って思えるほどの酷い管理
剪定と言うより伐採に近いような超思い切った剪定
ある事情で植木屋が変わったそうだ
どんな事情かはわからない
しかし あれでは酷すぎる
施主から強剪定の指示があったのか?
いやいや仮にあったとしても
それは止めた方がいいって言うべきだと思う
一言でいえば
余りにもレベルの低い植木屋に依頼してしまった
手が変わると庭も変わる(東造園迷言集より)
今の現場で今日は五月の刈込をしたけど
その刈込だけでも手が変わると全然別の庭になってしまう
もみじなんかもその典型だろう
全く違う庭になってしまうだろう
ここの庭のモミジは全て実生
それも殆ど剪定していない

京都の話に限らず
施主がどう思っているのか
植木屋はどこに依頼しても同じと思っている人が多い
京都のその庭園の施主もそうじゃないのかな
と 私は思う
植木屋のレベルってピンキリで物凄い差がある
私の仕事とシルバー事業の仕事を同じと思ってる人さへいる
シルバーより値段が高いっていう人さへいる
冗談じゃねえよ
じゃシルバーにやってもらえって話です
ただ何もわからない人には同じに見える
そうゆう人を相手にしていても時間の無駄です
今剪定作業に行っている現場
そこのご主人が言ってくれる言葉がありがたい
「東郷さん、無理するなよ。身体を大事にしろよ。」
「東郷さんの造った庭だ、好きなように管理してくれ。」
「東郷さんがいなくなったら この庭は終わっちゃよ。」って
私もこんな大きな庭を造らせてもらって
管理も好きなように任せられてもらって
ありがたいです
庭ってそうゆう物だと思う
造ってからもずっと管理する
造園と管理は一体です
ただもう一ヶ月近く作業しているけど
全て任されているが
全て丁寧な仕事をしている訳ではない
抜くところは手を抜いてる
ってか急所だけしか押えていない
大きい庭ってそれでいいと思う
そうしないととんでもない手間賃がかかってしまう
京都の名園となれば歴史が違いますから
造った人と管理する人は当然違う
ただそれでも庭の心を知って管理が出来る
それが出来てはじめて庭師と言えると思う
私は自分を庭師なんてとても言えないし
そう言えるレベルにもなっていない
しかし いつか庭師と言えるレベルになりたと思う
2022年11月17日
松に始まり松に終わる
この格言は聞いた事はあるけど
多分盆栽の話かな?
今日の現場のご主人が言っていた


この現場に初めて入らせてもらったのは独立間もない頃
42,3年前
今の庭と全然違う
一体何回庭を造り直した事か
多分私が関わった時の木で残っているのは
逆光で黒くなってしまった槇の木とその脇の赤松と1枚目の写真の五葉松くらいかもしれない
ご主人は元々松が好きでとてもいい松が10本位あったと思う
それがある理由があって庭を半分解体する事になり
その時にご主人が思い出深くて切れなかった赤松と五葉松以外の松は全て伐採
その数年後にまた解体した所に庭を造ることになり
当初は松は植える予定はなかったけど
材料屋さんを見にいったら
やっぱり松がいいな~ って事で
松に始まり松に終わるって事
最近 松の人気はないけど
確かに松はいいなと思う
多分盆栽の話かな?
今日の現場のご主人が言っていた


この現場に初めて入らせてもらったのは独立間もない頃
42,3年前
今の庭と全然違う
一体何回庭を造り直した事か
多分私が関わった時の木で残っているのは
逆光で黒くなってしまった槇の木とその脇の赤松と1枚目の写真の五葉松くらいかもしれない
ご主人は元々松が好きでとてもいい松が10本位あったと思う
それがある理由があって庭を半分解体する事になり
その時にご主人が思い出深くて切れなかった赤松と五葉松以外の松は全て伐採
その数年後にまた解体した所に庭を造ることになり
当初は松は植える予定はなかったけど
材料屋さんを見にいったら
やっぱり松がいいな~ って事で
松に始まり松に終わるって事
最近 松の人気はないけど
確かに松はいいなと思う
2022年10月09日
北側のつつじ
腰を痛めてここ暫く休んでいます
だいぶ良くなりましたが 現場に出るのはまだきついです
色々書きたいブログネタは多いのですが少し書こうと思います
先日のブログ『毒虫』で書いた北側のつつじの植栽について
それと殆ど同じ現場がありました
そこは新興住宅地の中で
数年前に剪定にお伺いしたお宅から
チョット自分では手に負えなくなったので剪定してほしいと春に依頼されたのですが
半年過ぎて先日剪定してきました
そこは真北につつじが植わっています
生垣の下で家も『毒虫』のブログの家より近いです
そこのつつじに全く問題はありません
本ではつつじは陽樹のくくりです
本を書いている殆どの人は残念ながら現場の人間ではありません
誰か有名な学者さんが書いた文献をみて陽樹としているとしか思えません
最初に有名な学者さんが書いたのがまかり通っているのかと思います

ここの住宅地の生垣はネズミモチに統一されています
ネズミモチ・・・・かよ~~~~って感じです
ネズミモチは強い木ですがもうこれからの時期は芽は出ないので
強剪定は出来ません
道路にあまり出したくないので横は強めに切るしかありません
その分天端は軽めに刈り込んでいます
今から40年以上前
私の修業時代の東京で実はこのネズミモチの生垣ってとても多かったんです
私のバイブル的な書である上原敬二先生の本の中でネズミモチを大絶賛しています
その影響なのかと思います
しかしネズミモチは華もなく とても地味な冴えない木です
だんだん紅カナメモチの人気が出てきて
いつの間にかネズミモチの生垣は無くなってきました
紅カナメモチも病気に弱くて段々無くなっていきますが・・・
ここの住宅地の全体的な設計は某有名大学の造園科の教授です
昔のネズミモチのブームと衰退を知らないのかと思います
ってか 上原敬二先生の本を読んでなのか
歴史は繰り返されます
私的にはカシや金木犀の生垣とかと比べればいいですけど
余り好きではありません
何年か前にあるガーデンデザイナーの仕事をした時に
彼はネズミモチ大好きだと言います
ってか彼の生垣は凄いです
ネズミモチ・金木犀・カシの混ぜ垣
その中になんとタブノキまで植えます
それもギッチギチ
はっきりいって出来上がった時の事しか考えていません
その後はどうなってもいいとしか言いようがありません
こんなに植えていいんですか?? って尋ねると
いいの いいのって言います
今どうなっているのか???
凄いことになってると思います
彼とは今は全く付き合いがありませんが
いまだにあんな生垣を作っているのでしょうか???
話を戻しますが
ここのお宅は旗竿地です
はっきり言って庭も狭いです
家の前3m位の幅の庭
それと旗竿の竿部分が2.5m位の幅
そこに植栽されてます
それもエゴノキ・ヤマモモ・シマトネリコ・姫シャラ・ソヨゴ・ネズミモチ等々
考えられません・・・
この5倍の面積の庭が必要です


上の2枚の写真はエゴノキの剪定が終わった所です
剪定前の写真は撮り忘れましたが
凄かったです
エゴノキも余り切らない方がいいです
前に剪定したときに一番太い幹を元から切り
そこから出たひこばえで作り直しましょうと言ったのですが
そのひこばえは毎年全て切っているそうです
・・・・・
今回のような強剪定をすると
胴吹きと徒長枝がたくさん出ますが
どうにもなりません
その場しのぎの剪定しか出来ません
しかし
その剪定を見た
お隣の奥様が
「あなた剪定お上手ね~ うちのも剪定して頂けませんか。」と言われました
でも先客が閊えているのでお断りするしかありません
後日反対側のお隣からも電話を頂きました
「うちの剪定もお願いしたいのですが・・・」って
断るのは忍びないのですがお断りするしかありません
毎年行っているお客様が優先です
これは絶対外せない私の信念です
だいぶ良くなりましたが 現場に出るのはまだきついです
色々書きたいブログネタは多いのですが少し書こうと思います
先日のブログ『毒虫』で書いた北側のつつじの植栽について
それと殆ど同じ現場がありました
そこは新興住宅地の中で
数年前に剪定にお伺いしたお宅から
チョット自分では手に負えなくなったので剪定してほしいと春に依頼されたのですが
半年過ぎて先日剪定してきました
そこは真北につつじが植わっています
生垣の下で家も『毒虫』のブログの家より近いです
そこのつつじに全く問題はありません
本ではつつじは陽樹のくくりです
本を書いている殆どの人は残念ながら現場の人間ではありません
誰か有名な学者さんが書いた文献をみて陽樹としているとしか思えません
最初に有名な学者さんが書いたのがまかり通っているのかと思います

ここの住宅地の生垣はネズミモチに統一されています
ネズミモチ・・・・かよ~~~~って感じです
ネズミモチは強い木ですがもうこれからの時期は芽は出ないので
強剪定は出来ません
道路にあまり出したくないので横は強めに切るしかありません
その分天端は軽めに刈り込んでいます
今から40年以上前
私の修業時代の東京で実はこのネズミモチの生垣ってとても多かったんです
私のバイブル的な書である上原敬二先生の本の中でネズミモチを大絶賛しています
その影響なのかと思います
しかしネズミモチは華もなく とても地味な冴えない木です
だんだん紅カナメモチの人気が出てきて
いつの間にかネズミモチの生垣は無くなってきました
紅カナメモチも病気に弱くて段々無くなっていきますが・・・
ここの住宅地の全体的な設計は某有名大学の造園科の教授です
昔のネズミモチのブームと衰退を知らないのかと思います
ってか 上原敬二先生の本を読んでなのか
歴史は繰り返されます
私的にはカシや金木犀の生垣とかと比べればいいですけど
余り好きではありません
何年か前にあるガーデンデザイナーの仕事をした時に
彼はネズミモチ大好きだと言います
ってか彼の生垣は凄いです
ネズミモチ・金木犀・カシの混ぜ垣
その中になんとタブノキまで植えます
それもギッチギチ
はっきりいって出来上がった時の事しか考えていません
その後はどうなってもいいとしか言いようがありません
こんなに植えていいんですか?? って尋ねると
いいの いいのって言います
今どうなっているのか???
凄いことになってると思います
彼とは今は全く付き合いがありませんが
いまだにあんな生垣を作っているのでしょうか???
話を戻しますが
ここのお宅は旗竿地です
はっきり言って庭も狭いです
家の前3m位の幅の庭
それと旗竿の竿部分が2.5m位の幅
そこに植栽されてます
それもエゴノキ・ヤマモモ・シマトネリコ・姫シャラ・ソヨゴ・ネズミモチ等々
考えられません・・・
この5倍の面積の庭が必要です


上の2枚の写真はエゴノキの剪定が終わった所です
剪定前の写真は撮り忘れましたが
凄かったです
エゴノキも余り切らない方がいいです
前に剪定したときに一番太い幹を元から切り
そこから出たひこばえで作り直しましょうと言ったのですが
そのひこばえは毎年全て切っているそうです
・・・・・
今回のような強剪定をすると
胴吹きと徒長枝がたくさん出ますが
どうにもなりません
その場しのぎの剪定しか出来ません
しかし
その剪定を見た
お隣の奥様が
「あなた剪定お上手ね~ うちのも剪定して頂けませんか。」と言われました
でも先客が閊えているのでお断りするしかありません
後日反対側のお隣からも電話を頂きました
「うちの剪定もお願いしたいのですが・・・」って
断るのは忍びないのですがお断りするしかありません
毎年行っているお客様が優先です
これは絶対外せない私の信念です
2022年09月26日
小百合
先日なにげなくTVを見ていたら
80歳台の人が選んだ人気芸能人ランキングってのがやっていた
2位が上白石萌音(朝ドラ「カムカム・・・・」の影響)
8位には岸恵子がランキング
あとは若い人たちがランキングされていた
そして1位が予想通りの吉永小百合
納得の1位です
控えめに出過ぎず
かといって存在感がとてもある
とても魅力のある名女優だと思う
今日、私が書きたいのは百合の花(前振りが長くてすみません)
以前 私は薔薇と紫陽花は植えたことが無いと書いた
そのほか草花とかもほとんど植えたことが無いし
植える気もない
最近のガーデニングの本とか見ると
下草を植える植える
草花はもちろん
立ち上がらない地を這うゆな木も植えている
私は嫌いだから批判的な事を書いてしまうが
あれって庭が仕上がった時が頂点
後の管理は超難しいと思う
素人が楽しんで管理出来るのがガーデニングだと思うけど
あれは素人では管理出来ないと思う
プロでも難しいんじゃないかと思う
脚立も立たない
足も踏み入れられない
ハッキリ言って後の事は考えていない
昔、超有名な庭師が言ったそうだ
雑木が大きくなったらどうしますかって聞いたら
切って植えかえればいいだろう・・・・って
それと同じ 植えかえればいいだろ・・・レベルの話になってしまいます(笑)
薔薇と紫陽花の事でなぜ私は植えないのか理由は書かなかった
あえて今書けば
薔薇は主張が強すぎる
花が鮮やかで綺麗すぎるので目立ちすぎる
そして棘が嫌い
庭に植えては邪魔
薔薇だけ植えて薔薇園にすればいいのにと思う
紫陽花は はっきり言って嫌い
割と大きくなるのに切ると花が咲きずらくなる
庭の邪魔をする
いいのは花の時だけ
私はその花も嫌い、額紫陽花だけは花は好き
百歩譲って植える場所次第ではいいかもしれない
そんな花嫌いな私が唯一庭に植える花物が百合
百合でもカサブランカは嫌い
主張が強すぎる
余り大きくならない百合
私は勝手に小百合と呼んでいる(ここでやっと繋がった)
百合を好きな人は百合根を大きくするために花が咲き終わっても切らない
葉で養分を作り百合根を大きくする為に
私は大きくしたくないから早めに切る
木の剪定をする時も遠慮なく元から切る
そうゆう点でも自由が利く
何よりも一番庭の邪魔をしない
一本真っすぐに伸びるだけで枝を張るわけでもないので陰も作らない
控えめな花の色も好きだ
私の自宅の玄関前の庭に小百合をだいぶ前に植えた
一時かなり増えたけど
除草剤をかけていたのでかなり枯れた
今 何本か残っているのをあえて切らない
種が散るのを待っている
そしていつの間にかまた増える
あえてここに植えようとかって全く考えていない
(通路に出たのだけは掘っているけど)
それくらい邪魔をしない

昔の日本庭園ていうと主木 主石なんて言ってそれに添える木や石って感覚だった
今の私は全くそうゆう感覚は無い
別に主役なんていらない
皆脇役でいい
主張しない木が何気なく植わっている、何気なく石がある
そこにはやっぱり控えめな花がいい
そんな庭が好きだ
そんな私の感覚は80台が選ぶ吉永小百合と同じかもしれない
20代に好きな庭
40台に好きな庭
60台に好きな庭
当然の事だけど違う
今の私の感覚で庭は造る
80歳台の人が選んだ人気芸能人ランキングってのがやっていた
2位が上白石萌音(朝ドラ「カムカム・・・・」の影響)
8位には岸恵子がランキング
あとは若い人たちがランキングされていた
そして1位が予想通りの吉永小百合
納得の1位です
控えめに出過ぎず
かといって存在感がとてもある
とても魅力のある名女優だと思う
今日、私が書きたいのは百合の花(前振りが長くてすみません)
以前 私は薔薇と紫陽花は植えたことが無いと書いた
そのほか草花とかもほとんど植えたことが無いし
植える気もない
最近のガーデニングの本とか見ると
下草を植える植える
草花はもちろん
立ち上がらない地を這うゆな木も植えている
私は嫌いだから批判的な事を書いてしまうが
あれって庭が仕上がった時が頂点
後の管理は超難しいと思う
素人が楽しんで管理出来るのがガーデニングだと思うけど
あれは素人では管理出来ないと思う
プロでも難しいんじゃないかと思う
脚立も立たない
足も踏み入れられない
ハッキリ言って後の事は考えていない
昔、超有名な庭師が言ったそうだ
雑木が大きくなったらどうしますかって聞いたら
切って植えかえればいいだろう・・・・って
それと同じ 植えかえればいいだろ・・・レベルの話になってしまいます(笑)
薔薇と紫陽花の事でなぜ私は植えないのか理由は書かなかった
あえて今書けば
薔薇は主張が強すぎる
花が鮮やかで綺麗すぎるので目立ちすぎる
そして棘が嫌い
庭に植えては邪魔
薔薇だけ植えて薔薇園にすればいいのにと思う
紫陽花は はっきり言って嫌い
割と大きくなるのに切ると花が咲きずらくなる
庭の邪魔をする
いいのは花の時だけ
私はその花も嫌い、額紫陽花だけは花は好き
百歩譲って植える場所次第ではいいかもしれない
そんな花嫌いな私が唯一庭に植える花物が百合
百合でもカサブランカは嫌い
主張が強すぎる
余り大きくならない百合
私は勝手に小百合と呼んでいる(ここでやっと繋がった)
百合を好きな人は百合根を大きくするために花が咲き終わっても切らない
葉で養分を作り百合根を大きくする為に
私は大きくしたくないから早めに切る
木の剪定をする時も遠慮なく元から切る
そうゆう点でも自由が利く
何よりも一番庭の邪魔をしない
一本真っすぐに伸びるだけで枝を張るわけでもないので陰も作らない
控えめな花の色も好きだ
私の自宅の玄関前の庭に小百合をだいぶ前に植えた
一時かなり増えたけど
除草剤をかけていたのでかなり枯れた
今 何本か残っているのをあえて切らない
種が散るのを待っている
そしていつの間にかまた増える
あえてここに植えようとかって全く考えていない
(通路に出たのだけは掘っているけど)
それくらい邪魔をしない

昔の日本庭園ていうと主木 主石なんて言ってそれに添える木や石って感覚だった
今の私は全くそうゆう感覚は無い
別に主役なんていらない
皆脇役でいい
主張しない木が何気なく植わっている、何気なく石がある
そこにはやっぱり控えめな花がいい
そんな庭が好きだ
そんな私の感覚は80台が選ぶ吉永小百合と同じかもしれない
20代に好きな庭
40台に好きな庭
60台に好きな庭
当然の事だけど違う
今の私の感覚で庭は造る
2022年09月14日
毒虫
昨日スズメバチと勝負しました
私のKO勝ち (笑)
生垣を刈り込んでいたら突然目の前にハチの巣
びっくりしました
キイロスズメバチより少し小さい感じで攻撃性はあまり強くありません
巣も小さいし なんだか勝てる気がしました (笑)
勝つには勝ったものの
もし負けたらと思うと もうやめておこうと思います
最悪死ぬまであるわけで怖いです
庭の仕事をしていると危険はいっぱいです
蜂はもちろん 蛇だって毒蛇もいます
カエルにさへも毒があります
土の中にもいろいろな菌がいます
そして私達植木屋の一番身近にいるのが毒虫
その中でもイラガとチャドクガ
痛いのと痒いのです (笑)
これにやられて植木屋の道を断念する若者もいます
ところが今年はイラガはいたけどチャドクガは全くいません
陽気のせいなんでしょうが
私の植木屋人生で初めてです
今日の現場に椿があるんですが
超久しぶりに透かしの手入れが出来ました

このチャドクガって奴は
年に3回湧きます
生きている幼虫はもちろん 成虫になった後の脱け殻でさへ痒いです
チャノキや山茶花、椿等に多いです
稀に梅、シャラ等にもつきます
これの痒さは経験した者にしかわかりません
だいぶ前ですが超有名設計事務所の仕事をした時
駐車場から玄関へのアプローチの植栽は何がいいですかと聞かれ
家から見ると北側になりますが周りは道路でその先は畑
私はつつじを勧めました
つつじは陽樹のくくりですが
私は半日陰くらいの方があまり密にならなくていいと思っています
設計はえ~~~~って言います
こっちは北側ですよ 椿か山茶花じゃないですか って言います
それじゃ初めから2択かよって話です
私に尋ねる必要はないでしょう
私を試したんだと思います
私がどのくらい勉強しているかって
毎日通るアプローチの脇に椿や山茶花は毒虫がつくのでやめた方がいいですよと説明しました
納得してもらえたと思っていましたが
出来てきた図面には山茶花・・・・・
この人にはいくら言っても無駄だと思いました
日陰には椿か山茶花と思い込んでいます
本だけの知識です
本にはそこまでしか書いてありません
チャドクガがつくので植えない方がいいですなんて書いてある本は皆無です
消毒すればいいだろうってな考えだと思いますが
虫だって馬鹿じゃないです
人に見つからない所にいます
チャドクガの毛は風で飛びます
近くを歩くだけでも痒くなります
痒くなって気が付きます
それから消毒しても間に合いません
その後 そこの現場の脇を通ったら山茶花全て伐採されてました
植木屋が山茶花がいいですよって勧めたくらいの話になっているんでしょうね
施主も茨城弁のおやじの話より
超有名大学卒の設計士の話の方を信じます
馬鹿にされたものです
本の知識しかない人の方が上にみられるんですよ
造園科のある高校の先生が生徒に言ったそうです
君達 ここで勉強していけば そこらの植木屋より余程多くの知識が得られるよって
これも随分馬鹿にされたものだ
町の植木屋さんは本なんて読まないと思っている
経験と勘だけで勝負してると思ってる
学校へ行ってきた見習いは生意気な奴が多い
私より知ってと思っているんだもの無理はない・・・
東造園迷言集より
本の中には現場に無いものがある
現場には本の中に無いものがある
逆もまた真なり (笑)
私のKO勝ち (笑)
生垣を刈り込んでいたら突然目の前にハチの巣
びっくりしました
キイロスズメバチより少し小さい感じで攻撃性はあまり強くありません
巣も小さいし なんだか勝てる気がしました (笑)
勝つには勝ったものの
もし負けたらと思うと もうやめておこうと思います
最悪死ぬまであるわけで怖いです
庭の仕事をしていると危険はいっぱいです
蜂はもちろん 蛇だって毒蛇もいます
カエルにさへも毒があります
土の中にもいろいろな菌がいます
そして私達植木屋の一番身近にいるのが毒虫
その中でもイラガとチャドクガ
痛いのと痒いのです (笑)
これにやられて植木屋の道を断念する若者もいます
ところが今年はイラガはいたけどチャドクガは全くいません
陽気のせいなんでしょうが
私の植木屋人生で初めてです
今日の現場に椿があるんですが
超久しぶりに透かしの手入れが出来ました

このチャドクガって奴は
年に3回湧きます
生きている幼虫はもちろん 成虫になった後の脱け殻でさへ痒いです
チャノキや山茶花、椿等に多いです
稀に梅、シャラ等にもつきます
これの痒さは経験した者にしかわかりません
だいぶ前ですが超有名設計事務所の仕事をした時
駐車場から玄関へのアプローチの植栽は何がいいですかと聞かれ
家から見ると北側になりますが周りは道路でその先は畑
私はつつじを勧めました
つつじは陽樹のくくりですが
私は半日陰くらいの方があまり密にならなくていいと思っています
設計はえ~~~~って言います
こっちは北側ですよ 椿か山茶花じゃないですか って言います
それじゃ初めから2択かよって話です
私に尋ねる必要はないでしょう
私を試したんだと思います
私がどのくらい勉強しているかって
毎日通るアプローチの脇に椿や山茶花は毒虫がつくのでやめた方がいいですよと説明しました
納得してもらえたと思っていましたが
出来てきた図面には山茶花・・・・・
この人にはいくら言っても無駄だと思いました
日陰には椿か山茶花と思い込んでいます
本だけの知識です
本にはそこまでしか書いてありません
チャドクガがつくので植えない方がいいですなんて書いてある本は皆無です
消毒すればいいだろうってな考えだと思いますが
虫だって馬鹿じゃないです
人に見つからない所にいます
チャドクガの毛は風で飛びます
近くを歩くだけでも痒くなります
痒くなって気が付きます
それから消毒しても間に合いません
その後 そこの現場の脇を通ったら山茶花全て伐採されてました
植木屋が山茶花がいいですよって勧めたくらいの話になっているんでしょうね
施主も茨城弁のおやじの話より
超有名大学卒の設計士の話の方を信じます
馬鹿にされたものです
本の知識しかない人の方が上にみられるんですよ
造園科のある高校の先生が生徒に言ったそうです
君達 ここで勉強していけば そこらの植木屋より余程多くの知識が得られるよって
これも随分馬鹿にされたものだ
町の植木屋さんは本なんて読まないと思っている
経験と勘だけで勝負してると思ってる
学校へ行ってきた見習いは生意気な奴が多い
私より知ってと思っているんだもの無理はない・・・
東造園迷言集より
本の中には現場に無いものがある
現場には本の中に無いものがある
逆もまた真なり (笑)
2022年08月25日
人生が二度あれば
父は今年二月で六十五
顔のシワは増えてゆくばかり
仕事に追われ
この頃やっと ゆとりが出来た
父の湯呑み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
湯呑みに写る
自分の顔をじっと見ている
人生が二度あれば この人生が二度あれば
私年代ではだれでも知ってる
井上陽水が泣きながら歌っていた名曲
その六十五に今日なってしまいました
この曲は1972年の曲
私は中学2年生頃? かな
その頃の65歳ってこんなイメージですよね
退職後 やっとのんびり出来るようになった
しかし もう先は短い・・・・
今の感覚では80歳くらいだろうか
この曲の時代から50年が経って
イメージは15年変わった
しかし同級生や同年代の友人も何人か亡くなっている
が
私はまだまだのんびりするわけにはいかない
私を必要としてくれる・・・ 需要があればだけどね

うちの近くの道路の片隅に咲いていたど根性百合
フェイスブックに誕生日おめでとうのメッセージを沢山頂きました
誕生日おめでとうも65歳になると・・・
嬉しいような・・・
でも 今日思った
まだまだ まだまだ これからだ~~~~~~~~~~
人生は二度いらない
一度の人生を悔いなく生きよう!!!!!
顔のシワは増えてゆくばかり
仕事に追われ
この頃やっと ゆとりが出来た
父の湯呑み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
湯呑みに写る
自分の顔をじっと見ている
人生が二度あれば この人生が二度あれば
私年代ではだれでも知ってる
井上陽水が泣きながら歌っていた名曲
その六十五に今日なってしまいました
この曲は1972年の曲
私は中学2年生頃? かな
その頃の65歳ってこんなイメージですよね
退職後 やっとのんびり出来るようになった
しかし もう先は短い・・・・
今の感覚では80歳くらいだろうか
この曲の時代から50年が経って
イメージは15年変わった
しかし同級生や同年代の友人も何人か亡くなっている
が
私はまだまだのんびりするわけにはいかない
私を必要としてくれる・・・ 需要があればだけどね

うちの近くの道路の片隅に咲いていたど根性百合
フェイスブックに誕生日おめでとうのメッセージを沢山頂きました
誕生日おめでとうも65歳になると・・・
嬉しいような・・・
でも 今日思った
まだまだ まだまだ これからだ~~~~~~~~~~
人生は二度いらない
一度の人生を悔いなく生きよう!!!!!
2022年07月19日
織部灯籠
この写真の真ん中にある灯籠が織部灯籠です

室町時代の茶人古田織部が考案したものと言われています
この灯籠を建てた時にわけし達とご主人とで
竿に書かれた文字は何て書いてあるのかって話題になりました
「石」、「匠」どちらの文字も少しアレンジすると似た文字になりそう
だけど もう一つ決定打にはならない
結局
親方、何て書いてあるんですか??? って聞く
私は 隠れキリシタンの目印だ と答えるものの
何て書いてあるかはわからない
昔読んだ上原敬冶先生の本にも何てかいてあるか具体的には書いてなかったと思う
その晩にネットで調べてみた
あるわ あるわ 情報がいっぱい
便利な時代だね~~~
上原敬冶先生の本を開くまでもない
ただ説が色々・・・・
後付け的なものやそれぞれの解釈
織部灯籠と言っても実際 織部の時代のこの形だったの?????
私の聞いた話だけど
織部は露地の灯籠の火袋の位置が高くて気に入らなくて
台石を外して竿を埋めて高さを下げたを聞いた
私はその説を信じている
また隠れキリシタンの目印
これだってどこまで本当なのかって思う
当時の灯籠の値段はべらぼうな金額だったはずで
相当裕福な家でないと買えるものではなかったはず
10年くらい前に長崎のお寺に水琴窟を造りに行った
そこのお寺にキリシタンの墓碑の石があった
こんな感じだったのかなって勝手に想像
これだってかなり高価だったはず
一般庶民にはもっと簡単なものだったのではないかと勝手に想像する

織部灯籠の文字・・・
最初の織部灯籠には絶対になかったと思う
大体、織部灯籠の本歌はどこにあるのだろう・・・・
歴史ってどこまでが本当の話で どこからがフィクションだったり
幕末の坂本龍馬の話でさへ司馬遼太郎の歴史小説のイメージで出来上がっているが
どこまで本当で どこからがフィクションなのか
敵の立場、味方の立場で書いただけでも全然違うものになってしまう
歴史は面白いけど
答えはみつからないってか無いのかも・・・・
織部灯籠は 織部灯籠でいいんだと思う (意味不明(笑))

室町時代の茶人古田織部が考案したものと言われています
この灯籠を建てた時にわけし達とご主人とで
竿に書かれた文字は何て書いてあるのかって話題になりました
「石」、「匠」どちらの文字も少しアレンジすると似た文字になりそう
だけど もう一つ決定打にはならない
結局
親方、何て書いてあるんですか??? って聞く
私は 隠れキリシタンの目印だ と答えるものの
何て書いてあるかはわからない
昔読んだ上原敬冶先生の本にも何てかいてあるか具体的には書いてなかったと思う
その晩にネットで調べてみた
あるわ あるわ 情報がいっぱい
便利な時代だね~~~
上原敬冶先生の本を開くまでもない
ただ説が色々・・・・
後付け的なものやそれぞれの解釈
織部灯籠と言っても実際 織部の時代のこの形だったの?????
私の聞いた話だけど
織部は露地の灯籠の火袋の位置が高くて気に入らなくて
台石を外して竿を埋めて高さを下げたを聞いた
私はその説を信じている
また隠れキリシタンの目印
これだってどこまで本当なのかって思う
当時の灯籠の値段はべらぼうな金額だったはずで
相当裕福な家でないと買えるものではなかったはず
10年くらい前に長崎のお寺に水琴窟を造りに行った
そこのお寺にキリシタンの墓碑の石があった
こんな感じだったのかなって勝手に想像
これだってかなり高価だったはず
一般庶民にはもっと簡単なものだったのではないかと勝手に想像する

織部灯籠の文字・・・
最初の織部灯籠には絶対になかったと思う
大体、織部灯籠の本歌はどこにあるのだろう・・・・
歴史ってどこまでが本当の話で どこからがフィクションだったり
幕末の坂本龍馬の話でさへ司馬遼太郎の歴史小説のイメージで出来上がっているが
どこまで本当で どこからがフィクションなのか
敵の立場、味方の立場で書いただけでも全然違うものになってしまう
歴史は面白いけど
答えはみつからないってか無いのかも・・・・
織部灯籠は 織部灯籠でいいんだと思う (意味不明(笑))
2022年07月17日
石橋
庭を造るにあたりどんな庭を造るか??
当然一番最初に考える事だ
土地の状況 周りの景色、家の形・タイプ・・・・
庭のリフォームの場合はそこにお宅にある材料、石・樹木
3年越しのお宅の庭があと植栽と竹垣くらいにまでなってきた
植栽の時期ではないのでまたここで一旦休止
ここのお宅にはかなりの量の鳥海山の石と玄関前の階段に使われていた2枚の石
それらは全て再利用する
玄関前の階段の石はどう使うか
パット思いついたの石橋
1枚はかなり厚い
これを石橋に使うには当然盛土も高くなる
すると土留めも当然高くなる
昔ながらの築山
今はあまり流行らないが ここのお宅の入母屋の家には合うと思う

あともう1枚は小ぶりで薄い
この橋はGLより少し高い位で下を掘れば石橋になる
ここの広いお宅は雨水の管理も考えないといけない
玄関前に裏からと車庫からの雨水が流れる
かなりの量だ
この雨水を玄関前ではパイプを通して流す
その雨水をパイプの後を流れにしようと思った
そして石橋を使うには一時貯めても面白いかと思った

瓦の園路もここのお宅に瓦が沢山あったので使ってみた
玄関前の石柱の写真をFBにアップして
これは何になるなんて書いておいて
その後の写真をアップしてなかったので
ポストになりました

夏過ぎに生コンを流してもらって
その後植栽します
当然一番最初に考える事だ
土地の状況 周りの景色、家の形・タイプ・・・・
庭のリフォームの場合はそこにお宅にある材料、石・樹木
3年越しのお宅の庭があと植栽と竹垣くらいにまでなってきた
植栽の時期ではないのでまたここで一旦休止
ここのお宅にはかなりの量の鳥海山の石と玄関前の階段に使われていた2枚の石
それらは全て再利用する
玄関前の階段の石はどう使うか
パット思いついたの石橋
1枚はかなり厚い
これを石橋に使うには当然盛土も高くなる
すると土留めも当然高くなる
昔ながらの築山
今はあまり流行らないが ここのお宅の入母屋の家には合うと思う

あともう1枚は小ぶりで薄い
この橋はGLより少し高い位で下を掘れば石橋になる
ここの広いお宅は雨水の管理も考えないといけない
玄関前に裏からと車庫からの雨水が流れる
かなりの量だ
この雨水を玄関前ではパイプを通して流す
その雨水をパイプの後を流れにしようと思った
そして石橋を使うには一時貯めても面白いかと思った

瓦の園路もここのお宅に瓦が沢山あったので使ってみた
玄関前の石柱の写真をFBにアップして
これは何になるなんて書いておいて
その後の写真をアップしてなかったので
ポストになりました

夏過ぎに生コンを流してもらって
その後植栽します
2022年06月25日
五月の刈込
この時期は五月の刈込の時期で
来年花を咲かせるのと木の大きさを保つには今が最適です
その中でも今の現場は桁違いで
五月の本数1,500本以上
市場の五月を回しで全部買ってきたのが3回
他の業者からは大ひんしゅくでした
けど 最高に気持ちいい買い物でした(笑)
しかしこの刈込も半端ないです
ここの現場の刈り方は写真のように少し特殊で平らに刈るのとは違い
手間がかかります


今はバリカンで刈るからいいけど
昔は 全て手刈り
ここのお宅はここ以外にも2か所庭がありました
五月の刈込だけで何人手間かかったか・・・・
バリカンに感謝です・・・(笑)
来年花を咲かせるのと木の大きさを保つには今が最適です
その中でも今の現場は桁違いで
五月の本数1,500本以上
市場の五月を回しで全部買ってきたのが3回
他の業者からは大ひんしゅくでした
けど 最高に気持ちいい買い物でした(笑)
しかしこの刈込も半端ないです
ここの現場の刈り方は写真のように少し特殊で平らに刈るのとは違い
手間がかかります


今はバリカンで刈るからいいけど
昔は 全て手刈り
ここのお宅はここ以外にも2か所庭がありました
五月の刈込だけで何人手間かかったか・・・・
バリカンに感謝です・・・(笑)