2021年02月24日

プラ垣

二尊院垣と御簾垣、完成しました
どちらもプラ垣です

プラ垣

プラ垣

プラ垣を否定する人は多いです
私は全く否定しません
垣根の選択肢の一つだと思っています
生垣、自然素材の竹垣、プラ垣・・・・
それぞれいい所も悪い所もある
どれが一番の答えは無いと思う
私はそれぞれの現場でベストと思う物を提案はするけど
最後は施主それぞれの好みと価格
今日の現場はそれが全て一致した



私は以前このブログで竜安寺のプラ垣を完全否定した
でも個人邸のプラ垣は全く否定しない
世界遺産とは違うと思っている

過去に設計士さんとデザイナーさんにはプラ垣を完全否定された
どちらも竹垣の施工時期としては最悪な時期だったので
今作ると朽ちるが早いからとプラ垣を提案しました
設計士さんの現場では隣の家との境界の垣根だったので
ある程度の高さも必要かと思いましたが
話は聞いてくれたけど
私に出された設計士さんの図面はコンクリートの土留めの高さの四ツ目垣・・・・
この設計士さんの現場を何件か見たけど全て四ツ目垣
どんな所でも四ツ目垣、他の選択肢はないのだろうかと思う
いくら説明しても設計士さんには届かなかった
結局、四ツ目垣を施工しました

デザイナーさんには施主の目の前で罵られた
プラ垣をいいなんて思う人がいるんだ~~~~~、植木屋として恥ずかしくないの って
この人に何か言っても無理だと思った
デザイナーとしてもこだわりはあると思う
ただ考えているのは仕上がった時点での出来・・・
後の事は考えていない
それがデザイナーなんだと思う
仕上がった時がベストの状態なんだろう
夏に普通の規格の1.5倍の高さで両表の建仁寺垣を要求された
さすがにそれは無茶でしょうと私も言うしかない
時期は悪いし重いし
余程しっかりした支柱を使わないと倒れますよって
結局 黒竹の御簾垣に決まった
軽いし風も通すから

実は私もプラ垣は余り好きではない
なので私はプラ垣をプラ垣に見えないように工夫している
私の好みは日々進化しているつもりだ


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