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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2024年01月18日

現場復帰

実は新型コロナに感染していました
お陰様でたいした事がなく無事に治り
今日から現場復帰しました

人と殆ど接する事がないので
自分には無関係かと思っていました
定年退職した友人と電話で話したら
彼もコロナに感染したって
全く身に覚えがないそうです
私も身に覚えがない
多分 そのくらいまん延しているのかも
皆さんんも自分には無関係なんて思わないで
注意して下さい





さて 大きい石はあと一つ
その後は延べ段
若い頃は好きだったけど
最近は延べ段がキツイ
やれば面白いんだけどね
腰が・・・・・
  


Posted by ひがし at 22:18Comments(0)造園工事

2024年01月04日

仕事始め

去年の年内に施工して欲しいと言われていたのですが
4日から始めますから年内は勘弁して下さい
と、お願いして
今日から仕事始め
もう私の修業時代から正月は7日まで休みを通していたのに
昨年から4日が仕事始め
65歳からジャンプアップ・・・です (笑)

昨年施工した現場の追加工事です
もうすでにここ以外は完成しているので
制限がとても多い現場
昨年低い土留めをした脇に階段と飛び石が追加になります
前の土留めとの絡みや
それに飛び石を合わせるのは結構難しいです
難しいってか面白味が出せない
ただ並べるだけになってしまいそう・・・・
施主の希望はそれでいいのだけれど
それに+α したい職人根性





ここからが腕の見せ所
  


Posted by ひがし at 23:02Comments(0)造園工事

2023年12月13日

完成まで4年

依頼があったのが2019年
2020年3月から始まった造園工事
やっと先月完成しました
長い間お世話になりました
オーナーには別の仕事もあるので続けては出来ない事は了承を得ていましたが
申し訳ありませんでした

しかし間を空けながら長い期間をかけて庭を造るとメリットもあります
大体のプランは初めに出来ていましたが
少し造り 少し間が空く また少し造りを繰り返すと
ここはあの方がいいな この方がいいな
なんて変更が出てきます
物凄い変化はありませんが
当初のプランとは結構変わったと思います













私はこの頃下草を殆ど植えません
最近の庭の多くは凄い量の下草を植えている庭がとても多いです
あれって出来上がった時がピークで
あの下草を管理するのはとても難しい
素人には絶対無理
プロにもかなり難しいと思います

ここの庭では石庭と玄関前には杉苔を植えましたが
築山には植えません
土を踏み固めて地苔が出やすくなる環境を整えます
嫌がる人もいると思いますが
草が出たら除草剤をかけます
そうすると自然に地苔が生えてきます
そこの環境に合った苔なのでとても強いです
植えた杉苔は弱いです
植えた苔も地苔にだんだん変わってくれれば最高です
成長する庭を目指します

最近は庭の解体工事がとても多いです
代が変わって庭の管理が大変なんです
草引き 掃き掃除 植木の手入れ等々
私は成長する庭と同時にメンテナンスが楽な庭を目指しています
自分の造った庭が代替わりして解体されるのは辛いです
変な話 ブロワーと除草剤で管理できる庭
こんな事を言うのは私くらいかもしれません

  


Posted by ひがし at 18:27Comments(0)造園工事竹垣版築石積み

2023年04月08日

北山台杉

4年前から造っている庭
そこの植栽はモミジと北山台杉
その北山台杉を一昨日植えた

もっと早く植えたかったけど
ちょうどいいのが見つからない
今、人気があまりないようで少ない
予定よりは小ぶりになったけど
これを育てる事にした





杉を植えるにあたり
ご家族の心配は杉花粉
当然の事です

でも
安心して下さい はいてますから・・・
じゃなくて
安心して下さい 花は咲きません
北山杉は挿し木で育てるので
花が咲かないのです


この北山台杉は三重県産
これは悲しいかな園芸品種
本来の北山台杉は
杉丸太を切ってそこから芽吹いて育った丸太を垂木に使う
その材料をとる為が元来の目的
それを誰かが庭に植えた物

この台杉は
細いうちに切るので本来の目的とは全く違う
だから台になる腰が低い
もっと腰が高い方がいいけど
この細さだと低くしないとかっこう悪い
太くなった時の事は考えていない
なんとか腰を高くしたい・・・・

それの練習用に自宅にも3本植えてみた





答えが出るのに何年かかるのか
無理とは思うけど
楽しんでみよう
  


Posted by ひがし at 23:18Comments(0)造園工事ひとりごと

2023年03月09日

モミジの植栽

先日ネタですが
作庭4年目の庭
やっと植栽が始まりました
この日はモミジを4本植込み

ここのご主人もモミジが好きで
約20年前に畑に植えておいたモミジです
昨年、根回ししておいたのでまあまあ根の状態も良かったです



雪見灯篭に被さっているのは枝垂れモミジです
えって思うかもしれませんが
畑に植わっていた時に
周りを大きいモミジに囲まれて細くなり枝垂れられませんでした
後ろの2本は今でも結構大きいですがもっと大きくしたいです

庭を造る時はなるべく大きくなった木を植えたいです
出来れば苗木は植えない方がいいです
植え過ぎてしまいその後、密植になってしまいます
苗木でかなり隙間を空けたつもりでもまず狭いです

この状態の時に植木や植物好きなおばあちゃんが帰ってきました
「わざと斜めに植えたの??」って聞きます
この写真で見るよりかなりに斜めに植わっています
大抵の人はそう思うと思います

自然界においては真っすぐな木より
曲がった木の方が多いです
特にモミジは曲がった木が多いです

ここの庭では特に真ん中のモミジを大きくしたいので
両脇のモミジは当然曲がってきます
その状態を先取りしてます
5年、10年後を見すえた植栽です
  


Posted by ひがし at 22:50Comments(0)造園工事ひとりごと

2022年07月19日

織部灯籠

この写真の真ん中にある灯籠が織部灯籠です



室町時代の茶人古田織部が考案したものと言われています

この灯籠を建てた時にわけし達とご主人とで
竿に書かれた文字は何て書いてあるのかって話題になりました
「石」、「匠」どちらの文字も少しアレンジすると似た文字になりそう
だけど もう一つ決定打にはならない
結局
親方、何て書いてあるんですか???  って聞く
私は 隠れキリシタンの目印だ と答えるものの
何て書いてあるかはわからない
昔読んだ上原敬冶先生の本にも何てかいてあるか具体的には書いてなかったと思う

その晩にネットで調べてみた
あるわ あるわ 情報がいっぱい
便利な時代だね~~~
上原敬冶先生の本を開くまでもない

ただ説が色々・・・・
後付け的なものやそれぞれの解釈

織部灯籠と言っても実際 織部の時代のこの形だったの?????
私の聞いた話だけど
織部は露地の灯籠の火袋の位置が高くて気に入らなくて
台石を外して竿を埋めて高さを下げたを聞いた
私はその説を信じている

また隠れキリシタンの目印
これだってどこまで本当なのかって思う
当時の灯籠の値段はべらぼうな金額だったはずで
相当裕福な家でないと買えるものではなかったはず

10年くらい前に長崎のお寺に水琴窟を造りに行った
そこのお寺にキリシタンの墓碑の石があった
こんな感じだったのかなって勝手に想像
これだってかなり高価だったはず
一般庶民にはもっと簡単なものだったのではないかと勝手に想像する



織部灯籠の文字・・・
最初の織部灯籠には絶対になかったと思う
大体、織部灯籠の本歌はどこにあるのだろう・・・・

歴史ってどこまでが本当の話で どこからがフィクションだったり
幕末の坂本龍馬の話でさへ司馬遼太郎の歴史小説のイメージで出来上がっているが
どこまで本当で どこからがフィクションなのか
敵の立場、味方の立場で書いただけでも全然違うものになってしまう

歴史は面白いけど
答えはみつからないってか無いのかも・・・・
織部灯籠は 織部灯籠でいいんだと思う (意味不明(笑))
  


Posted by ひがし at 23:23Comments(0)造園工事ひとりごと

2022年07月17日

石橋

庭を造るにあたりどんな庭を造るか??
当然一番最初に考える事だ
土地の状況 周りの景色、家の形・タイプ・・・・
庭のリフォームの場合はそこにお宅にある材料、石・樹木

3年越しのお宅の庭があと植栽と竹垣くらいにまでなってきた
植栽の時期ではないのでまたここで一旦休止

ここのお宅にはかなりの量の鳥海山の石と玄関前の階段に使われていた2枚の石
それらは全て再利用する

玄関前の階段の石はどう使うか
パット思いついたの石橋
1枚はかなり厚い
これを石橋に使うには当然盛土も高くなる
すると土留めも当然高くなる
昔ながらの築山
今はあまり流行らないが ここのお宅の入母屋の家には合うと思う



あともう1枚は小ぶりで薄い
この橋はGLより少し高い位で下を掘れば石橋になる

ここの広いお宅は雨水の管理も考えないといけない
玄関前に裏からと車庫からの雨水が流れる
かなりの量だ
この雨水を玄関前ではパイプを通して流す
その雨水をパイプの後を流れにしようと思った
そして石橋を使うには一時貯めても面白いかと思った



瓦の園路もここのお宅に瓦が沢山あったので使ってみた


玄関前の石柱の写真をFBにアップして
これは何になるなんて書いておいて
その後の写真をアップしてなかったので
ポストになりました



夏過ぎに生コンを流してもらって
その後植栽します
  


Posted by ひがし at 22:53Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年11月03日

ソリ

最近全然投稿していなかったのに
昨日投稿してブログを見たら人気ブログランキングで3位
今日見たら2位
えっ?????????????
何で・・・・・・・・・・・です
そしたらなんかブログを書かないわけにはいかないみたいな感じ・・・です
また頑張って投稿しま~~~~~~~す

でも今日は写真を撮ってないし
なので先月した工事ですが
少し石積をした記事を投稿します

タイトルのソリですが
ソリってご存じでしょうか??
雪ソリとかってありますが
私達が使うソリは
重量物を運ぶ為の道具で
コロとセットで使います
相当前に使ったきりで
しばらく使っていませんでした
なぜそんな道具を使うのかって事ですが

現場は近所の毎年のように庭の改造をしたりしているお宅です
そこは相当な量の石が使われていますが
一か所だけ私が施工する前の状態になっている場所があります
そこは大きいマキの木が被っていてユニックがとても使いずらい所です
ご主人がそこの石が気になって気になってしょうがないそうです
何とか直せないかな・・・って依頼です

ここのお宅で2tクラスの石が2個畑に置いてあります
その石を使って欲しいとの事です
その石を据え付ける・・・
その前に車から降ろすわけですが
槇の木の下なので吊り代がありません
まず槇の木の枝が邪魔にならない所に石を降ろします
その石を枝の下に移動するのに
石を平行移動するのがとても難しいです
そこで石をソリの上に載せて
枝の下に運び
そこで石を吊って据え付けるわけです
ソリの上に載せれば一人の人力で動かせます





脇が通路なので通路をなるべく広くしたいって注文です
ユニックは水平に使いたいのですが
ジャッキの高さを変えて斜めにして使ったり
かなり面倒でしたが
何とか積めました
ここの現場は難しい注文が多い現場で
いつも楽しませてもらっています





ご主人は石でも木でも何でもわかっていらっしゃる方で
ここがどれほど面倒な場所かわかってます
私が苦労するのを見て楽しんでいます
私が簡単にやってしまって
つまらなそうでした (笑)
  


Posted by ひがし at 22:48Comments(0)造園工事石積み

2021年11月02日

瓦工事

超久々のアップになります
ここ最近眠気に勝てません
早寝遅起きです
睡眠時間8時間超え (笑)


久々に覗いたら私のブログが3位・・・
えっ どうゆう事 びっくりです

で 本題は
今日は 去年載せるはずだった 版築の瓦やっと終わりました









瓦を載せるとだいぶ雰囲気が変わります

版築の天端が平らでないのと
版築の幅の広さと瓦の幅が殆ど同じなので
躯体を削って合わせます
それが結構面倒で予定以上の手間がかかってしまいました
もう少しやりたい作業はあるんですが
暮れの剪定の電話が多くなり
今年の作業はここまで
また来年とゆう事で・・・
  


Posted by ひがし at 22:53Comments(0)造園工事版築

2021年09月13日

修理

なんか最近全然ブログの更新が出来ていませんでした
さぼり出すと さぼりっぱなしで
なかなか更新出来ません

今日、私のブログのファンという方からメールを頂きました
最近更新されないけど どうかしましたか? って
全く知らない人ですが
なんかとっても嬉しいです

とゆう事で久々の更新になります
と言っても最近ろくに写真も撮っていません
約半月前の矢中の杜の階段修理の事を書こうと思います

依頼はだいぶ前にあったのですが
お盆前はお盆前に仕上げなくてはならない現場が多いので
お盆の後にとゆう事で・・・

下見はだいぶ前に行ったのですが
階段が崩れています
それもなんでこんなになるのって位に
僅かな隙間からライトを照らして中を見てみました
結構空洞がある
なぜ????
雨水が流れ込んで土が流れているのかと思うのですが
外に流れている様子は無い
全く想像がつきません
ただそんなに面倒な修理では無いと思いました

修理当日
解体してみると

びっくり
空洞は想像以上に大きく
建物の中にまで空洞が広がっている



盛土が長い間に自然沈下したと思われます
建物の基礎も下がっています
これは簡単には上がりません
下に捨てコンを打って
これ以上下がらないようにしか出来ません

別の階段は
ここも想像以上に酷い
聞くとここの階段は
元々木の階段があったそうで
それを矢中のメンバーで大谷石で作り直したそうです
え~~~ と思う位
素人だけで見事に作ったと思います・・・

残土とガラで埋めたようで
スカスカです





転圧しても
たいした効果はありません
上っ面が固くなるだけです
しかしこれを下まで直すと言ったらとんでもない手間がかかります
厚めの捨てコンを階段一段分打って
階段を一段高くするとゆう選択をしました



それと同時進行していた延べ段の修理
これも当初1m位直せばいいかと思いましたが
下地は何もないただの土
地盤は自然沈下する
ここも下がらないようにするには
捨てコンを厚く打つしかない
ちなみに全て手練り
どこまでも続く延べ段
ある程度
先の石と繋がる所まで直すしかありません



材料は全て現場にある物
再利用です
大谷石、御影石、筑波石
修理工事は見えないところにお金がかかります
特に今回は想像以上に手間がかかってしまいました

上の写真に丸いパイプが見えると思いますが
これは縦樋なんですが
地中に土管を埋めて
そこを雨水が流れるようになっていました
今は詰まってしまっていて機能していませんが
戦時中に作られた建物でこんな事をしてある建物は少ないでしょうね

ついでにもう一つ
ここの洗い出しが素晴らしい



下から大谷石
その上に稲田御影石
その上に真壁御影石
その上に洗い出し
看板建築の左官職人が作ったのかと思いますが
凄いです
  


Posted by ひがし at 23:15Comments(0)造園工事矢中の杜

2021年07月20日

石庭、石、石組み

足りなかった苔が土曜日に届いて
日曜日に苔を貼り
少し大きい坪庭完成しました



既存のもみじを2本をそのまま残し
ナツハゼと赤花アセビを植えましたが
ほぼ石庭のつもりです
灯篭も余計だったかもしれませんが・・・(笑)

私の自論ですが
日本庭園で一番大切なのは石だと思っています
木は無くても石が無くては日本庭園は成り立たない

それの究極の姿が竜安寺だと思っています
石庭は技術よりセンス
センスが全てだと思っています
竜安寺の石庭で石を一つ一つ見ると
なんでこの石なのかなって思う石があります
それが一つになると見事に調和がとれて
まさしく庭の最高芸術だと思います
石だけだと何も誤魔化す事が出来ません
作者の根本的がセンスが問われると思います

私はセンスがどの程度のものなのか????
それは私が判断する事ではないし
自分の目で見ると
どうしてもひいき目になってします
しかしこの石組は
今現在の私の全てです
全力投球した姿です
大袈裟な話ですが
私の実力がどの程度のものなのか問われている気がします

私はインスピレーションだけで石を組みます
ユニックを据え付けた場所のそばにあった石を7石全てと
どうしても足りなかった1石をユニックを移動して吊ってきました
意識するのはバランスだけです
2時間くらいで大体据え終わりました
くどくど考えるよりパット感じたものの方が面白ものが出来ると思います

石は現場にあった鳥海石
鳥海石って余り使った事がありませんでしたが
面白い石だと思います
石庭に向いているかなって思いました

少し細かく撮った写真をアップしてみます





私は上の写真の
琴柱灯篭に切られた形になってしまった石
なんでかこの石が一番好きです
この石が一番、手のかかっていない石で
ここに下して埋めた訳でもなく
動かしもせず
尚且つ 琴柱灯篭に真ん中を切られている
本当に石って面白いなって思わせる石です
  


Posted by ひがし at 23:11Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年07月14日

坪庭完成

苔の不足分はまだですが
砂利を敷いて
とりあえず坪庭完成しました



ここのお宅のお住まいは屋根がとても大きく軒下が広いです
なので
植木や苔を手前に植えられません
単一の粒の砂利を敷くと
少し間が抜けてしまいます
砂利の粒の大きさを3種類使い変化をつけてみました


余談ですが
先日 どこかの若い植木屋さんが来て
この程度の庭誰でも作れるだろうって言ったそうです
全く その通りです
特別難しい事をしている訳ではありません
土留めして
竹垣(プラ垣)作って
石を適当に並べて
木を植えて苔を貼って
砂利を敷く
それだけの事です
誰にでも出来ます

ただ誰でも出来るだろうって言い放って行った若い植木屋さんには作れないでしょう (笑)
人が造った物は欠点が良く見えます
何とでも言えます
竜安寺の石庭でさえもああだ、こうだって言うのは簡単で
言いたい事を言えます
私も時々竜安寺の庭について書いていますが
私は竜安寺の庭を庭の最高峰だと思っています
庭の最高の芸術と思っています
私のレベルでは絶対に造れないレベルの庭です
  


Posted by ひがし at 23:13Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年07月12日

防草シート

雨天続きで苔屋さんが苔を切れなかったのですが
やっと切れたようで今日届きました
現場に行ってから苔が届いたよって家内から連絡があり
先日の続きの御影石の階段を作っていたのですが
急遽予定を変更して
午後から苔貼り

ここから本題・・・・(笑)

苔貼り後に砂利を敷きますが
その下地に防草シートを貼ります
この防草シートの値段がピンキリです
ホームセンターでもかなり値段が違います
うちではホームセンターでは売っていない物を使っています
これはいい物を使わないと後で困ります
案外長持ちしません
砂利を敷いた後では入れ替えるのが大変になってしまいます


  


Posted by ひがし at 23:28Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年07月10日

自然石と切り石

雨が続いてましたが
今日は久々の快晴
急に暑くなったので身体はバテバテ (笑)
でも とても気持ちのいい汗をかけました

御影石を四角く加工した石で階段を作る
ましてそこに縁石を付けると
自然石とのつながりはとても難しいです



いつも石は自由にあるがままにと言ってますが
ここは合わせます

この写真の左側の庭は既存の庭で他の業者さんが造ったものですが
多少手を加えますが
殆どはそのまま残します
外した2石を手前に据え
その後ろに小さい園路の階段を作ります
それで既存の庭と玄関前の石がつながります



階段の石を仮置きしてみました

玄関前の階段の前側が下がっているのがわかると思います
これは水勾配と言って
雨の日に水溜りが出来ないようにわざと勾配を付けています
水平に据える方がはるかに簡単です

ひと手間加える
ってこうゆう事を言うのかと思います
  


Posted by ひがし at 23:19Comments(0)造園工事

2021年07月07日

縁石

昨日の続きで今日は縁石工事
少し悩んだり 加工したり



向かって左側の縁石は当初予定していませんでした
既存の石を外したので
その石と他の石で土留めをするつもりでした
ただ他の部分をどうするか少し悩んでいたら
ここも同じ石で土留めした方がバランスがいいように思えてきました
急遽予定変更です

そして外した石をどう使う案が浮かんできて
全然予定と変わりそうな予感 (笑)
庭って面白い

ここのご主人は私に全て任せてくれているので
何の相談もせずに変更しています
そしたらご主人が縁石は予定してなかったでしょう・・・・って言います
予定してたのって聞くのではなくて
予定してなかったでしょうって初めから言います
さすがに庭造りも2年目になると
ご主人に何も言わなくても伝わっています (笑)
  


Posted by ひがし at 23:36Comments(0)造園工事

2021年06月30日

植栽

今日はナツハゼと赤花アセビを植えました



私の好みは植え過ぎないのが基本です
草花も滅多に植えません
草花の知識もありません
古い昔の庭しか作れません
今の時代には合わないと思いますが
合わせようとも思いません

一日かかってこれだけかよって思われそうですが
玄関前の階段も同時進行で作ってます
そっちの写真は撮り忘れました・・・
明日から雨の予報なので少しでも階段を作ろうと思いました
  


Posted by ひがし at 23:12Comments(0)造園工事

2021年06月29日

灯篭

先日から造園工事に復帰しました
なんとも色々忙しくてなかなかアップ出来ませんでした

庭の添景物として灯篭って好きです
ただ震災後人気はないです
あれだけ倒れてしまってはしょうがないと思います

その当時は中国製の灯篭が安価で入ってきていたので
やたら大きい灯篭を建てたりして
はっきり言って悪趣味でした

逆にそんな大きい灯篭は無くなって
本来の姿に戻れた気がします

今の現場には琴柱灯篭を建ててみました
ご主人には大きい灯篭は建てるつもりはないと伝えただけで
どんな灯篭を建てるとも言わずに建てました
多分ご主人は小ぶりな織部灯篭のような物をイメージしていたのかもしれません
灯篭それぞれには適した大きさがあると思います
ここに建てた琴柱灯篭は写真位の大きさがベストと思います



地中に埋まっている高さ約30cmの台石が少し見えると思いますが
これが一番のポイントで
見せるのか?? 見せないのか??
またどのくらい見せるか???
灯篭専門の石屋さんが据えると台石をはっきり出します
そして少し大きく見せようとします
庭屋が据えると
一番はそこの場所に合う 大きさ 高さが大事だと思います
後の仕上げにも関係してきます
全ては仕上がった時のイメージです
そのイメージは石一つ据えただけでも変わります
面白いです

現場のお宅の玄関前の階段に使ってあった青石があります
予定ではその石を橋に見立てる予定でしたが
外した青石の形と大きさがイメージに合いません
それに伴う飛び石も変更します
行き当たりばったり感に思うかもしれませんが
私はそんな柔軟性が必要だと思っています
  


Posted by ひがし at 23:36Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年06月12日

プラ竹垣

今日は施工中の庭の竹垣の話を少し
ここの竹垣はプラスチック(塩ビ)の竹垣、略してプラ垣です
プラ垣を否定する人もたくさんいます

私は否定しません
ケースバイケースですが
賛成派です

ただカタログにあるようなアルミの支柱が嫌いです
最近は殆ど使っていません
大抵防腐剤注入の丸太を使っています

石で支柱に出来たらいいなとかねてから思っていました
今日の現場で初めて石の支柱にしました
石柱の長さが2mしかないので
50cm埋めると高さ1.5mの竹垣しか出来ません
現場の条件が合わないとなかなか出来ませんが
今回はどんぴしゃり合致しました
まだ完成していませんが いい感じです

ちなみに施工している竹垣は
大津垣とゆう垣根があるのですが
それは竹を縦に使います
その竹を横に使う 私のオリジナルです
(オリジナルとゆう程の物ではないとは思いますが)
今回は少し軽めにしてありますが
これに押縁竹を当てて棕櫚縄で結ぶと和風感が強くなります
それは後でも出来るので仕上がり具合を見てからでもいいかと思います





奇遇ですがこの横大津垣を始めて作ったのが約10年前
そこのお宅から5月に連絡を頂き前回施工しなかった裏庭の部分に約10mの追加の依頼がありました
なんとも不思議な事ってあるもんですね  


Posted by ひがし at 23:31Comments(0)造園工事ひとりごとプラ垣

2021年06月11日

現場のブログが少し空いてしまいました
インスタグラムでアップしていたので更新しているような気になってました

御影石の土留めまでしかアップしていませんでしたが
そこに竹垣を作り
今日は石工事です
その石の話です

今、施工している場所は
元々鳥海石で土留めしてあり
槇の木とか色々植えてあり
家の前をスッキリさせたいとゆうのが始まりでした


その土留めの石を外しておいたのですが
また何個か石をそこへ戻します

外した石は二か所に分けて置いてあります
一か所はユニックを据え付けた所から吊ることが出来ます
そこに六個あり
別に戻す予定の石を置いた訳ではありませんが
不思議ですね
その六個の石がぴったり合います
一個足りなくて
ユニックを据え直して積んでくるのですが
その一個を選ぶのが結構難しい・・・・

龍安寺の石の解釈とか勝手に
前にも何度か書きましたが
それが私流
石は数少ない方が簡単
そして
位置も向きも
殆ど気にしません
大体イメージするのは大きさだけ
穴を掘って高さの調整も殆どしません
七個据えましたが穴を掘って据えたのは一個だけ
据わりが良ければそれでいいです
石の勢いや流れは少し気にしますが
少しです
殆ど石なりに置いただけ
これが最後にどうなるのか????
そこが腕の見せ所 (笑)
それが私流
石なり・・・ 木なり・・・ (笑)
意味不明なり・・・です (笑)




  


Posted by ひがし at 22:49Comments(0)造園工事ひとりごと

2021年05月19日

梅雨空

関東ではまだ梅雨入りの発表はないけど
梅雨のような天気が続きます
今朝は霧雨
天気予報もあまりよくなかったので
午前中に明日の準備や消耗品の買い物に行ってきました

どうにも忙しくてブログがなかなか更新できませんでしたが
昨日の現場をアップします

まず版築の型枠を外しました



一年前から始まった版築
9回のワークショップで総延長約50m
たくさんの方々の協力の元やっと終わりました
あっ
まだ細かい作業と瓦工事が残ってました・・・

方や土留め工事の方は
面倒な合わせ部分は終わりましたが
まだ色々細かい作業は残っています
次に竹垣工事が始まりますが
メーカーに竹の在庫が無くて遅れてしまうそうです
どうにもなりません
梅雨空と一緒です(笑)


  


Posted by ひがし at 18:18Comments(0)造園工事版築石積み