2016年07月26日

貝塚伊吹の強剪定

貝塚伊吹っていつの間にか太くなってしまいます

それを細くして欲しいって依頼はとても多いです

今日の現場でも以前は写真の手すりが全く見えない位に幅ってました

すぐ脇にも街灯があるんですが

それも街灯の役目をしない位に被ってました

ここの現場でお世話になり始めた時に

それを細くて欲しいと言われ

毎年少しずつ細くしてきました

それから何年経ったのか

やっとかなり細くなりました



少し説明しますと




強剪定とかの前に

まず貝塚伊吹は刈込鋏で刈ってはいけません

元々がビャクシン系の変種です

刈り込むとビャクシンに戻ってしまいます




あと坊主に出来ない木では刈込では細くは出来ません




まず最初の年は

思い切って一番元の芽で切り

懐の枯れ枝をきれいに取ります

そうすると

懐に日が入り芽が出ます

次の年は

その出た芽の所から切り

それの繰り返しで

何年かするとかなり細する事が出来ます




そして今度はよりきれいな姿になるように剪定していきます
  


Posted by ひがし at 22:52Comments(0)日々の仕事剪定