2024年10月02日

ターニングポイント 4

入院中に考えるのは早く治す事と退院後の事
僅かな望みはあるけど透析は免れない感じ
透析するようになったらもう現場の仕事は出来ないと思う
廃業するにもやらなくてはならない事はある
ある意味死も覚悟しなくてはならない
家族に負の遺産は残せない
やり残したと言うか 自分の夢の途中の事もある
やる事は山積み
それと同時に生活も考えなくてはならない
僅かな年金は入るものの
それでは生活出来ない
自営業というのはこんな時には弱い
好きな庭の仕事をいくつまでも出来ると思っていた
ただ自分のこれからの方向は決まった

退院は突然決まった
検査の結果が良ければ2、3日中に退院て話はあった
抗がん剤の点滴も一度して特別問題もなかったので
その日 主治医の先生からいつでも退院していいですよって許可が出た
半分冗談位のつもりで今日でもいいですかって言ったら
いいよ って
ただそれからバタバタ
首に大きいカテーテルは付いたまま
看護婦さんにそこの消毒の方法や入浴の方法の指導を受け
退院後の注意や指導
インシュリンも打たなくても大丈夫になった
透析もこのままの状態ならしなくても大丈夫
ただその後の経過では必要になる可能性もあるとの事
食事は注意しなくてはならない

2か月入院していると外は夏だった
日差しの強さと暑さに戸惑う
さーやるぞと 予定をこなそうと思った

草を抜こうと思ったら抜けない
腕力 握力 そして脚力
信じられない こんなに自分の体力がなくなっていたとは
階段が登れない・・・・
予定していた事は何も出来ない

そして異常な暑さ
外に出ただけでくらくらする
今年の夏はあきらめた
静養する事を決めた
今年は異常なのかと思ったら去年とほとんど同じそうだ
逆に去年はこの暑さの中で作業をしていたんだと思うとぞっとした
いいタイミングだったのかもしれない
体調を崩さなかったら毎年そんな苦しい夏を過ごさなくてはならない
そう考えると良かったのかもと思える

お彼岸が過ぎて少ししのぎやすくなってきた
リハビリを兼ねて少しずつ作業をしよと思う
まず一番にしなくてはならないのは
借りている畑を綺麗にして返す
もう半世紀も借りている畑
おやじが植木を植えた
畑を借りてでも植木を植える
それがどんどん売れた時代・・・
今ではとても考えられない
その頃植えた苗木も 大木になっている
植木を伐採する事は辛いけどしょうがない
とりあえずユンボで出来る作業が中心でないと何も出来ない
当初はユンボの乗り降りすら大変だった
今は1日3時間の作業
これが半日作業を出来るようにするのが今の目標

ターニングポイント 4




同じカテゴリー(ひとりごと)の記事画像
梅の剪定
中央フリーウェイ
五月の1mm
感謝の言葉しかありません
年の初めに考える
年の終わりに思う事
同じカテゴリー(ひとりごと)の記事
 梅の剪定 (2025-03-23 22:45)
 中央フリーウェイ (2025-03-22 22:48)
 五月の1mm (2025-03-21 22:31)
 感謝の言葉しかありません (2025-03-20 22:45)
 年の初めに考える (2025-01-02 22:44)
 年の終わりに思う事 (2024-12-31 22:00)

Posted by ひがし at 11:51│Comments(0)ひとりごと
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。