2016年07月29日

槇の木の剪定と崩れ石積

今日は槇の木

お盆前に手入れしてほしいとの依頼です

この時期のマキはまだ芽が柔らかくて古葉を引きずらいです

あまり無理には引かずに軽い刈込みと懐枝を抜けばいいかと思います



槇の木の前の石積みは

筑波石の崩れ摘み

かれこれ20年以上前に施工したものです

まだ若かりし20代 (笑)

修業時代は筑波石の石積とかした事なくて

こっちへ帰ってきてから

上手に積んであるのを見て

見よう見まねで積んでいました







この時使っていたユニックはラジコン無し

それで一人で積むんですから結構面倒です

竹でレバーを掴めるように加工して

それでレバーを動かす

バンブーリモコン

略してバンコン・・・・




な~~んちゃってね  (笑)







一生懸命に積んだけど

へたくそだったな







  


Posted by ひがし at 23:16Comments(0)日々の仕事石積み剪定

2016年07月28日

南天

今日の現場の池の片隅に南天が植わっている

特別植えたわけではないだろう

鳥のフンから芽生えた南天

この南天をある姿に作りたいと思っている







水戸偕楽園の好文亭

そこの茶室かろう庵の露地に植わった一本の南天

あの姿が忘れられない

意識してあの姿を作ったとは思えない




北大路魯山人の春風萬里荘の茶室にも

斜めになった一本の南天がある




あの姿を作りたいんだけど・・・・

今の私には作れない




作ろうなんてたいそうな事を考えているうちは

あの姿の南天は出来ないだろう




  


Posted by ひがし at 23:08Comments(0)ひとりごと剪定

2016年07月27日

現場監督

今日は現場監督は大変だなって一日でした




今日は剪定の現場にはお休みを頂き

家の建て替えに伴い植木お預かりしていた現場に植え込み仕事




植木を掘って積み込み現場に着くと

車を入れたい所に車が停まっていて

車も入れなければ ユンボも入れない何も出来ない状態

ベルを鳴らしても誰もいない

現場監督に電話したら

今日行く事をすっかり忘れてる

施主に連絡してもらうも連絡つかず

しょうがない何もせず帰宅




夕べ連絡すれば良かったとも思った

けど

私は確認するのもされるのも大嫌い

わけしが確認なんですけどって言われるのも大嫌い

説明は一度しかしないからよく聞いてって主義です

なもんで確認の電話なんて

自分のポリシーに反します (笑)




もし連絡がればすぐに現場に行けるように

連絡待ちの状態で家の資材やごみの片づけをする

しかし待てど暮せど連絡は来ない



何回か電話入れようと思いはしたが

それもポリシーに反する




それでも明日の都合もあるので夕方に電話してみる




そしたら最近施主とトラブったみたいで

そのせいで施主が電話に出ないのかもしれないって




その時やっと気が付いた・・・・・

割と現場監督を批判していた自分・・・・・




でも現場監督って会社と施主

施主と職人

職人と会社の板挟み

まさしく中間管理職




想像以上に厳しい仕事なのかもしれないな




  


Posted by ひがし at 22:59Comments(0)ひとりごと

2016年07月26日

貝塚伊吹の強剪定

貝塚伊吹っていつの間にか太くなってしまいます

それを細くして欲しいって依頼はとても多いです

今日の現場でも以前は写真の手すりが全く見えない位に幅ってました

すぐ脇にも街灯があるんですが

それも街灯の役目をしない位に被ってました

ここの現場でお世話になり始めた時に

それを細くて欲しいと言われ

毎年少しずつ細くしてきました

それから何年経ったのか

やっとかなり細くなりました



少し説明しますと




強剪定とかの前に

まず貝塚伊吹は刈込鋏で刈ってはいけません

元々がビャクシン系の変種です

刈り込むとビャクシンに戻ってしまいます




あと坊主に出来ない木では刈込では細くは出来ません




まず最初の年は

思い切って一番元の芽で切り

懐の枯れ枝をきれいに取ります

そうすると

懐に日が入り芽が出ます

次の年は

その出た芽の所から切り

それの繰り返しで

何年かするとかなり細する事が出来ます




そして今度はよりきれいな姿になるように剪定していきます
  


Posted by ひがし at 22:52Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月25日

五葉松の夏剪定

出来ることなら夏にはあまり松類の剪定はしたくありません

でもここはお寺

しかも一番目立つ所にあります

一番人が集まるお盆

この時期には伸びたままにもしておけないので

軽めの剪定で止めておきます



昔の自分だったらそんな中途半端な事は出来ませんでした

古葉が一本残るのさへ嫌でした

夏でも冬でもいつも同じ

どうだうまいだろうってゆう手入れでした




枯れたのか熟したのかわかりませんが

これを見た人の中には

へたくそって思う人もいると思いますが

そんな事は全く気にならなくなりました

  


Posted by ひがし at 22:02Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月23日

モチの木の剪定

私の修業時代

モチの木の剪定は葉を2枚残すか3枚残すかってゆうような剪定をしていました

独立後も最初はそんな剪定をしてました

それもハサミで切ると時間がかかるからって

爪で折っていました

今思うと随分手のかかる仕事をしてたもんだなと思います

色々ご意見はあると思いますが

そんな仕事はただの自己満足に過ぎないと思っています

刈込みハサミで切ると葉を切っていまうなんて事を気にしてるのは自分だけです




今は

葉の数なんて全く気にしません

刈り込んで

強い枝を落として

懐を透かす

その程度です




ってか

その程度で充分だと思ってます




でも葉を2枚とか3枚とかって仕事をしていた経験は

とても貴重な事で

決して無意味ではありません

それがあって今の剪定があると思ってます




ある超有名な造園家の会社では松葉の枚数まで決まってるそうです

まっ お好きにどうぞって話です




  


Posted by ひがし at 22:53Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月22日

北山台杉の剪定

今日は常総市で剪定仕事

そこに一本の北山台杉があります

はっきり言って

私の一番苦手な木です

台杉の取り木

今までに納得できたことがありません




ってか

今までにこれはすごいと思ったのが京都のしょうざん

ここだけです

しょうざんの台杉の取り木

あれを真似出来るようになりたい



以前

私は所用で行けなかったのですが

うちのわけし達が行った

台杉の剪定の講習会

その時の講師 (かなり有名な造園家) が

取り木を立てて立ち木にするって言ったそうです




たまにそんな姿の台杉を見ますが

見られた物じゃありません




ひどいですね

講習会でそれを教えるんですから

ってか

その人はそれが正しいと思っているんですから

しょうがありません




講習会は参考程度にしましょう

ってか人の話は全て信じてはいけません (笑)

私の話も・・・・ です (笑)


  


Posted by ひがし at 23:19Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月19日

2回目の竹炭焼き 結果

前回と同じ失敗をしてしまった

前回と変えたはずだったけど

温度は抑えたけど

結果は同じ




火が回りすぎたのかなと思う

急ぐ余りに風を入れ過ぎたかなと思う




次は火が燃えにくい時だけ風を入れてみよう

もっとじっくり

もっと時間がかかってもいい

としよう




でも一つ問題が

いつやれるのか・・・・ (笑)




  


Posted by ひがし at 22:36Comments(0)日々の仕事炭焼き

2016年07月18日

2回目の竹炭焼き

やっと2回目が出来た

間が空きすぎると前回の反省が活きない・・・・




なんて弁解を初めにする 弱気な僕・・・・ってか (笑)




3回は失敗しないとね (笑)




しかし暑かった (熱かった)

炭焼きは冬に限る (笑)
  


Posted by ひがし at 22:47Comments(0)日々の仕事炭焼き

2016年07月16日

コニファーの強剪定とヤマボウシ

強剪定シリーズです (笑)

コニファーの強剪定はしてはいけません

丈をつめてはいけません

枯れるリスクがとっても高いです




しかし

丈をつめてほしいという依頼は多いです

枯れるリスクを説明してそれでもと言われた時だけつめます




透かされるのも嫌いです

透かしの技術を持っている人は透かしたくなると思いますが

我慢した方がいいです

枯葉を落とすくらいにした方がいいです




コニファーの故郷はイギリス

イギリスの土地は痩せたひどい土地だそうです

その地ではコニファーの生育は悪くて

大きくならないそうです

それを日本に持って来たら肥えた土地でどんどん成長してしまいます

(人伝えの話なので間違っていたらごめんなさい)



イギリスの大航海時代

きっとイギリス人は肥えた土地を求めて

海に出たのかもね  (笑)







今日の現場にも塀際に植えたヤマボウシがあります

ここのご主人は塀の外に出て

周りに迷惑をかけてしまうと大変心配します

幸い庭は広いです

道路際は切っても庭側は伸ばせます

庭側だけでも自然樹形に出来ます

それも一つの手だと思います






お隣の奥様にご迷惑おかけしますと挨拶に行くと

「お宅は何年か前に来た植木屋さんですよね??」 って

そうです 今日のお宅は3年前にお伺いして今回で2回目です

「お宅上手ね。」

「お宅が剪定した木は徒長枝が出ないのよね。」

「うちも今度お願いするわ。」 って




ありがたいです

自分の一番のこだわりを

見てくれている人

わかってくれる人がいる

職人として最高の喜びです




  


Posted by ひがし at 23:43Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月14日

モミジの強剪定

昨日と同じような話ですが

今日の現場に塀際に植えられたモミジがあります

小さい苗木を植えたのでしょが

30年も経つとこんなになってしまいます




いつもモミジは切るなって言ってるのに

強く切るしかありません

しょうがありません








雑木の庭の大家の言葉ですが

大家に質問した人がいます

「雑木は大きくなるのが速いです、大きくなった雑木はどうすればいいでしょうか ??」 って

大家の答えは簡単です

「切って小さいのを植えればいいでしょう。」




大正解ですね

そんな事を私が言えれば

それを施主が承諾してくれれば・・・ って前提付きで (笑)




そう私がそれを言えるだけの大家になって

施主がそんな事を許してくれる大きな心を持つお金持ちだったら・・・

  


Posted by ひがし at 23:36Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月13日

ヤマボウシの強剪定

いつもヤマボウシは余り切りたくないって言ってますが

時と場合によっては切るしかありません




一番いいのは切らないで自然樹形がいいんですよ

しかし 狭い場所に植えてしまって大きくなってしまった

お隣や道路ににはみ出して周りに迷惑をかけてしまう等

しょうがありません

その強剪定も技術の一つだと思います



  


Posted by ひがし at 22:18Comments(0)日々の仕事剪定

2016年07月11日

ツゲの透かし

ツゲの木は普通は刈込で懐の枯れ枝でも取ればいいと思います

しかしご主人から透かして欲しいと依頼されれば特別問題が無ければ透かします

施主のご要望に応えるのも職人の務めだと思います




ただ透かすと徒長枝もたくさん出ますと伝えなくてはいけません



植木屋って面白い

ツゲの木に限らず

剪定の方法だけでもたくさんあります

季節によって方法を変えて

施主によっても変えて

どれほどやり方があるのか




ただの刈込だって

深さが5mm違うと全然違っちゃうし

センスって大事

知識も必要

上達の終わりはないね

  


Posted by ひがし at 23:08Comments(0)手入れ・管理日々の仕事剪定

2016年07月09日

夏の剪定

ここ最近暑い日が続きます

熱中症注意です

昨日は亡くなった方も何人かいたそうです




この暑さは人間だけじゃありません

植物にとってもきついです

木は自分で葉を茂らせて

自分の身体を守ってます




それを人間の都合で剪定します

ならばそのダメージが少しでも少なくしてあげなくてはなりません




今日の現場のカシノキ

周りを整えて少し懐枝を抜きます

その程度で止めます

切り過ぎると徒長枝も出ます

この徒長枝とゆう枝は

木が自分の身体を守るために急いで伸ばす枝です

そこに木の全精力が注がれます

樹形を乱す一番の枝です




最悪枯れる事もあります

そんなリスクを背負ってまで

きれいな剪定にこだわる必要もないし

大体 そんな木をきれいとは私は思いません




植木はきれいにしてもらって喜んではいません

植木屋や施主の自己満足じゃいけません



以前こんな事もありました

初夏の松の剪定

緑摘む時期としても少し遅いし

長くなった芽を切り

古葉は少し気になる所だけとりました




その翌日が雨で休みになり

またその翌日に現場に行くと

その松が根元から切られていました

伐採です

どこかの植木屋が来て

酷い手入れだって話していったそうで

頭に来たご主人が知り合いの工務店に電話して切らせたそうです




せめて私に電話してくれれば良かったのに

他にも手はあったと思うし

説明も出来たと思う




後の事も考えずに

俺はもっとうまいんだってゆうレベルの低い植木屋

そんな植木屋の話をまともに信じる施主

それはそれでいいんだと思います

私も私の信じる道を歩くだけです


  


Posted by ひがし at 00:05Comments(0)ひとりごと剪定

2016年07月07日

暑さと蜂とイラガ

いわじわと揃ってきました

今日は三者揃踏み

暑さも最高

現場でスズメバチの巣

家に帰ってきて

モミジの下を見ると黒い塊

上を見ると網状になった葉

これはイラガの食べた葉

蛇がこの前畑でひっくり返っていた




あとチャドクがそろえば完璧

まだチャドクと今年は会ってません

近いうちに会えると思います




こんなのを並べると

なんで植木屋になったのって思う (笑)



ちなみの今日の現場のスズメバチ巣

つくばでは市役所に電話すると退治してくれます

今日の現場は常総市

市役所に勤める友人に電話して聞いたら

業者を紹介してくれるそうです

ちなみの料金は 4万円だそうです

  


Posted by ひがし at 22:53Comments(0)日々の仕事ひとりごと

2016年07月06日

竹炭焼き

散々 もったいぶった機関車は

わかっていた人もいるとは思いますが

竹炭焼きです




今日の仕事帰りに開けてきました

初めての竹炭焼きとしてはまずまず及第点




でも

自分の目指した竹炭としては赤点

赤点も0点の赤点です

追試の準備もしてきました




まだまだ練習段階ですが

少し見えた気がします




  


Posted by ひがし at 23:16Comments(0)日々の仕事

2016年07月05日

機関車トーマスじゃなくてトー号

今日は機関車の火入れ式・・・・・ ????




行くぞ

走れ~~~~~~~~~







  


Posted by ひがし at 22:36Comments(0)日々の仕事ひとりごと

2016年07月04日

何が始まるの??

夕方から雨の予報で延期




何が始まるのやら・・・




  


Posted by ひがし at 23:26Comments(0)日々の仕事

2016年07月01日

前方後円墳 ??

なんじゃこりゃ !!!

前方後円墳のミニチュア???




そうです

東造園は前方後円墳も作っちゃいます

誰が入るのか ?? って

誰だ 俺か ???



こっちもなんじゃこりゃ



畑のブルーシートの水溜りにオタマジャクシ (笑)

  


Posted by ひがし at 23:23Comments(0)日々の仕事