2014年10月16日

槇の刈り込み

先日ネタなんですが

ここ植木の剪定ネタが続いたのでもう一つ



こちらのお宅は庭に関わらせて頂いてから30年お付き合いさせて頂いてます



大きい木が好きなご主人で一時期とにかく大きい木を集めていました

写真のマキノキも

桁違いの大きさです



後ろに写っている山桃

かなり小さく見えますが

15尺の脚立では一番下の枝しか届きません



その手前にはモチノキがありますが

全て刈り込みだけです

胴吹きは切りますが

懐の枯れ枝も取りません

槇の刈り込み

槇の刈り込み

槇の刈り込み


なぜでしょうか??

ここは別邸で お住まいは別にあります

木がとっても好きなご主人ですから

まだまだ沢山あります



なにせバリカンを使っての五月の刈り込みだけで10人手間です



世代が代わると大きな庭の植木を切られてしまう事も珍しくありません

なぜかって管理にお金が掛かりすぎるからです

それを守るには管理にかかるお金を極力抑えるんです

小さな庭や植木は手をかけてあげないと良くありませんが

大きい庭、植木はそんなに手をかけなくても見られます



邪道だと言われるかもしれませんが

このマキノキも山桃もモチノキも実はバリカンで刈ってます

それらをバリカンで刈ってるのここだけです

手間も半分以下で出来るし

刈り込み鋏だと届かない所まで届きます

多少葉先が白くなりますが

多分誰も気がつかないと思います



私は庭の管理や植木の剪定はケースバイケースで柔軟に対応しなくてはならないと思います



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Posted by ひがし at 22:56│Comments(0)手入れ・管理
 
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