2023年12月14日

五月の刈込

だいぶ前に終わった剪定の現場の話です
今は少なくなりましたが
昔の庭は五月のねじめが多かったです

私は大きい木だけ剪定します
下草や五月等の刈込はご主人がやってくれます
下草や五月等の刈込は簡単に思ってる人がとても多いです
ですが これがかなり難しい
うちでは新人に松の剪定はやらせますが五月の刈込はやらせませんでした
今では新人にもやらせています
うちもかなりゆるくなりました
ただ別にご主人がやってくれて何の問題もありません
それも庭の一つの楽しみ方です

ただ五月の刈込や下草の管理は難しいってか大切な事だけは知ってほしいです
それ次第で庭の表情が変わってしまいます
今は園芸用のバリカンが普及して誰でも簡単に刈り込めるようになって
ここの現場に限らず五月の刈込をお客様自身がやるケースがとても多いです
そうすると素人はなかなか強く刈れずに五月等が大きくなってしまい
バランスがくずれ
だらしない庭になってしまいます
足元がピタッと決まると庭も映えます

最近の私は庭を造っても五月を植えません
それが原因です
庭が壊れてしまう
それなら植えない方がいい
下草もそうです
うまく管理が出来なければ植えない方がいい



ちょうど先日まで行っていた現場の五月の刈込の写真がありました

五月の刈込

ここの現場は春にも刈り込みます

五月の刈込

何年か前の写真ですが
春にはかなり強めに刈り込みます
秋は軽く整える程度
そうすると
大きくならずに花もいつも満開に咲きます

偉そうに言うと
これが五月の刈込だよって
プロでもへたくそが多すぎると思う






同じカテゴリー(剪定)の記事画像
こだわり
植木屋の手が変わる
松に始まり松に終わる
北側のつつじ
夏の剪定
そのまま行けばよい
同じカテゴリー(剪定)の記事
 こだわり (2023-12-26 21:34)
 植木屋の手が変わる (2022-12-01 23:06)
 松に始まり松に終わる (2022-11-17 23:06)
 北側のつつじ (2022-10-09 22:52)
 夏の剪定 (2022-08-02 22:24)
 そのまま行けばよい (2021-09-16 23:34)

Posted by ひがし at 18:04│Comments(0)剪定日々の仕事
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。