2016年06月17日

梅の木の剪定

今日は昨日のお寺です

五月の刈込と生垣の刈込が主です




お御堂のそばに記念樹の梅の木があります

私はスペースがあれば梅の木は剪定したくありません




えって思う人が多いと思います

昔から 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿。」って言葉があります

私はこの言葉を真っ向から否定します




梅は切り口から腐りやすい木です

ただ幹の中が腐って空っぽになっても皮だけで充分に生きられる丈夫な木です

それに徒長枝が出やすい木です

形を整えたつもりがかえって乱す事になります




この木はちいさい時に植えた木だったので

しばらくは剪定せずにいたのですが

ある程度大きくなり

ご主人が少し詰めて下さいいと言われました

脇に記念碑もあるので

そこにもあまり被せてくありません




あまり切らない方がいいですよと言ったんですけど

一度切り出すと

やはり乱れてきます

そうすると毎年切らなくてはなりません




軽くしか切りません

殆ど透かしません

枯れ枝と邪魔な枝を落とすだけです

だんだん大きくなって切ること自体大変になってきます

そうすると強く切らなくてはならなくなります




もう自然な優しい姿には戻れないです




  


Posted by ひがし at 22:11Comments(0)日々の仕事剪定