2020年01月31日

アイグロ松

アイグロって素人の皆さんには聞きなれない言葉だと思いますが
普通によくあります
赤松と黒松の混血種とでも言いましょうか
うまく説明出来ませんが
赤松の特徴と黒松の特徴を併せ持っています
今日の現場の松もそれです

アイグロ松

最近の私の松の剪定ですが
若い時の剪定とだいぶ変わってきました

若い時は古葉は絶対に1本たりとも残さないってくらいにきれいに取りました
枝先にこだわりがあったのでどんなやりずらい所もなんとかこなしていました

今の私の剪定は古葉は一応は取りますが残っていても全く気にしません
この時期の赤松は赤くなった古葉を取る位で
さっさと仕上げます
届かない枝は平気で切ってます
毎年その枝の為にどれほど労力を使うか
それならいりません
全然こだわっていません
若い時にこだわっていた事が嘘のようです

ただわけしにそれを強要はしません
拘らなくていいよとは言いますが
若い時は拘った方がいいと思います
その拘った仕事を経験したのとしないのは全然違います

今の私の剪定を手抜きと言う人も当然いると思います
一歩二歩・・・いやいや五歩十歩位引いて見てください
たいした違いはありません
手抜きと熟練は紙一重 (笑)

ただ小さい松は手を抜きません
古葉一本にも拘ります
庭も坪庭ほど手を掛けます
隅々まで手を掛けます
広い庭は大雑把でいいです
一、二か所位少し手を掛けた部分があればいいと思います


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Posted by ひがし at 21:56│Comments(0)剪定日々の仕事
 
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