2023年12月26日

こだわり

こだわりって本来は決していい意味の言葉ではない

今日の現場にモッコクがある
私はモッコクの剪定が大好き、超自信がある
モッコクって剪定の難しい代表みたいな木で
笑われてしまうけど日本で一番上手いって位自信がある
だから楽しくて手を抜けない
所が先日モッコクをバリカンで刈った・・・・
人手不足で超忙しくて間に合わない
私の中で何かが崩れた
絶対的な禁じ手

こだわりが少しずつ崩れていく
私のような地味な職人がこだわりを捨てたら
チコちゃんにしかられる
つまんねぇ奴だなーーーーーーー って
こだわりがあるから面白い
他の人と差別感がたまらない
それが無くなったらつまらない仕事だぜ

まだまだこだわりは色々あるけど
ひとつタガを外したら
あとは簡単に外れそう・・・
多分来年は普通にバリカンで刈ってると思う
もう元には戻れない

こんな事を言うと
そんな事どうでもいいじゃね~~~ とかって言われそうだけど
それがこだわりの本来の意味だし・・・・


こだわりって職人の気持ちとしては誇りだと思う
職人のプライド
大袈裟な話 こだわりを捨てるのはプライドを捨てるのと一緒
つまらない職人になっちゃのかな

こだわり


同じカテゴリー(剪定)の記事画像
五月の刈込
植木屋の手が変わる
松に始まり松に終わる
北側のつつじ
夏の剪定
そのまま行けばよい
同じカテゴリー(剪定)の記事
 五月の刈込 (2023-12-14 18:04)
 植木屋の手が変わる (2022-12-01 23:06)
 松に始まり松に終わる (2022-11-17 23:06)
 北側のつつじ (2022-10-09 22:52)
 夏の剪定 (2022-08-02 22:24)
 そのまま行けばよい (2021-09-16 23:34)

Posted by ひがし at 21:34│Comments(0)剪定ひとりごと
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。