2012年05月13日

竜巻とボランティア

今日は先日竜巻による大きな災害のあったつくば市北条地区へ
短い時間でしたがお手伝いに行く事が出来ました。

とゆうのも昨日ボランティア活動に熱心な友人から電話があり
倒れたり折れたりしてる木をどうしたらいいのか見て欲しいとの依頼がありました

しかし今日は大切な打ち合わせが10時から予定していました
なので6時に待ち合わせて現場に入りました

想像を遙かに超えた状況です
道路とか電柱とかはとりあえず直ってはいるものの
まだまだ大変な状況です
500人もの人がボランティア活動をしてます

依頼のあった木は二カ所なんですが
朝に一カ所は昨日ボランティアの方がチェーンソーで切ってしまったのでいいですとの事でした
もう一カ所に行くと
やはりチェーンソーで切られていました
もちろん切った方は善意からの行動です
しかし私に連絡をしてくれた友人はその行動に毅然とした態度で抗議しました
その伐採したボランティアの方にとっては瓦礫としか見えない物でも
その持ち主にとっては色々な思い出が詰まっているんです
出来る事ならもう一度復活させたいとの思いがあるわけで
専門家に直る可能性があるのかどうか見てもらって直る見込みがなければ
それから切ってもいいんじゃないかと思いますが
非常時と平常時とでは判断は難しいです

ちょうど昨日の私のブログと同じです
他の人にとっては何の価値もないものかも知れませんが
そうじゃないんです
昨日のブログの梅ですが
私が植えた木だったら多分切ってます
今は亡き親父と中学生の私が一緒に掘った思い出
親父の思い出の木なんです

今日のお宅の木もやはり梅でした
おばぁちゃんが大切にしていた木だそうです

私はどこからでも構わず切られた部分を切り直したり
裂けた所を切り直してきました

私はボランティアに参加するのは初めてですが
一言持ち主に聞けば良かったのかと思います

筑波大の安藤教授が
建物も壊すことだけを考えないで
残せる物は残す事も考えましょうとおっしゃっていたそうです
壊すのは簡単です
大切な物まで一緒に壊してしまうのかもしれません・・・・

写真は
そんな現場にカメラを持ち込んで写真を撮るのがとても失礼な気がして
帰り道に車から一枚だけ撮らせてもらいました





その後に行った打ち合わせの現場は
古民家を再生している現場です
やはり壊す事だけが方法じゃないとつくづく思いました
  


Posted by ひがし at 22:03Comments(0)