2012年07月23日

矢中の杜 2

今日は建物の内部を少し
屋上のある和風建築・・・・
珍しいですね

ここを建てた矢中氏は防水剤マノールを発明した人
防水コンクリートのテストもあったようです
ここの壁の色も独特です
これも独自に開発したそうです






ここは天皇によってもらうために為につくった迎賓館でもあり
ここの板のふすまに書いた絵
これが色鮮やかで
昨日描いたかのような鮮やかさです






建具も細かいところまでいい仕事してます
職人冥利に尽きたと思います





ここは
矢中氏が故郷に錦を飾ると共に
当時筑波山で山津波があって
そこで流された木を材料に使ったり
地元の職人と地元の材料をなるべく使って
戦中戦後の時代に地元に自分の財を還元した
本来の公共事業のような事をやり遂げたんです

自分の発明で財をなし
それを地元の材料や地元の職人に仕事してもらって
財を還元する
贅の限りを尽くすなんて言葉があるけど
銀行に積んでくよりよっぽどいい

銀行に積んだって文化は守れない創れない

きっと近所の人も手伝いに来たりしたんだろうな
みんなで一緒に握り飯食べて
楽しんだんだろうな


何もかもが素晴らしい
  


Posted by ひがし at 23:33Comments(0)庭の観て歩き