2016年07月16日

コニファーの強剪定とヤマボウシ

強剪定シリーズです (笑)

コニファーの強剪定はしてはいけません

丈をつめてはいけません

枯れるリスクがとっても高いです




しかし

丈をつめてほしいという依頼は多いです

枯れるリスクを説明してそれでもと言われた時だけつめます




透かされるのも嫌いです

透かしの技術を持っている人は透かしたくなると思いますが

我慢した方がいいです

枯葉を落とすくらいにした方がいいです




コニファーの故郷はイギリス

イギリスの土地は痩せたひどい土地だそうです

その地ではコニファーの生育は悪くて

大きくならないそうです

それを日本に持って来たら肥えた土地でどんどん成長してしまいます

(人伝えの話なので間違っていたらごめんなさい)



イギリスの大航海時代

きっとイギリス人は肥えた土地を求めて

海に出たのかもね  (笑)







今日の現場にも塀際に植えたヤマボウシがあります

ここのご主人は塀の外に出て

周りに迷惑をかけてしまうと大変心配します

幸い庭は広いです

道路際は切っても庭側は伸ばせます

庭側だけでも自然樹形に出来ます

それも一つの手だと思います






お隣の奥様にご迷惑おかけしますと挨拶に行くと

「お宅は何年か前に来た植木屋さんですよね??」 って

そうです 今日のお宅は3年前にお伺いして今回で2回目です

「お宅上手ね。」

「お宅が剪定した木は徒長枝が出ないのよね。」

「うちも今度お願いするわ。」 って




ありがたいです

自分の一番のこだわりを

見てくれている人

わかってくれる人がいる

職人として最高の喜びです




  


Posted by ひがし at 23:43Comments(0)日々の仕事剪定