2019年01月31日

赤松

今日は夕方から雨か雪の予報
新規の現場に入るには抵抗があったので
自宅の植木の剪定を少し



結構大きい赤松ですが
私は高所作業車を使って3時間で終わります

植木の剪定を知ってる人だと
嘘でしょう????  と思うと思います
全てのこのクラスの赤松がその時間で終わる訳ではありませんが
この松は特にこの時期になると多くの古葉は赤くなり
簡単に落とせます
そして枯れ枝、はねてる枝、懐の小枝位は取りますが
細かい事は気にしません
緑の古葉はかなり残ってます

昔 木の剪定にこだわりが強かった頃は
古葉1枚残す事は許せませんでした
届かない所の僅かな古葉を取るために大変な思いと段取りをしてました

今はそんな所は平気で切ってます
全くこだわっていません
そんな所を気にしているのは自分だけです
こだわりいっていい意味ではありません
それに気が付いてから仕事はとても楽になりました

でも若い植木屋の皆さん
若いうちはこだわりなさい・・・・・ってか (笑)
  


Posted by ひがし at 23:35Comments(0)手入れ・管理剪定

2019年01月30日

なんでこうなるの??????

一体どうやればこんな木になるんだろう
出来ないなら出来ないなりに刈込鋏で刈りこんだ方がよっぽどいい





以前うちにいたわけしから聞いた話だけど
ネットで植木の剪定等の仕事を請け負う全国規模の会社の社長の話
「植木屋は植木の事なんて知らない方がいい。」
「生半可知ってるから余計な事をする。」
「知らなければ怖い物は無い。」 だそうです

まさしくこのシイノキはその通りの仕事です
だけどこんな会社 仕事があるのは一時期の事
間違いなく潰れる
その短い間に稼げるだけ稼ごうって考えですね

私は自分の道を信じて歩くだけ
  


2019年01月29日

バサモル

今日は風が強かった~~~
現場は昨日のお宅です
剪定の続きの予定でしたが
この風ではキツイかなと思い
明日やる予定だった延段の解体をする事にしました


               (少し解体し始めてからの写真)

年と共に階段とか延段とか
僅かな段差でもつまずくようになります
バリアフリーに改造する事になりました

この延段の施工はバサモルで決めました
今の自分だったら
人が歩くだけだから動かなければいい位の感覚でいいと思います

しかし
24,5歳頃の自分・・・・
真面目だね~~~~
大バールで楽に解体出来るつもりでした
とんでもない
そんな簡単ではありませんでした
ユンボを取りに家に戻りました

小さいユンボで充分かと思ったのですが
それでも簡単には解体出来ません

バサモル
バサモルタルの事ですが
これも10cmも入るとコンクリートと同じですね  


2019年01月28日

15年振り

今日の現場は独立して1,2年後位に庭を造らせて頂いたお宅
その後も10年位は管理させて頂いたけど

知り合いが植木屋を始めたのでそちらにお願いしようと思うと言われた
その後
近くを車で通ると酷い剪定をしてるなと思いながらも
断られた身としては何も出来ずにいたけど
去年10月頃、東郷さんまたやって欲しいんだけどって電話を頂いた
年内は無理ですけど年明けて1月か2月頃だったら出来ますと言うと
それでいいよって事で今日から入らせて頂きました

お客様がどこの植木屋を依頼するかはお客様の自由で断られても私はそれでいいと思います
しかしその後私にまた依頼が来ることが結構あります
私はそれをわがままだなとは思いますが
嫌ではありません
逆に私に戻ってきてくれて私の仕事を理解してくれたのかなって思い逆に嬉しいです

さて今日のメインは大きいシイノキ
元々ここのお宅に植わっていた木です
ここ4,5年は剪定していないって感じです
素直に伸びてくれているシイノキは剪定しやすくて好きです
所が中を見ると
わ、わ、わわわわわ
なんてこった
樹皮はボロボロ
枝は枯れて
どこからでも構わず切っていたので枝先の一カ所から何本も出ている
ノコギリが入らない・・・・
チェーンソーで切らなくてはならない
酷い









なんとかなったものの
満足出来ない
もっと切れればいいのだけど
この時期にこれ以上は切らない方がいい
最悪枯れます
これで良しとします


  


2019年01月26日

ごっつい

もう40年以上前の話だけど
昔 ザ・ベストテンて言う超人気歌番組があった
その当時沢田研二が毎回、派手な衣装で出ていた
その時は多分「TOKIO」でパラシュートをなびかせる衣装
それをもんたよしのりに黒柳徹子が聞く
この衣装どう思います?? って
そしたら もんたが 「ごっついな」と答えた、たった一言

え~~~~~~ 言っちゃう、
いくらなんでも まずいんじゃないの・・・・・って
私ですら思った

TV局に抗議の電話が殺到したそうだ
それで次週に
それをもんたに確認したら
関西弁で 「ごっつええな。」
ごっつって凄くっていう意味で
関東弁では「凄く、いい。」 って事だそうだ


今日の話は 関東弁の「ごっつい。」     (面倒臭え~~~~~~(笑))

昨日の話ですが
私共が手を掛ける前の他の業者さんの仕事が酷い
何でもぶつ切り
なんでも構わない

特に落葉樹はなんでも構わない剪定をすると酷い事になってしまいます
ごっつい木になってしまいます
今日取り上げるのは 2種

まず果林
一番ごっつい枝は落とした後ですが





かなり思い切り落としました
自然の果林の姿って知らない人が多いと思いますが
目指すのはそれです
あと
切り口はぶつ切りはいけません
必ず斜めに切ります
徒長枝の出方が違います

次にヒメシャラ
まずヒメシャラは大木になる事を覚えてください
想像い所に大きくなる木です
それを抑えるのはかなり難しいです





こちらもかなり大胆に枝を落としました
来年かなり胴吹きが出ると思います
それでまた調整します
あと
枝を落とす時は幹と並行に切ります
枯れる原因になったり
そこから徒長枝が出やすいです

どちらも枝先はなるべく切らない
大切な事です
落葉樹は柔らかさが命です
下手に切るとごっつくするだけです
  


Posted by ひがし at 18:41Comments(0)手入れ・管理ひとりごと剪定

2019年01月19日

風にご用心

近頃風邪やインフルエンザが流行っているみたいで
先日の藪入りの日に定期的に診て頂いている近くのお医者さんに行くと
マスクをしてうつ向いている人、咳が止まらない人
お医者さんに行くのが恐ろしくなってしまいます
うがい、手洗い
私ですら最近やってます (笑)
風邪にご用心です


今日の話は風は風でも吹く風  (めんどくせー(笑))
今迄のくだりはなんなの???? (笑)

一昨日から入っている今日の現場はお寺と保育園
そこに大きな銀杏が2本
それの枝下しと松の剪定
朝夕は子供の送迎が大混雑
朝は松の剪定をして
少し送迎が終わる頃を見計らって銀杏の枝を下ろします

一昨日は予定通りに進んだのですが
昨日は風が強くて危険と判断して午後は休む事にしました

今日は来る園児が少ないので
銀杏の枝下しに集中
今日中に終わらせたいです
しかし
地面近くだと殆ど風はないのに
上に上がる程
風が強くなります
ここはこの辺でも一番高い所
風を遮る物が何もありません
枝を切る方向も風に合わせないと
自分が怪我をする
おがくずも自分の目の中に飛んでくる
枝も思わぬ所に飛んだり落ちたり
細心の注意が必要です

それより何より高所作業車で作業をしていても風で結構揺れます
余りいい気はしません
細心の注意をはらいながらの作業になります

枝下しが終わり
片付け作業に入る頃に風が止みます
いつもの事です
どれくらい日頃の行いが悪いのか・・・・・ です (笑)




  


Posted by ひがし at 22:53Comments(0)手入れ・管理日々の仕事剪定

2019年01月14日

植木屋になってから2回目

今日はとても貴重な経験が出来ました
植木屋になって40数年
20年位前にも一度経験したのですが
今日2回目

今日の現場は小貝川沿いののどかな場所
何の音もしないようなと所
すると突然下から突き上げるような地震
びっくりしました・・・・
茨城県南部は地震の巣とも言われてるみたいで
珍しくもなんともありません

その話は地震とは全く関係ない話です (めんどくせー)
今日の現場のお宅の広い庭に
そこのお宅のお子様の超高級車が庭のど真ん中に停めてありました
それをそこの奥様が移動させ始めました
慣れないのか車庫に入れようとしているのですが
何度も切り返して
とても大変そうです

殆どの場合 私共では車のバックの誘導をします
ただ今回は広い庭だし何の問題もないかと思い別に誘導しなかったのですが
バックの途中で車が停止しました
チョットバックが見ずらいのかと思い
車の斜め後ろへ行き
「オーライ、オーライ、バックオーライ。」 と誘導しました
そしたら真っ黒いスモークの濃い運転席脇の窓がビーとあきました
「バックミラーついてますから!!!!。」
と 少し高い声で言われました
「余計な事をしてしまい、申し訳ありません。」 と直ぐに謝りました

自分としては気を利かせたつもりだったのですが
奥様のとっては大きなお世話だったみたいです
物の感じ方は人それぞれです
気を付けなくてはいけません

ただこれから先
私もうちの従業員も車の誘導とかをやめる事はありません
殆どの場合は喜んで頂けます
ここのお宅と20年前に同じような事を言われたお宅ではやりません
当然です
嫌がられる事はやりません


実際40年以上も植木屋やってると
色々な事があります
掃除して怒られたり
湯呑茶碗を洗って怒られたり

大きな金額を値引きして怒られたなんて事もありました  (笑)
意地になってやった仕事で結果何十万も値引きして
その方の友人が私を紹介してくれと言ったら
「東郷さんの所は高いから、他を頼んだ方がいいって 言っておきました・・・。」
って私にわざわざ言って
「うちの植木の剪定お願いします。」
って言われました
高いと思ったら他に依頼しろって二度と行きません
そんな事言われてまで仕事はしません
喜んでくれるお客様だけでいいです
  


Posted by ひがし at 22:20Comments(0)ひとりごと

2019年01月13日

伊豆ナンバー

伊豆ナンバー・・・・
初めて見ました

今日は現場は休みですが
熱海からお客様がおいでになり
敷石をお買い求め頂きました

別荘を買い
庭を自分たちで作っているみたいです
ユニックやユンボも買い求め
本格的に楽しんでいるみたいです

庭は自分で作れれば最高に楽しいです
また来週もおいでになります


  


Posted by ひがし at 22:39Comments(0)日々の仕事ひとりごと

2019年01月12日

全開フルパワー

年が明けて
鏡開きも終わり早くも今日は12日

やらなければならない事が多くて
なかなかブログが更新出来ません
久々の更新です

いつもの年は仕事初めは本来暮れにしなくてはならない
事務所や庭の片付け 車の洗車から始まるのですが

今年は8日から現場
初日から全開フルパワーです (笑)

一昨日から1月でいいですよとおっしゃってくれるお宅に行ってました
暮れの仕事はどうしても期限が限られているので
時にはやっつけ仕事になってしまいます
丁寧な剪定をしようと思ったらこの時期がいいですね

ここのお宅も早い物で管理させて頂きはじめてから7年目
今回初めてした事もいくつかあります

ここのお宅の一番古い庭
作られてからもかなりの年月が経ってます
家の改造やなんやで移動されたり切られたり植えられたりしてはいると思いますが
古い三波石の滝組があります
その竪石にビャクシンが被っています
それをかなり思い切って切り
それに合わせて全体的に剪定しました
今迄は古い木なので枯れ枝を切る程度でした



そして新しい庭のモチノキ
ルビー蝋虫で一杯です
去年石灰硫黄合材を散布して一度は無くなったように見えたのですが
強いです
今年はまた木全体に付いてしまいました
木を切ってしまおうかとの話もあったのですが
時期は悪いのですが
切ろうと思えば何でも出来ます
思い切って切り
蝋虫が付いていれば指で取って全て落としました
これでどうなるのか・・・・です



そして自然樹形にしている槇の木
頭が芯だけでなく
周りの枝が頭と一緒になっていました
それが嫌で
毎年少しずつその枝を切っていました
それを今回は落としました
なんかスッキリ
まだもう1本頭と一緒になってる枝があります
次回に切れればいいかなと思ってます



去年の画像がこちら



外しても違和感が無いように毎年少しずつ小さくしておきました


そして最後に私が施工したプラ垣とモッコウバラ
モッコウバラが枯れ枝と古い枝がいっぱいになってしまいました
この時期に切ると来年の花が少なくなってしまいますが
思い切って弱っている古い枝を落とし活性化しようと思います


  


Posted by ひがし at 23:29Comments(0)手入れ・管理日々の仕事剪定

2019年01月02日

年の初めに思う

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年は元旦早々に腰を痛めてしまいました
出だしは最悪

仕事は去年の暮れに回れなかったお宅が数軒と新規の依頼は今年に回していたのでそれが結構あります
去年は1月末に従業員が辞めていったので
せがれと2人
慌てない仕事をしようと思った
旅行したり自宅の庭を完成させようかって思った

しかしそれがどれほど甘い考えだったか思い知らされた
自分はそれで良くてもお客様はそんな事は知らないし関係ない
ただあまり行きたくないお客様は全て切った
上から目線で職人を馬鹿にするようなお宅へはもう行かない
下請けの仕事も私の仕事を理解してもらえない所は行かない

又 自分の仕事の未熟さと甘さも痛感させられた
まだまだ私の職人人生は道半ば
満足出来る仕事は出来るのだろうか

まだまだやりたい事が沢山出てきた
まだまだ夢もある
夢見る還暦おやじ
自分の夢に向かって突き進むだけの力は残っているのか・・・・
力を振り絞ったらもう壊れてしまうかもしれない (笑)
ゆるく ゆっくりでいいかな
出来る所までしか出来ない

私は趣味がない
釣りもギャンブルも何も出来ない
話題も無い
海外旅行をしたいと思った事も無い
でもマチュピチュだけは行きたい
後は仕事を楽しみたい
それだけだね



写真は万両の実を見ていたら水に浮かべたくなった
これって庭の基本かな
庭は自由だし
素直な子供心で愉しめれば最高だと思う
  


Posted by ひがし at 00:21Comments(0)ひとりごと