2020年12月30日

庭の管理

久々の投稿です
今日が雨の天気予報って事もあり
昨日で仕事納めしました

自宅の赤松の手入れをしました
結構大きい木ですが2時間位で楽に終わります・・・・
ってか
殆ど手抜きです (笑)
細かい事はしません
昔の自分には絶対に考えれれない剪定です
古葉が1本残る事さへ許せなかった
その残った1本が見えた
今の自分はそんな事は全く気にしません
見えません (笑)



庭は造るより維持する事の方がはるかに大変です
維持するためには余り手をかけない かけ過ぎない
手抜き出来る事は手を抜く (笑)

しかし そんな事を思う植木屋は少ないかもしれません
そんな私の剪定を見て
手抜き、ヘタクソと思う人もいるでしょう
そのへんは 私にとってもジレンマです
時々とても迷う事もあります
お客様によっても剪定の方法も変えてます
私の考えをごり押しするつもりもありません

不定期に私に剪定の依頼を頂くお客様がいます
今年も10月頃に依頼を受けたのですが
年内は無理ですとお答えしました
先日 そのお宅の前を通ったら
どこかの植木屋さんがとても綺麗に手入れしてありました
とても大きな古いマキノキがあります
古い木なのであまり暴れる事はないので
私はその木を殆ど手入れしません
徒長枝を切るだけです
しかし 今回の手入れは私のやり方を真っ向から否定するような
かなり強い刈り込みで とても綺麗に整った木になりました
どっちがいいとも言えません
考え方ひとつです
植木屋って面白い職業で
植木屋次第で全く違う物になります
まだまだ答えは出ません
  


Posted by ひがし at 17:28Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2020年12月11日

庭の断捨離

今日の現場は30年以上お世話になっているお宅です
他社が造った庭でその後少し改造させて頂きましたが
今回いらない木を思いっきり切る事になりました

普段のおうちの人の管理が除草剤とブロワーで管理出来る庭にします
五月やドウダンツツジ等の下草を殆ど切り
弱っている木や混んでいる木
何本も立ってる金木犀等は一本立ちにします

つる性の植物の根も沢山あるので
除草剤で枯らす予定で
除草剤を散布する事で苔を生やします
苔むした古い感じの庭にするのが最後の目標です
家も古い農家作りの家なので合うと思うのですが
余りの変わりように奥さんから少しブレーキがかかってしまいました
しょうがないと思います
また何年か後に少し切れればと思います








  


Posted by ひがし at 22:59Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2020年10月20日

今日からお住まい

今日からお住まい ???? ・・・・・
なんのこっちゃですよね
実は先日のブログからアップしてる大きい木がある1000坪のお庭と
今日の現場は同じオーナーです

今日からお住まいの剪定です
ブログやインスタにアップしていたのお庭は
別邸??、別荘??・・・ 何て言ったらいいのか
お住まいじゃないんです

インスタで少しアップしましたが
もう一か所お庭があります

以前はほかにもあったんですが
そこは解体しました

20台半ばからのお付き合いです
もう40年近くお世話になってます
私はこの人に育ててもらったも同じです
こんなお客様に恵まれて植木職人冥利に尽きます




  


Posted by ひがし at 23:11Comments(0)手入れ・管理ひとりごと剪定

2020年10月13日

超巨大マキの刈り込み

今日は昨日のブログの写真を撮ったマキの木の刈り込み
六段ユニックのゴンドラで目一杯伸ばした作業が多いです
さらにお隣より7,8m高い所のへりに植わっている
お隣の屋根の高さに植わっているようなもので
お隣を見ると超高い
風がある時では怖くて出来ません
風が無くても嫌だけどね・・・



一番下の枝にうちの二連梯子を目一杯伸ばしてやっと届きます
ゴンドラが枝の隙間に入れます (笑)

昔はこれを全て手刈りでした
数年前からバリカンで刈ってます
長いバリカンもあるのでなんとか全て刈れます
バリカンがありがたいと思える木です
  


Posted by ひがし at 22:17Comments(0)手入れ・管理剪定

2020年10月12日

今日も昨日の現場
今日は昨日の写真よりもっと背の高い木から
昨日写真を撮ったクロガネモチの方向を撮ってみました



そして昨日写真を撮った方向を撮ってみました



手前にかなり粗く切ってある木がありますが
楠です
ここの主位にに大きくなっていましたが
もう10年位前に思いっきり切りました
自然樹形の楠が好きだったけど
落ち葉の量が半端なくてやむなく切りました
その後も毎年かなり強めに切ってます

ご主人から
何年位前だったか聞かされた話があります
昔、筑波に凄い庭があったんだよ
そこに楠があって
その楠が良くて
自分の庭に植えたかったんだよ・・・・って

それを聞いて私が
そこって矢中御殿ですか?? って
ご主人びっくり
何で知ってるんだ??? って
実は今、NPOで管理していて
そのNPOの活動に参加してるんですよって言うと
昔の話を色々聞かせてくれた
約40年前位になりのだろうか
ご主人30代
まだ庭も昔のまま 五葉松が植わっていた頃を知ってる
凄かったぞって

縁て 不思議ですね  


2020年10月11日

三和土

約25年前から約10年かけて造った庭
先日からそこの管理に来てます
台風の影響で3連休してしまったので
今日は日曜出勤

ゴンドラで超大きいクロガネモチの剪定中
下を見ると普段見えない庭が見られる
ドローンで俯瞰撮影してる感じ



まだ30代中頃
そんな若造にこんなスケールの庭を任せてくれた
今思うと
凄い仕事を任せてもらったものだと思う

そして同時ここのご主人には鍛えてもらった
写真の右端に見える六角堂
ここの基礎を筑波石で積めと言う
石は積めても丁張を出すのに大変だった・・・・

写真の左端に見えるのが
盆栽小屋
盆栽小屋と言っても 柱は北山面皮柱
壁は何壁って言ったか忘れたけど
施工した左官屋さんがこんな材料使ったこと無いって言ってた
最高の材料を使っている
そんな所の土間を私に作れと言う
昔の土間を作れと言う
その当時インターネットを始めたばかり
三和土の情報なんて殆どない
左官屋さんに聞いても 土建屋さんに聞いても 何の知識も無い
わずかの情報を頼りにまず自宅に作ってみた
試行錯誤の連続
やっと盆栽小屋に作れたのは依頼されてから1年後





それから幾度も三和土は施工した
しかし これを超える三和土は出来ない
もっといいものを作りたいなんて欲
もっと速く作りたい欲
そんな欲が邪魔をする
しかしその欲をクリア出来れば最高なんだけど
案外夢中で初めて作った物が一番良かったなんてよくある話で
もう一度原点に戻ってみようかと思う
  


2020年09月04日

ソヨゴの剪定

先日ネタです
少し早く現場が終わったので
前から気になっていた家のソヨゴを剪定しました

剪定と言っていいのかどうかって仕事ですが
株立ちになっている中の気に入らないのを何本か元から切りました

ソヨゴは常緑樹の中で珍しい自然樹形にしておいても
余り大木にならない数少ない木です
特に株立ちで仕立てておけば大きくなったのを元から切ってしまえばいいです
今回切ったのは最初に仕入れた時から芯が止めてあり
植えたばかりはさほど目立ちませんが
少し大きくなると
嫌な感じに脇芽が太くなり目立ち始めました
今日はそんな株を全て切りました
ビフォーの写真を撮り忘れてしまい
アフターだけですが
こんなになりました
外に広がったのを縛ってとりあえず細くまとめてみました
細かい剪定はしません
邪魔な枝は少し落とました




  


Posted by ひがし at 23:01Comments(0)手入れ・管理剪定

2020年08月10日

水遣り

今日は暑かったですね
もうバテバテです

しかしこんな日でも
家に帰ってくると
植木に水をやりたくなります、不思議です

自宅は庭として作ってある部分と 畑として植木を植えてある部分があります
畑部分は落ち葉もそのままなので水遣りする必要はありません
しかし庭部分は落ち葉も掃除するので土が乾きます
木も剪定してあるので幹が乾きます
樹種によっては本当は半日陰位がいい木を日当たりのいい所に植えたりもしています
そうなると水遣りしなくてはなりません
土には乾きを潤すために
幹にも葉にもたっぷりかけ熱をさまします

クタクタでも水遣りしていると気持ち良くなってきます
水が自分にもかかって気持ちいいです



庭は自然とは違います
人間が一度手を加えた庭はずっと管理しなくてはなりません
それが庭だと思っています
水遣りも含めてそれが庭の楽しみかなと思います
  


Posted by ひがし at 22:45Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2020年08月07日

モミジの強剪定

長い梅雨が明けたと思ったら
いきなりの猛暑・・・
お寺の剪定がずっと続いてます
お盆前になんとか終わらせないと・・・

先日までお伺いしていたお寺
そこにあるイロハモミジ
結構大きくなって 去年小さく詰めて欲しとの事で
かなりの強剪定しました
今年は徒長枝が沢山出てしまいました

なぜ徒長枝が出るのか?
モミジは樹皮が薄いです
葉をたくさん茂らすのは幹を守るためです
その葉を沢山とられてしまってはモミジは焦ります
強い日差しから身を守る為に急いで枝葉を茂らせます
それが徒長枝です
徒長枝を出したくなかったら
余り切るなとゆう事です



まだ切りたい枝はあるけど
我慢、我慢


そして今日は別のお寺
ここにもモミジがあります
このモミジはいつもご主人に剪定されてしまいます
もっと大きい木でしたが
半分に切られてしまったのが始まりでした
強剪定された為に徒長枝が出て
それをご主人がまた切ります
それを私が直しますが細かい剪定になってしまいます
そして徒長枝がでて
またご主人が切って
それの繰り返し



私の一番嫌いなモミジの細かい剪定です
もうこの木は毎年こんな剪定をしなくてはならないかと諦めています
  


Posted by ひがし at 22:46Comments(0)手入れ・管理剪定

2020年07月23日

ズボラ除草、ズボラ庭管理

先日の記事の除草の絡みで除草の話の続きと超簡単庭管理
まず下の写真を見て欲しい



これは自宅の坪庭の今日の写真
この庭を造ったのが2013年3月
もう7年が経過している
この7年間に何度か除草剤を散布
モミジの剪定は1度
下の落ち葉の掃除は2度
ここ3、4年位は何もしていない
実生のヒサカキが生えているので
これは抜こうと思う

庭って管理の考え方、仕方を少し変えただけで殆ど手間がかからない
まず落ち葉
これは気にならない程度に残しておいた方がいい
(ここは何年間も一枚もとっていない)
陽が当たらなければ小さい草は生えない
大きくなる草と実生の木は早めに抜く
土は何もしなくても肥えた土になる
難点は苔は枯れる

落ち葉を超えて生える草は抜く
土も柔らかいし小さいうちなら簡単に抜ける

ツル系の植物、これはいくら抜いてもダメ、簡単には無くならない
ツルをグルグルに巻くといいと言われるが 私の実感では枯れない
除草剤が一番効果がある

当初この庭は土の部分には苔を貼った
モミジと苔の庭にしようと思っていた
元々管理は楽に出来る予定だった
変な言い方をすれば鋸とブロワーと除草剤で管理する庭の予定だった
モミジは細かい剪定はしない鋸で大きく枝を下して剪定鋏で少し枝を落とす程度
ブロワーで落ち葉を吐き出し
除草剤を散布する
苔は除草剤で枯れない
草を抜いて土を動かすと苔は枯れる

しかしそんな簡単な事さへ忙しくて出来ない
ズボラなら余計な事はするな (笑)
大きい草だけ抜けばいい 
私の超簡単庭管理 (爆笑)
  


Posted by ひがし at 16:21Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2020年07月21日

除草作業

私は草引きが嫌い
嫌いって言うと語弊があるけど
草引きは腰にきく
腰が弱い者にとっては最高にきつい仕事です

今日の現場は庭の管理をさせて頂いている顧客の持ってる貸倉庫の除草
だいぶ前に依頼されていたけど
なかなか行けずにやっと今日行けました
もう凄い状態です



まず大きい草だけ引いて
その後植木とかない所は粒剤の除草剤を撒き
植木のある所へは乳剤を散布します

除草剤って嫌われ者ですが
広い所で除草剤無しではとても出来ません
でも
今年は除草剤で2回失敗しました
だいぶ前に
つくばと東京にお住まいがあるお宅で殆ど東京に住んでいるのですが
私は生垣とか色々依頼され施工していると
奥様がわざわざ東京から草引きに来ます
毎週来るそうです
草は引いても引いても週一ではまたすぐに生えてしまいます
私は除草剤を使ったら楽ですよと言うと
除草剤が嫌いだから引きに来るんです と言われました
あ~~ なんて無神経な事を言ってしまったんだ って後悔し
もう除草剤を勧める事はしないって決めたのですが
今年それをまた言ってしまいました
そしたら草引きが楽しみなんですって言われました
私にとっては苦痛でも楽しみな人もいるんです
自分の価値観だけで言ってしまい また後悔・・・・・

もう一つはかなり広い場所の除草剤散布を依頼されました
毎年お世話になっているお宅からです
まず動噴で散布する事を考えました
しかし効力は1月か1月半位です
そうすると年に5回~6回
結構な値段になってしまいます
私も忙しくてそんなには出来ません

それなら粒剤を撒く事を考えました
最近の粒剤なら半年もちます
ただすでに草丈が4,50cm
一度刈った方がいいです
しかしそうすると値段がかさみます
自分なりの結論が粒剤を多めに撒くとしました
結論から言えば甘かったです
除草剤も予定した量よりだいぶ使ってしまいました
しかし見積もった以上 追加の請求は出来ません
そしてなにより枯れなかった・・・・
全然枯れなかった訳ではないと思いますが
効きが悪かった・・・
刈れば良かった・・・
後の祭りです
一銭も頂けません
お金を畑に蒔いたような物です
そして信用も無くしました
除草剤を過信した罰です

今思うに そこの近所の農家にトラクターでうなってもらえばって良かったです
年に5,6回やってもそんなにかからずに出来たと思います

そしたら今日作業している脇を通った農家のおじさんが
今年は除草剤の効きが悪いって言います
へー びっくり
その年の陽気とか関係あるのかもしれません

余談ですが
昨日の現場では隣にバイク問屋の倉庫があります
周りは全く草を刈らないので伸び放題
そこの奥さんは文句も言わずに
私に依頼して草を刈らせます
もちろん奥さんからお金を頂きます
またそこの隣の空き地では除草剤を撒いてます
奥さん曰く除草剤を平気で撒く人の神経を疑いますって
人間性が出ますねって・・・・
私は一言も何も言えません
私の完敗です
  


Posted by ひがし at 23:01Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2020年07月20日

庭じまい

今日の現場は
ここのお宅がここに家を建て庭を造った時からのお付き合いさせて頂いています
約25年のお付き合いです
そこの五月の刈込みとソテツの剪定にお伺いしました

実はここの庭は今年の11月に半分庭じまいします
半分て言い方も変ですが
大きい槇の木と松を伐採
灯篭と石を処分します





今年春に言われたのですが
びっくりしました
かなり大きい槇の木です
これを植えた頃は末期でしたがまだバブル期で
かなり高価でした

奥様は25年間楽しませてもらったのよ って
あっけらかんと言います
あっぱれです
子供に負の遺産を残さない って
中々踏ん切りがつくものではありません
私は前に何回も書いてますが
庭は管理を楽にしなさい
お金があまりかからないようにしなさい って
自分は庭が好きだから庭を造った
管理にかかるお金も楽しみに払う代価と思えれば楽しみです
ただそれと同じ気持ちで子供が継いでくれれば最高ですが
それを何の興味もない子供に残したら
それは負の遺産にもなりかねません

植木屋として木を伐採する事は嫌いです
出来れば切りたくありません
誰かもらってくれる人がいれば最高なんですが
掘って植えるにも結構なお金がかかってしまします
植木畑の植木を掘って植えるのとは全然違います

これから庭じまいは多くなるんでしょうね・・・  


Posted by ひがし at 23:01Comments(0)手入れ・管理ひとりごと

2020年06月18日

今日も五月の刈込み

今日は昨日の現場のご主人の住まいの五月の刈込みと松の緑摘み
昨日の1000坪のお庭は別邸なんです
庭を造る為に仕事してるって人ですから

ここのご主人には独立間もない頃からお世話になってます
約40年・・・
ここのご主人は私の何人かいる恩師の中の一人です
一番の恩師、師匠だと思います

前にも何度か書いたと思いますが
自分を庭師とは言いません
いや、言えません
師とゆう言葉を自分を表現するのに使えません
師と言える人間になれれば言いますが
まず絶対になれません
絶対に言いません


  


2020年06月17日

五月の刈込み

昨日と今日は五月の刈込み
五月の花が咲き終わる頃に強めに刈ります
来年花を咲かれるには今月中位には刈っておきたいです

ここの現場は五月の数が2000本
造園工事の時に市場の五月を2回全部買ってきました
最高に気持ちいい買い方出来ました
他の買い人からは大ブーイングでした

刈込みも以前は全て手刈り
一体何人手間かかっていたんだろうってレベルです
その頃はバリカンもブロワーも否定していた私ですが
ここ何年かはバリカンを使うようになり
微妙な曲線は難しですけど
4人手間で終わります
掃除もブロワーを使うようになってから
全然違います
手帚で掻き出して掃除すれば間違いなくきれいにはなります
ただそれがベストとは思いません

庭は造るより管理の方がはるかに大変です
最近は庭の解体は多いです
その理由は管理が大変とゆう理由です
管理が楽な庭
管理は植木屋の自己満足にならないように
私は最近そう思います





写真を撮り忘れたので何年か前の写真です

  


2020年05月05日

GW

今日は朝早くから消毒
色々いわくつきの消毒の現場だけど
なんとか終わった

それから家に帰って朝食
それから普通に剪定の現場

伸び放題のモミジが3本
モミジはあまり切るなと言ってるけど
強く切って欲しいとの依頼だし
庭も狭い
これは思いっきり切らないわけにはいかない状態
ビフォーアフターがこちら






午前中で終わり
午後からは別の仕事の予定・・・

だけどこれから天気が崩れるってアプリが予報を流してくれた
急遽予定変更
明後日する予定だった次の版築の土振るい
土振るいは濡れてしまうと大変な作業になってしまう
今日やっておいて大正解だった



今年のGWはゴールデンワーク (笑)



  


2020年02月01日

除草剤には細心の注意が必要です

昨日の松の木の剪定は風が強かった為に午後は休み
で 今日は前から約束してあった現場です

朝一番 御主人がシャラが枯れちゃったんですよ~って
詳しく聞くと
粒剤の除草剤を撒いたら枯れたそうです



根まで枯らす除草剤には粒剤と液体のがあります
除草剤でも同じ感覚で使うと失敗します
粒剤は土の上に撒き 土に染み込み 根から薬剤が吸収されます
液体は葉っぱにかけます 葉から薬剤が吸収されて枯れます

なので粒剤は枯らしたくない植木等のそばには撒いてはいけません
今回のように最悪枯れてしまいます

液体は葉っぱにかけなければ植木のすぐそばまで撒く事が出来ます
除草効果は粒剤の方が長いです


除草剤は嫌だと言う方はとても多いです
お勧めする事はしませんが
ある意味とても便利な薬品です
最後に除草剤はホームセンター等の店頭に並べてあり
簡単に買うことが出来ます
ただ除草剤は劇薬です
長靴、ゴム手袋、マスクは必須です
半袖や半ズボンでの作業は絶対止めてください
  


2020年01月21日

徒長枝

私が理想として求めている剪定は
前にも何度か書いてるけど
徒長枝の出ない剪定です

それの実践例が今日の現場にあります
まず前回の剪定前の梅
他の業者の剪定した物です



それを強剪定した後



そして今回の剪定前



そして今日の剪定後



そして今回書きたい事は
徒長枝をどうするかです

前回が相当の強剪定です
当然徒長枝が沢山でます
その徒長枝をどうするか?
全て切っては去年の剪定後の状態に戻ってしまいます
特に太い枝を落とした所からは必ず強い徒長枝が出ます
それを全て切ると
またそこから必ず徒長枝が出ます
そこは長い間にはこぶになってしまい
いつまで経っても良くなりません
良くなる所か悪くなります
なので徒長枝を切り詰めて少し残します



また次回に具合を見ながら切ります
徒長枝が出ない木になるにはまだまだ何年もかかります
気の長い話ですが
それが植木屋です

  


Posted by ひがし at 23:26Comments(0)手入れ・管理日々の仕事剪定

2020年01月18日

目をつぶる

目をつぶり 何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし
ああ 砕け散る宿命の星達よ
せめて 密やかに この身を照らせよ
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ

昴・・・・
名曲だな・・・・


んんんんん・・・
目をつぶり???
目を閉じて・・・    じゃないのっ!!!! ですよね
(めんどくせぇ)(笑)
いつもの親父ネタだと思って笑って許して


で 本題
今日の現場は今回で3回目の剪定
いつもは暮れに行ってましたが
去年は間に合わずに 昨日から樫塀の刈込
前に剪定していた人が枯れ枝も殆ど切らず
深く切らなかったので段々道路に出てきてしまっています
暮れの剪定はどうしても急ぐケースが多くなってしまい
私も気にはなっていたものの枯れ枝や太くなったのもあまり切らず
”目をつぶる”  んです (ここかよ・・・って)

年が明けての仕事はどんなに忙しくても暮とは違います
なんとなく余裕があります
一気に全部やると手間も余計にかかってしまうので
出来るだけやります
2,3年かけて切れればいいと思います

あっ 今、気が付いた
次回は暮か・・・・ (ザンザン)


  


Posted by ひがし at 16:53Comments(0)手入れ・管理日々の仕事剪定

2020年01月11日

誰が植えたのか???

今日の現場は3年ぶり
5年前に初めて依頼がありお世話になり始めた現場
その2年後にまた依頼があり
去年の秋にまた依頼があったけど行けずに今日お邪魔しました

ただでさへ大きくなる木が多い現場で2年に1回では凄い状態
車の通行にもかなり邪魔になってしまう
とにかく思いっきり強剪定

わずか2m位の幅の庭に枝垂桜・・・
ヤマボウシ、オガタマ、山モミジ・・・ その他諸々
家の脇のせまい通路には 殆ど屋根の下にシャラ





とにかく脚立も立たないので
とりあえず下枝を全て落とし邪魔な枝を落とした状態でこれ
これから戦闘開始・・・
じゃなくて剪定開始・・・
アフター写真は撮り忘れ (笑)

しかしこのスペースにこの木を植えるって選択が凄い (笑)
これの10倍のスペースが欲しい
一体誰が設計して誰が植えたのか・・・・
何も知らない設計
そしてその通りにしか植えられない植木屋
もっと勉強して欲しい
ハウスメーカーだって植栽をきちんと覚えれば
どれほど家が引き立つか・・・
後の事を考えて設計すると間が抜けてしまうのかな
植木屋も儲からないか・・・
今日の事しか考えられないんだろうな
「べらんめぇ、宵越しの金は持てるか!!!」 ってか (笑)
もう少し先の事も考えましょう~~~~~~~
  


2019年11月04日

変わりゆく郷土

先日からずっと同じ現場
あと数日で終わりますが
もうちょっとで一月通います
ここ最近
剪定年内になんとかお願いしますって催促の電話が多くなりました
人手が足りなくて間に合いません
ここ2年間で何軒のお客様をなくしたことか・・・

しょうがありません
どうにもなりません
他へ行く人は私でなくてもいいとゆう人です
私でなくては嫌だとゆうお客様は待ってくれますが
そんなお客様が優先です
私を大事にしてくれるお客様は大事です


今行ってる現場に超大きい槇の木があります
2階の屋根がはるか下に見えます
この槇の木去年は手入れしませんでした
今年のぼって駅の方を見ると
景色が変わっている
駅周辺は
屋敷林がとても多い地域でした
それが少し切られて遠くの工場まで見えるようになりました



あと何年か後には
ここのすぐ近くにつくばエクスプレスの駅を繋ぐ主要な県道の工事が始まります
全然違う景色になるんでしょうか
寂しいような、楽しみなような・・・