2015年07月28日

石積み色々

昨日ネタですが

昨日お盆前の剪定が終わった現場




そこでは色々な石積みをさせて頂きました

思い出が一杯です




まず六角堂の基礎の石積み

石積み色々

石積み色々


塀の変則的な腰積み

石積み色々

そして自分的には一番好きなんだけど

ご主人にこの庭は完成させたくないので

やりかけの場所を残しておいてくれって依頼を受けました

そこで自分なりに出した答えがここ

「植木屋の馬鹿野郎、残った石をここに積んで終わりにしちまった・・・・・」 って発想




黒ボク石を何気なく山にしておきました

しかいいつの間にかあそこに一個、ここに一個ってどこかへ使い

いつの間にか平らになっちゃった・・・・

そこの隙間にご主人が岩松を植えちゃって

やりかけじゃなくて

完成しちゃった・・・・・www

石積み色々

思えばこの庭に関わったのが

平成二年 32歳の時・・・・

石積み色々






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Posted by ひがし at 23:39│Comments(4)石積み
この記事へのコメント
25年…
お客さまを超えた師匠…

お庭も素晴らしいけれど、うーん、それってすごいですね。
私もそういう関係を築きたいなぁ、そんなことを考えながら読んでおりました。
完成しないお庭って、サグラダファミリアみたい!
Posted by つくばちゃんねる at 2015年07月29日 09:27
一年で庭を築こうと言うのは、無理な話。
一代で庭を作り上げるのも、なかなか難しい。
先代や先先代の残したものは、大事に育てなきゃいけないよね。
と、大正時代の家や庭を、壊さざるをえなかった事が悔やまれる。
Posted by そらねこそらねこ at 2015年07月29日 21:49
つくばちゃんねる様
昔から職人を育てるのは こうゆう見識が広いご主人なんです。
こんなの作ってみろって無茶振りのような話を持ってくるんですが
それをなんとか形にするのも職人冥利に尽きるんですよ

完成しないと言うより完成させない・・・・
それって楽しみを後にとっておくような感覚で
毎年のようにあっちを改造こっちを改造してます (笑)
Posted by ひがしひがし at 2015年07月29日 22:33
そらねこ様
実はここが前に言った矢中の杜を実際に使っていたご主人の庭です
何でもそうだけど壊したり壊されたりして価値を知るのであって
そこにある時はその価値が見えないんです

先日直した小田の土塀
当初は周りの人達は壊しちまえって言ってた
今直ったら
俺は直せって言ったんだって言う
冗談じゃねぇって言いたいけど
違うと思う
この壁の価値をわかってくれたんだと思う
Posted by ひがしひがし at 2015年07月29日 22:44
 
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