2016年02月21日

田舎の植木屋

初老の冴えない茨城弁丸出しの植木屋・・・・

そう私です




先日私のHPを見て庭を相談したいとご連絡を頂

まだ何も無い更地の現場の説明をして頂きました

そしたらその3日後に他社にお願いしますので結構ですと

お断りのメールを頂きました

まだプランも何も出していません

先方のお話を伺っただけです




なぜ?????

でしょう

私にはわかります

「この茨城弁の冴えないおやじには私の庭は無理・・・・」

とゆう判断だと思います




そんな不信感のまま依頼されても私も嫌です

特別悔しくもなく

これでいいと思います







今日見積りの依頼を頂いたのでお話を伺いに行ったお宅は

数年前に少しトラブルのあったお宅のすぐ傍です

そこのお宅へはその後行ってません

近くへ行くのも嫌です




今日はしょうがありません

車で走りながら庭の様子を少し見てみました




ここのお宅は設計会社の下請けでの作庭でした

私の提案はかなり却下され

設計会社の提案が殆ど通りました




北側の通路に山茶花をとの設計の提案

私は山茶花は植えない方がいいと言ったのですが

それは通らず山茶花を植えましたが

今日見たら全て切られていました




そこのお宅の土間の前が土が高くて

ここは石で土留めした方がいいと言ったのですが

それも通らず

玉竜を植えましたが

今日見たら小さい石が並んでいました




ここのお宅のキッチンと隣のキッチンが向かいあいます

私はここに目線の高さまでの竹垣を提案しましたが

それも却下

設計の提案の高さ90cmの四つ目垣に

今日見たらどちらの家が立てたかははっきりしなかったのですが

そこの前だけとってつけたように幅2m位の板塀

あの板塀を見てゾッとしました

かなりトラブってるなってはっきりわかります

あの建て方は角が立ちますね

最初から全面に建てておけば

こんな嫌な塀を建てずに済んでトラブルの少しは避けられたと思います




こんな冴えない茨城弁のおやじですけど

こんなお隣とのトラブルは痛いほど見ています

お隣の目線て結構気になるんですよ

図面でしか物を考えられない人と

マンション住まいではわからない事があるんですよ




私はただ歳をとった訳ではありません

それなりの経験を積んできたんです

経験値って馬鹿に出来ないと思います




そうそう

私の家族全員で行きつけの大変お世話になってる開業医で以前

久し振りに診てもらった時の話です

「まー君元気?」 ってせがれの事を聞きます

「今、造園の専門学校に行ってます。」 って言うと

「あら、お父さん負けないように頑張らなくちゃね。」 って

なんだろうこの感覚

専門学校出の若造に負けるわけないだろう

俺より上になるのは100年経っても無理・・・・ って言いたいけど

さすがいに言えません (笑)

言っても無理でしょう この感覚の人には通じません




しかし世間の感覚ってこんなものなんだろうと思います



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Posted by ひがし at 22:57│Comments(0)ひとりごと
 
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