2016年08月10日

生垣の刈り込み

先日からお邪魔してる現場のお寺の境内に保育園があります

朝夕は送迎の車で駐車場が一杯

大混雑です

駐車場と通り道の傍では

その時間はなるべく避けるようにドウダンツツジの生垣を刈り込みます




刈り終えて掃除をしていたら

送迎のお父さんが声をかけてきました

「さすがきれいですね、真っすぐじゃないですか。」 って

「これって糸を張って切るんですか?」 って聞かれました

「糸を張るとかえって真っすぐに切れません。」 と答えると

「そうなんですか、本に糸を張って切るって書いてあったので 糸を張って切ったんですけど うまく切れませんでした。」 だそうです

「一番は慣れですかね。」 と答えましたが




実際の所 糸を張っては真っすぐには私でも切れません

多くの本に確かに糸を張って切るって書いてあります

本の著者を非難するつもりはありませんが

著者の多くは現場の人じゃありません

現場の人間だったら絶対にそんな事は書きません

大体が

植木の剪定や庭は言葉や文字で表現出来る物じゃないし

人それぞれ感覚が違います

どれが正解とは言えません

ただ 自分の信じる道を歩くだけです

生垣の刈り込み




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Posted by ひがし at 23:02│Comments(0)剪定日々の仕事
 
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